2000年生まれ 京都府出身 151cm. 作詞家を目指し上京後、インフルエンサーをし…

2000年生まれ 京都府出身 151cm. 作詞家を目指し上京後、インフルエンサーをしながら「東京で生きる女の子の難しさ、大変さ」をテーマにエッセイを書いています。

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【プロフィール】 2000年生まれ 京都出身  色白で小柄な閉じこもり気質です。 父親は呉服屋の経営をしており、 お婆ちゃんは書道家で、常に家では正座という この時代に稀に見る、厳しい家柄で育ちました。 10歳の頃に作詞家を目指し、 自分でもアコギ・エレキ・ベースなどを練習しながら 中2の時には奈良公園で弾き語りの路上ライブをしていました。 それから父親の影響で映画にハマり、 高校は京都で一番有名な演劇部に入部。 高校1年生の文化祭で主役をしたり、 短編映画に出演

    • クズの種類

      持論。自白するクズが一番たちが悪い。 そいつらは自覚している。開き直ってもいる。 改めるかという脳もなく、 一部の人間にはそんな自分で受け入れられていることに甘えてもいる。 そんなクズは自分に都合が悪いものには寄り付かない。 楽ができる人を探し、楽な人といる。 そんな人を渡り歩いて過ごしている。 そしてここ最近そのクズが「愛されるもの」として 表現されているように思う。 どうしようもなさと救うしかない負け顔で、 テレビや生活の上でクズへの寛容さを感じる。 それが受け入

      • いつ出品されても良いような商品になる

        商品、というとモラル派が怒り出してきそうですが、 私たちは所詮商品。 自分が選んだ場所でひっそりただ生活をしたいのであれば そんな戦いに繰り出すこともないのですが、 何者かになりたいと欲を出すなら、 そこは選んだ場所の市場に出て戦わなければならない。 それが得るということかもしれないから、 私たちは商品だと思うのです。 市場には同じような人がいっぱいいる。 自分より上も下も、似たタイプも、 生前より持って生まれたものが違うタイプもいる。 そんな無限にいる中

        • できれば私の知らないところで幸せになってほしい

          おかえり、今日も私 ちゃんと外に出て生活できていることを 不思議に思うほど、 君がいない部屋に帰ってくると どっと、疲れる。 溜息しかない部屋を換気するべきだなと思って 窓を開けたところで大して気持ちも変わらないから リビングの電気もつけずに、ソファに沈んだ。 見たら辛くなるようなものは全て隠したし 後悔だって手放したはずなのに さっき開けた窓から風が入り込んで、 夏の記憶が秋風に追い出されようとしているのを見ると また君の記憶を戻してしまう。 そんな夜

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          好きになるなって言うやつが一番悪いやつ

          好きになるな、って言う奴がこの世で一番悪い!!!! わたし、そう確信してます。 そもそもその好意が見透かされてる感じ 相手は好かれることに慣れてます。 「ハイハイ、お前もね」的な風を吹かせては それを嬉しいとは思えないぐらいには慣れてます。 普通好きな人から好かれてたら嬉しいもの、 でも好きじゃない人から好かれてても微妙なもの、 これもさして普通なこと。 だからお前、わたしにとっては悪いが 別に悪くないのもわかってんのよ、 責められないのがむかつくわ!

          好きになるなって言うやつが一番悪いやつ

          ドタキャンの理由

          ドタキャンされました。さっき( ◠‿◠ ) 「朝から体調悪い。コロナかもしれないし 移したら悪いからまた今度にしよ」 これは相手への気遣いに見せて、めんどくさくなったとか 都合が悪くなったとかその類。 稀に事実だったりするけど、 事実の場合は追加で 別日の提案が「必死で」来るものです。 提案がなければ、しゅーりょー。 これはコロナで増えた言い訳、堂々の第一位です。 そういえば、少し前から返事遅かったし 前のめりじゃないなと思ってたんだよなぁ。 ストーリ

          ドタキャンの理由

          世界が滅亡することを知ってるたった一人

          もしボクだけが、 明日地球が滅亡することを知っていたら。 キミに、世界に教えるのだろうか。 教えることが義務だと思う人もいるだろうし、 教えることが正義だと思う人もいる。 反対に知らない方が良かったと迷惑だと思う人もいる。 でも、果たしてボク一人の言葉を信じるだろうか。 本当だとしても、証明する手段がない。 証明したとしても間に合わない。 ボク以外はみんないつも通りの日常を送っている。 段々この絶望はボクだけでいいような気がしてきた。 アニメや漫画の主人公

          世界が滅亡することを知ってるたった一人

          真実はいくつもいくつもいくつもある

          簡潔に。 真実は 裏の裏、 先手を読んで、 一周回った時には 違う真実になっている。 真実を探した時と見つけた時が 必ずしも同じとは限らない。 なので、基本的に詮索はしないことにしています。 詮索をもう少し分解すると 「仮定を立て、それを立証する証拠を集める行為」 だと思っているのですが、 同時に、詮索には予感がつきものです。 その予感は良いものであれば予感のままにし、 悪い予感であれば追求せずにはいられない。 そして大体、その時の心境は不安で、

          真実はいくつもいくつもいくつもある

          叱ってくれる人がいない

          私は東京に友達がいない。 本当だ。今も何度考えても誰も浮かばないことがそれを証明している。 普通、友達がいれば10秒もあれば浮かぶものだ。 そもそも東京に限らず測定地域を地元に広げても友達は少ない方で、 幼稚園からの親友と、今は関西で美容師をしている 男の子の友達がいるだけである。 学生の頃はクラスのヒエラルキートップ7人ぐらいの女子グループで リーダー的な存在だった。人生でいじめられたこともない。 ずっと友達はいた。 上京した当時、話し相手はおばあちゃんしかいなか

          叱ってくれる人がいない

          仕事依頼

          こんにちは。鈴と申します。 現在、インフルエンサー/エッセイスト/ライターとして活動しています。 以下より、私の活動について紹介しております。 お仕事・各種プロジェクト等のご依頼の際には、 ポートフォリオの代わりとして、 ぜひご参考にしていただければ幸いです。 ▼簡単な経歴と自己紹介▼保有資格▼取り組みの紹介・エッセイスト(noteにて発信中) ・コピーライター(キャッチコピーやコーポレートメッセージなど) ・詩・作詞の製作 ・ディレクション (現在は変更していま

          仕事依頼

          はじめに

          初めまして。鈴です。今私はテレビ局の清掃のバイトをしながら インフルエンサーという今っぽい事もしつつ、このエッセイを書いています。 出身は京都で、家では常に正座という京都随一の厳しい家庭に育ちました。 小学5年生の頃に作詞家になりたいと思い、二十歳の冬に上京。 紆余曲折して、今音楽番組のスタジオの清掃をするに至ります。 この街(東京)で生きていくということ。 それぞれの疑と解があると思います。 どこに疑問を抱くのか、 どこで折り合いをつけるのか、 どこまで私はやるのか、

          はじめに

          それは一人旅ではない

          ずっと前の秋、当時付き合っていた人と熱海に温泉旅行に行った。 あまり計画も立てず、泊まるホテルだけを決めて のんびりな旅行だった。二人は楽しく過ごしていたと思う。 その次の日、私たちは別れた。 前兆なんて一ミリもなかった。 しかし、旅行の帰り道 千年の恋も冷めるようなことを私がしたため 相手の半年の恋を終わらせてしまった。 具体的なことは自分のために言わないでおく。 その気持ちを彼は「ピュー、パーン」と言った。 ん?どういうこと?と思ったが、 花火が散ったように、気持ち

          それは一人旅ではない

          タクシー乗り場にて、ドラマにならないような話

          9月の終わり、深夜1時 私は六本木のタクシー乗り場にいた。 待てど待てども空車のタクシーは通らず、 30分が経った。 私のひとつ後ろに並んでいたお姉さんが、 (実際はおばさんだがここではお姉さんとする) 「あんたちゃんとタクシー捕まえなさいよ!!」 と一番前に並んでいたサラリーマンに言っていた。 泥酔しているんだろうけれど、無茶な要望だなと思った。 通るタクシーがそもそも全く空いていないのに 捕まえたい気持ちは十分にあるはずだ。 「えええ…踊ればいいんですかね。は

          タクシー乗り場にて、ドラマにならないような話

          インターネットで降る雨は私たちを濡らさない

          現代では私たちは声よりも先に文字でやり取りをする。 おはようとかおやすみとか言っている間に 文字のやり取りだけで終わることも少なく無い。 私は世間でいうZ世代であるのに、 文字は文章には良いが、会話には向かないと思っている。 ラインの返事に関してもこの文面は冷たすぎるとか 既読無視だとか、 絵文字で終わらせようとしているとか何とか、 私たちは必要以上に文字に踊らされていると思う。 その予感が合っているかどうかなんて 文字のやり取りでわかるはずがないし、

          インターネットで降る雨は私たちを濡らさない

          人それぞれの天職

          私が人生で一番最初にしたバイトは ヤマザキパンの工場のバイトだった。 駅から工場まで少し距離があるので往復バスが走っていて、 そのバスも数時間おきにしか走っていないので 大体いつも1時間かけて駅から工場まで歩いていた。 工場に着くと入口からあらゆるパンの混じった匂いが鼻にくる。 この匂いがあまりに毎日続くと入口に来ただけで吐き気がする人もいるらしく パンを嫌いになる人も後を絶たない。 ただ、私はこのバイトをしようと思った理由はパンが好きだからというすごくシンプルなもので

          人それぞれの天職

          ミュージカル女優を目指す女の子の話

          唯一、東京にはおばあちゃん以外に 頼れる人がいた。 それが高校からの同級生の女の子である。 彼女は幼少期から劇団四季が好きで、 ミュージカル女優を目指していた。 彼女とは同じクラスであり、同じ演劇部に入っていて、 三年間を通して恋も夢も語り合うような素晴らしい仲だった。 そんな彼女は高校卒業後そのまま上京をして ミュージカル専攻の大学に入った。 そして定期的に京都に帰ってきたとき、 京に行った時には会って現状の分析と今後の空想を話し合っていた。 そして後を追うように

          ミュージカル女優を目指す女の子の話