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VF以外のシューズについて

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#ジョギング

Adizero SL:アディゼロシリーズからオーソドックスなデイリートレーナーの登場

Adizero SL:アディゼロシリーズからオーソドックスなデイリートレーナーの登場

アディダスの新作シューズ「ADIZERO SL」が12月1日より発売されるが、売価は14,300円(税込)という、比較的購入しやすい価格のデイリートレーナーである。この1足をもって、2020年あたりまでの7-8年間にアディダスのランニングシューズを長く支えたブーストシリーズからLIGHTSTRIKEとLIGHTSTRIKE PROへの移行が完了した印象を受けた。

ミッドソール

冒頭に触れたブー

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「シダス」のランニング用インソール「ラン3DセンスJP(RUN 3D SENSE JP)」について

「シダス」のランニング用インソール「ラン3DセンスJP(RUN 3D SENSE JP)」について

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この度、インソールでお馴染みの「シダスジャパン」よりランニング用ソックスの「ラン・フィール」とランニング用インソールの「ラン3DセンスJP(RUN 3D SENSE JP)」をご提供していただきました。

今回は私自身初めて使用した「ランニング用インソール」について簡単なレビューをさせていただきます。

私事ではありますが、昨年の夏に第二子が生まれたこともあり、現在の私のランニン

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アディダスの2021年・ガチの新作ランニングシューズ。

2021年5月25日、アディダスオーストラリアの公式ホームページに2021年の新作シューズのラインナップが掲載された。

世界陸連の承認済シューズリストの最新版(5月21日)にもアディオスプロ2/タクミセン7等が掲載されていたので、それらはそろそろ発売が近そう。

そういえば、アシックスのメタスピードスカイの発売前(公式発表の3/30の前)にもアシックスユーロのサイトに先に公式情報が掲載されていた

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中国版ヴェイパーの「ポテンシャル」を探る②:中国スポーツブランド各社の基本概要

中国版ヴェイパーの「ポテンシャル」を探る②:中国スポーツブランド各社の基本概要

前回の中国版ヴェイパーの「ポテンシャル」を探る①で、2020年の各メーカーのレーシング新作のおさらい、中国メーカーの技術力、そして李寧と特歩の2つの中国ブランドの基本情報について書いた。

第2章は↑の記事から1年後となってしまったが、この1年間で中国の各スポーツメーカーがこぞって厚底カーボンシューズの新作を発売しているので、基本情報として各メーカーの基本概要について触れていきたい。

中国では2

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ドン・キホーテの超厚底カーボン"スニーカー"【アクティブギア・ファールラン】の地球最速レビュー

ドン・キホーテの超厚底カーボン"スニーカー"【アクティブギア・ファールラン】の地球最速レビュー

(トップ写真:出典 ドンキホーテTwiter公式アカウント)

総合量販店大手のドンキホーテがこの度、超厚底カーボン"スニーカー"の新商品"アクティブギア・ファールラン”を2月19日に発売(税込8,789円)。

(出典:ドンキホーテTwiter公式アカウント)

全4色展開でドンキホーテ公式Twitterや、各メディアが一斉に発売日の2月19日に合わせてドンキ厚底の発売を報じた。

(各カラーの

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【最新の厚底シューズに関する雑感】

【最新の厚底シューズに関する雑感】

(トップ写真:Qiaodan社 / 飞影PB)

さっき、10分ぐらいで※Twitterにツイートしたことを雑感としてnoteにまとめます。

※(お陰様で6,000フォロワーになりそうです。ありがとうございます)

最近では、新しい厚底カーボンシューズの情報がリークされるとき、だいたいアメリカ時間の夕方に情報が出回って、日本時間の朝に時間差で出回るパターンが多い。

【2/12 日本時間朝の6時

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ワークマンの税込1900円厚底シューズ「アスレシューズハイバウンス」って実際にどうなん?

ワークマンの税込1900円厚底シューズ「アスレシューズハイバウンス」って実際にどうなん?

6月に出会ったこの1足。

今でもワークマンの店舗で品薄状態が続いていると耳にするが、私にとってはもはや体の一部のようなシューズとなっている(ニットアッパーなので靴下のようなものである)。

6月にワークマンの3店舗をジョギングで回った時に、それらの店舗にはこの1900円厚底シューズ「アスレシューズハイバウンス」の在庫がなかったが、次回入荷予定日を店員さんに聞いたので、たまたま購入することができた

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ランニングシューズのアッパー素材の変化【ナイキのヴェイパーウィーブがもたらした合成繊維の興隆】

ランニングシューズのアッパー素材の変化【ナイキのヴェイパーウィーブがもたらした合成繊維の興隆】

私はエリートランニングの世界におけるランニングシューズが劇的に変わったのは2017年のヴェイパーフライ4%の登場以降の3年間だと思っている。

そして、この1年間の間でアッパー素材の変化が目覚ましく起こっているが、後述する合成繊維のアッパー素材をパフォーマンス系のランニングシューズに惜しみなく投下しているのは、今のところナイキ、アディダス 、そして中国のメーカーであると感じている。

素材を知るこ

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各メーカーの厚底カーボンシューズ計30足の比較(2021年新作:11足)

各メーカーの厚底カーボンシューズ計30足の比較(2021年新作:11足)

2017年の夏にナイキがヴェイパーフライ4%をリリースしてからはや3年。

各メーカーがこぞって厚底カーボンシューズの新製品をリリースし始めたのが2020年になってからだった。今や、メジャーなブランドだけでなく世界中のシューズブランドがこのシステムのシューズをリリースしているので、今回は19足+2021年の新作11足の比較を“各ジャンル”ごとに行うことにした。

シューズの重量は各26.5cm、各

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アディダスの新厚底シューズ【アディゼロアディオスプロ】のポテンシャルその②:各パーツのインプレッションと3種類の走行テストで導かれたこのシューズの特徴

アディダスの新厚底シューズ【アディゼロアディオスプロ】のポテンシャルその②:各パーツのインプレッションと3種類の走行テストで導かれたこのシューズの特徴

アディダスの新厚底、アディゼロアディオスプロを着用した選手がプラハハーフで好記録をマークし、アディダスの反撃を印象付けた。

2020年9月14日には全世界で一般発売されたアディオスプロであるが、このシューズのそれぞれのパーツについてのインプレッション 、また3種類の走行テストから導かれたこのシューズの特徴について記す。

【関連記事】

アッパー(フィット感・ホールド感・通気性)ランニングシュー

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厚底カーボンシューズ戦国時代履き比べレビュー【2020年秋場所】

厚底カーボンシューズ戦国時代履き比べレビュー【2020年秋場所】

5社の厚底カーボンシューズの5種のテストランを9月6日の朝に行った。

よく会う人に「おはようございます」と言われたけど、内心「あの人何してんねん」と思われたかもしれない。笑

“2020年秋場所”

左から(L to R)
① RACE 160x(Xtep)
② Endorphin Pro(Saucony)
③ Fei Dian(Li-Ning)
④ Adios Pro(adidas)
⑤ VF

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