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【経歴】教育を見つめて40年【対象領域】教育原理、教育心理、経営、会計、ICT、マーケ…

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【経歴】教育を見つめて40年【対象領域】教育原理、教育心理、経営、会計、ICT、マーケティング、マネジメント、キャリアデザイン、まちづくり、第3の居場所づくり、ことば、つたえる、つながる、おもしろい、おいしい、猫のいる暮らし

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固定された記事

#80 生きづらさを抱えていた僕が若者たちを支援するオジサンになった理由

自己紹介を兼ねてアップしておきます。 いつも誰かに支えられながら生きてきました。 感謝しかありません。 残りの人生は恩送りのために命を使います。 それが自分の使命…

けーわん
9か月前
203

#241 教養に乏しい頭で教養について考えてみた

オープンキャンパスで高校生にプレゼンする学生達が準備に勤しんでいる。準備の様子を覗きに行って、あれこれ話を聞いた。 学生が言った。 「ボク、教養が不足しているん…

けーわん
1日前
13

#240  一周忌

亡き友の一周忌、奥様に手紙を書いた。
大切な人を失ったことは何よりも悲しい。
そこを乗り越えるためには、これまで受けた恩に感謝して悲しい気持ちを成仏させなければならない。
人に喜びを与える人ほど、皆から喜びを与えられる人になる。
僕らはそうして生きていこう。

けーわん
2日前
9

#239  心の鍵

カウンセラーと世間話をしていて、思わず深い話を聞かせていただいた。

心を閉じるとか開くとか言うけれど、心の鍵は内側についているんですね。

結局、それを外すのは心の中にいる自分なんです。

私はただその鍵を開けるお手伝いをしているだけなんです、と。

けーわん
2日前
9

#238  今が未来を変える

課題レポートを期限までに出さない学生を問い詰めた途端、家庭環境がダメな自分をつくったと涙の告白。
すごい展開になったな・・・・
過去が未来を決めるわけじゃない。今が未来を決めるんだ。
だから今から人生をつくっていこう。
つまり、今ここでレポート書け!

けーわん
2日前
12

#237 面白半分日記48 芥川賞、オモロイ純文運動家・松永K三蔵『バリ山行』を読み、初めての登山のことを思い出した

芥川賞2名と直木賞1名が決まり、すでにnoteにはさまざまな感想と祝福の言葉が溢れている。 松永K三蔵『バリ山行』が群像新人文学賞(優秀作)を受賞し、その後、芥川賞…

けーわん
3日前
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#236 面白半分日記47 盗作大賞?2024 締め切り近づく!

noteの「お知らせ」はあまり気に留めていないので読んだとしてもすぐに忘れる。 自分が書いた記事の内容も2、3日後には忘れる。 タイトルを見ても内容が思い出せない。 …

けーわん
6日前
19

#235 教職は やりがい搾取なのか?

休日は、とにかく仕事のことは考えずに生活するよう心がけている。 ‥‥と書きながら休日を過ごす矛盾。 教諭時代も管理職時代も、四六時中、生徒のことを考え、生徒や職…

けーわん
7日前
14

#234  銭湯が好き

いくらスーパー銭湯とはいえ、今どき490円は安すぎないか?
1,500円ですと言われても払うかな。

玄関でエバンゲリオンに出迎えられ、大浴場、サウナ、露天風呂、レストラン、マッサージ店と豪華だ。

売店でアザラシの魚クッキー300円を購入。

けーわん
9日前
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#233  情けは人の為ならず

前期後半の定期面談、残り10人。

学生を励ました言葉が自分に返ってくる日々

結果的に自分から元気をもらっているようなもの。
セルフマインドコントロールか。

ポジティブワードを自分にプレゼントしよう。
言霊の押し売りにならぬよう。

けーわん
9日前
11

#232  自分で線引きするんじゃない

「ムリかもしれません」という学生

手が届く範囲のことをやるのは普通。
その枠を越えたところに手を伸ばそう。
君の中にある可能性は君が考えている以上に大きいんだよ

3連休、ひと休みできる。

けーわん
9日前
10

#231  早く人間になりたいチンパン先生

「僕には手が届かないレベルです・・・」と悲嘆する教職専攻の学生

教師という仕事は優秀だからできるわけじゃない

優秀じゃない過去があったから今がある

私は転んでも立ち上がり、なんとか人間になろうとして教師を続けている

けーわん
10日前
14

#230  近未来へ

前期授業をまとめるチンパンジー教授

「良質な問い」を立てること
未来の自分を創るのは自分自身であること
人生は今からでも変えられること

1ミニッツ、2ミニッツ、3ミニッツスターターになろう
数分後の未来の成果はすぐ確認できる。
ヨーイ、ドン!

けーわん
11日前
12

#229  立ちはだかる壁

学生から「授業内容が難しい」と言われたチンパンジー先生。
目の前に現れる壁は必要だから現れるもの。
与えられた試練と受け止めなさい。

目標のない者に壁は現れない。
これは私にとっても壁だ。
喜んで壁にぶち当り乗り越えてやる。
挫折の専門家だもの。

けーわん
13日前
13

#228  雨が空から降れば

雨が空から降れば
思い出は地面にしみこむ
雨がシトシト降れば
思い出がシトシトにじむ(小室 等)

北国の冷たい雨を恨みし日
我泣きぬれて猫とたわむる

よだれかけを付けて、まんざらでもないネコ

けーわん
2週間前
17

#227 青年期の心理の変化と今どきの親子関係と愛着

学生と面談しながら、たぶん親子間の愛着に何か秘密が隠されているのだろうと感じる事例に出会うことが多い。 問題があると思っても、はっきりと「愛着障害」と断言するだ…

けーわん
2週間前
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#80 生きづらさを抱えていた僕が若者たちを支援するオジサンになった理由

#80 生きづらさを抱えていた僕が若者たちを支援するオジサンになった理由

自己紹介を兼ねてアップしておきます。

いつも誰かに支えられながら生きてきました。
感謝しかありません。

残りの人生は恩送りのために命を使います。
それが自分の使命。

TEDに出演したときの動画を。

高等学校での教育を中心にしながら、特別支援教育に直接・間接、有形・無形に関わっているうちに、自分が少年時代に抱えていた困りを語る必要があると思って出演しました。

背中を押してくれたのは、当時勤

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#241 教養に乏しい頭で教養について考えてみた

#241 教養に乏しい頭で教養について考えてみた

オープンキャンパスで高校生にプレゼンする学生達が準備に勤しんでいる。準備の様子を覗きに行って、あれこれ話を聞いた。

学生が言った。
「ボク、教養が不足しているんで、高校生の前で話すのがちょっとアレなんです・・・・」

「アレってどれだ? 自慢じゃないが私は40年以上教師をやっているけど、決して自分の教養が十分足りていると思ったことはないぞ」

「いやいや、先生のレベルは違います(笑)」

「いや

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#240  一周忌

亡き友の一周忌、奥様に手紙を書いた。
大切な人を失ったことは何よりも悲しい。
そこを乗り越えるためには、これまで受けた恩に感謝して悲しい気持ちを成仏させなければならない。
人に喜びを与える人ほど、皆から喜びを与えられる人になる。
僕らはそうして生きていこう。

#239  心の鍵

カウンセラーと世間話をしていて、思わず深い話を聞かせていただいた。

心を閉じるとか開くとか言うけれど、心の鍵は内側についているんですね。

結局、それを外すのは心の中にいる自分なんです。

私はただその鍵を開けるお手伝いをしているだけなんです、と。

#238  今が未来を変える

課題レポートを期限までに出さない学生を問い詰めた途端、家庭環境がダメな自分をつくったと涙の告白。
すごい展開になったな・・・・
過去が未来を決めるわけじゃない。今が未来を決めるんだ。
だから今から人生をつくっていこう。
つまり、今ここでレポート書け!

#237 面白半分日記48 芥川賞、オモロイ純文運動家・松永K三蔵『バリ山行』を読み、初めての登山のことを思い出した

#237 面白半分日記48 芥川賞、オモロイ純文運動家・松永K三蔵『バリ山行』を読み、初めての登山のことを思い出した

芥川賞2名と直木賞1名が決まり、すでにnoteにはさまざまな感想と祝福の言葉が溢れている。

松永K三蔵『バリ山行』が群像新人文学賞(優秀作)を受賞し、その後、芥川賞“候補作”ということを知った時点で、図書館にあった群像3月号で読んでみた。

当然、ネタばらしなどしないし、いつもの「読書日記」としても書かない。

“ 山岳小説 ” と “ 登山つながり ” で思い出を書いてみようと思う。

初めて

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#236 面白半分日記47 盗作大賞?2024 締め切り近づく!

#236 面白半分日記47 盗作大賞?2024 締め切り近づく!

noteの「お知らせ」はあまり気に留めていないので読んだとしてもすぐに忘れる。
自分が書いた記事の内容も2、3日後には忘れる。
タイトルを見ても内容が思い出せない。

実際に読み返しても自分が書いたという確証がもてない。

末期症状だ。
そろそろお迎えが来るのかもしれない。

そういう私であるが、たまにプロみたいにオシャレな文章を書いてみようかなと思うことがある。

日ごろ愛読しているPTAかいち

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#235 教職は やりがい搾取なのか?

#235 教職は やりがい搾取なのか?

休日は、とにかく仕事のことは考えずに生活するよう心がけている。
‥‥と書きながら休日を過ごす矛盾。

教諭時代も管理職時代も、四六時中、生徒のことを考え、生徒や職員との面談、各種調整に追われ、さらに人事評価までやっていた。

「学校・教育はブラック」「教師の仕事はブラック」と言われるが、自分が現職だったほんの数年前から極端に変わったわけではない。

自分ではブラックという感覚はなかったが、これが当

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#234  銭湯が好き

いくらスーパー銭湯とはいえ、今どき490円は安すぎないか?
1,500円ですと言われても払うかな。

玄関でエバンゲリオンに出迎えられ、大浴場、サウナ、露天風呂、レストラン、マッサージ店と豪華だ。

売店でアザラシの魚クッキー300円を購入。

#233  情けは人の為ならず

前期後半の定期面談、残り10人。

学生を励ました言葉が自分に返ってくる日々

結果的に自分から元気をもらっているようなもの。
セルフマインドコントロールか。

ポジティブワードを自分にプレゼントしよう。
言霊の押し売りにならぬよう。

#232  自分で線引きするんじゃない

「ムリかもしれません」という学生

手が届く範囲のことをやるのは普通。
その枠を越えたところに手を伸ばそう。
君の中にある可能性は君が考えている以上に大きいんだよ

3連休、ひと休みできる。

#231  早く人間になりたいチンパン先生

「僕には手が届かないレベルです・・・」と悲嘆する教職専攻の学生

教師という仕事は優秀だからできるわけじゃない

優秀じゃない過去があったから今がある

私は転んでも立ち上がり、なんとか人間になろうとして教師を続けている

#230  近未来へ

前期授業をまとめるチンパンジー教授

「良質な問い」を立てること
未来の自分を創るのは自分自身であること
人生は今からでも変えられること

1ミニッツ、2ミニッツ、3ミニッツスターターになろう
数分後の未来の成果はすぐ確認できる。
ヨーイ、ドン!

#229  立ちはだかる壁

学生から「授業内容が難しい」と言われたチンパンジー先生。
目の前に現れる壁は必要だから現れるもの。
与えられた試練と受け止めなさい。

目標のない者に壁は現れない。
これは私にとっても壁だ。
喜んで壁にぶち当り乗り越えてやる。
挫折の専門家だもの。

#228  雨が空から降れば

雨が空から降れば
思い出は地面にしみこむ
雨がシトシト降れば
思い出がシトシトにじむ(小室 等)

北国の冷たい雨を恨みし日
我泣きぬれて猫とたわむる

よだれかけを付けて、まんざらでもないネコ

#227 青年期の心理の変化と今どきの親子関係と愛着

#227 青年期の心理の変化と今どきの親子関係と愛着

学生と面談しながら、たぶん親子間の愛着に何か秘密が隠されているのだろうと感じる事例に出会うことが多い。

問題があると思っても、はっきりと「愛着障害」と断言するだけの根拠を持てずにいる。
専門家ではないから。

「愛着障害」以前に、「愛着」という概念をきちんと理解し、自分の中に定義させなければならないと思った。

教育心理学から派生させて研究してみたいと思うけれど、自分の本来の研究領域ではないから

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