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「シダス」のランニング用インソール「ラン3DセンスJP(RUN 3D SENSE JP)」について

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この度、インソールでお馴染みの「シダスジャパン」よりランニング用ソックスの「ラン・フィール」とランニング用インソールの「ラン3DセンスJP(RUN 3D SENSE JP)」をご提供していただきました。

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今回は私自身初めて使用した「ランニング用インソール」について簡単なレビューをさせていただきます。

私事ではありますが、昨年の夏に第二子が生まれたこともあり、現在の私のランニングの頻度は以前よりもかなり減って、トレーニングというよりかはフィットネスの一部になっています → 私のStrava

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現在はそのような走力ではありますが、今回は「ラン3DセンスJP」のインソールをPUMAのリベレイトニトロというランニングシューズに入れて走りました(左がシダスのラン3DセンスJP)このシューズは「ニトロフォーム」という柔らかめのクッション性の高いミッドソールのシューズですが、カーボンプレートなどの剛性を高めるものが入っていないシンプルなシューズなので屈曲性が高いシューズです。

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普段は舗装路を走るので、当然アスファルトは硬くそのニトロフォームのクッション性が役立つのですが、一方でいわゆる「沈み込み」というのが多少あります。↑のようにミッドソールにシワが少し入るようなナイキのZoomXのような柔らかいミッドソールですから、ニトロフォームはクッション性が高いとはいえ「フニャ」っとなる局面があり、分厚さもあって安定性がそこまで高くはないと感じています。

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ここで役立ったのが、このシダスの「ラン3DセンスJP」です。リベレイトニトロに最初から入っているインソールは一般的なEVAカップインソールで軽量でクッション性があるのが特徴。このEVAカップインソールにニトロのミッドソールの柔らかさも相まって、接地の安定性に少し欠けるというのが正直なところ。

「ラン3DセンスJP」を入れて走ってみると、特に中足-後足部にかけての接地の安定性の高さにすぐに気付きました。何回か試した後、片足はシダス のインソールで、もう片足はPUMAのEVAカップインソールで走ってみたり、歩いてみたりしましたが、やはりそれぞれで微妙に接地時の安定性に差があるな、と感じました。

ゆっくりのジョグだけでなく、マラソンを視野に入れている人なら筋持久力を高め、有酸素能力開発の基礎となるロングジョグ、LSDなど距離が長くなればなるほどシューズの接地時の安定性を高めることは、故障予防の観点では非常に大事です。

私のようにトレーニングをそこまで積んでいない状態であれば、ランニングの着地衝撃を受け止める筋力があまり備わっていないので、こういったインソールの存在はより大きくなるでしょう。

また、クロスカントリーやトレイルランという不整地を走る局面でも安定性は故障の予防と前方方向への推進力という意味では重要です。

ですから、インソールを「ラン3DセンスJP」のようなものに変える事によって特に以下の効果が期待できるのではないかと思います。

・柔らかいミッドソールのシューズに入れることで安定性が向上:故障予防
→ リベレイトニトロやフューエルセルレベルv2、ペガサスターボなど
・不整地など安定していない路面で走る時に最適:捻れを防いで捻挫などの故障予防や、うまく地面を捉えることができ前方への推進力に繋がる

もちろん「ラン3DセンスJP」は通気性の向上や推進力の向上という機能性も備えていますが、接地時の安定性を高めるということが今の厚底シューズ全盛期にとって重要ではないでしょうか。

現在は上記のリベレイトニトロやフューエルセルレベルv2、ペガサスターボといった超軽量(210gを切るぐらい)でかつクッション性の高いミッドソールのデイリートレーナーのシューズが普及しています。超軽量ながらも厚みのあるシューズということですから、安定性が少し欠けるシューズが多いです(逆に260-300gぐらいあるシューズは硬度が硬いミッドソールを使っていたり、横幅が広くてずっしりしていて安定している)

「ラン3DセンスJP」はどのようなシューズにもそれなりに合うとは思いますが、こういった軽量でかつクッション性の高いシューズと相性が良いのではないかと思います。また、安定性が高くなる事で、ウォーキングにも最適です。故障上がりの時期や、オフ明けの復帰の時期など使用する時期によっては大変重宝できるでしょう。

また、トラック練習のカーブの局面でミッドソールの柔らかいアディオスプロやヴェイパーフライネクスト%のような厚底カーボンシューズを履く時にも安定性の向上でコーナリングがスムーズになるのではないかと思います。

懸念としては「ラン3DセンスJP」は39gの重量があるので、アスリートにとってはレース用、ハードなワークアウト用には向いていないかもしれないかなと。シューズが少しだけ重くなってしまう。そもそも重量と安定性は関係性があるので、練習の種類によってインソールを使い分けると良いのではないかと思います(スパイクを履くときはできるだけ軽い方が良いように)

中長距離の持久系ランナーにとって、ジョグといった低強度の練習が大半を占めるので、そういった練習ではこういったインソールが活躍してくれるかなと思います。

「ラン3DセンスJP」は柔らかくて軽量なシューズと相性が良いのではないか、というのが私が使った感想です。故障予防は非常に大切な事なので、ガチの持久系アスリートでもこういった安定性を高めるインソールは十分に使う価値のある製品だと思います。

もちろん、今の私のようなファンランナーやビギナーのランナーにとってはまだ十分に筋力も備わっていない状態ですし、どんな練習に対してもオススメのアイテムだといえます。

ちなみに、他のインソール を試したことがないので「ラン3DセンスJP」が他のインソールと比較としてどうかについては記載できません。

個人的にはヴェイパーフライネクスト%などといった厚底カーボンシューズを履いてワークアウトをした時に過回外 / 過回内(足部の過剰な内側や外側への捻れ)によるアーチの崩れが足底筋膜炎や股関節周辺の故障に繋がっているような気がするので、こういったスタビリティ(安定性)を高めるインソールを入れる事によってその症状がどのように予防できるのかは興味深いところです。

今の私のレベルでは、ヴェイパーフライネクスト%などの厚底カーボンシューズが少し重くなったぐらいではパフォーマンスにあまり変わりないと思っているので、どちらかというと故障予防の観点からこういったインソールを今後も試してみたいと思っています。

※厚底カーボンシューズ特有の故障予防にはウェイトトレーニングなどで股関節周辺の筋力を強化することや、裸足や薄底シューズで走ってみたり、カーフレイズやタオルギャザーなどで足裏の神経伝達の機能性を保ったり強化することも重要です。

【シダスジャパン】
https://www.instagram.com/sidas_japan/

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