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【おすすめ本紹介】僕の人生を変えた本5選

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僕は本には人生を変える力があると思っています。

たった一冊の本で人生観がガラッと変わり、つまらなかった人生が好転していくこともあるでしょう。もちろん、本を読むだけでは意味はなく行動を起こすことが重要ですが、その行動のきっかけに本は大いに役に立ちます。

今回は僕の人生を変えたといっても過言ではない5冊の本を紹介します。



生きていてもいいかしら日記/北大路公子

40代、独身。好きなもの、昼酒。座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。“いいとこなし”に見えるけれど、なぜかおかしいキミコの日々。「結婚しないの?」と聞かれた時の答え方、圧力鍋との15年戦争、父のゴミ分別の不可解なルール、朝はなぜ眠いのかについての考察など、日常の出来事に無駄な妄想で切り込んでいく。読んでも何の役にも立たないけれど、思わず笑いがこみあげて、不思議と元気が出てくるエッセイ集。解説の恩田陸さんも「この人に一生ついていくと決めました」と絶賛。

生きていてもいいかしら日記 | 北大路公子著 | 書籍 | PHP研究所

有名人から身近な大人まで口をそろえて、「本を読め」と言います。読書慣れしていない人は、本を読むことを苦行のように感じる人も少なくないはず。

読書好きがおすすめする本は、良いことが書かれているのは確かなのですが、読書初心者にとっては難しい。難解な本を無理に読もうとして挫折し、読書嫌いが加速しまうでしょう。

僕が人生を変える本の1冊目に選んだ『生きていてもいいかしら日記』は人生の役には立ちません。ただ、くすっと笑ってしまうほど面白い本です。

本には人生を変える力がありますが、まずは活字に慣れる必要があります。読みやすく面白い本で読書嫌いを克服し、人生を変える本を探しましょう。


人生、何を成したかよりどう生きるか/内村鑑三、佐藤優

日本を代表する思想家・内村鑑三の100年以上前の伝説の講義
『後世への最大遺物』を読みやすく現代語にし復刊!
お金?仕事?教育?思想?それとも・・・?
ーーわたしたちが死ぬときにのこす価値のあるものは何か
古典が教える先が見えない時代を生き抜くヒント

【文響社 公式】人生、何を成したかよりどう生きるか / 内村鑑三(著) 佐藤優(解説) (bunkyosha.com)

自分が生きた証を残したいと考えている人ほど、この本を読むことをお勧めします。

「腑に落ちる」という言葉があります。僕がこの本を読んでいるとき、何度も腑に落ちる文章に出会いました。

愛する友よ、私たちが死ぬときは、生まれたときより、世の中を少しでも良くしてから死んでいこうではありませんか

人生、何を成したかよりどう生きるか/内村鑑三、佐藤優

この文章を読んだとき、歴史に名を残したいといった凝り固まった思考が、すっとほどけていき、世の中のために自分は何ができるだろうかといった優しい考え方に変わったことを覚えています。

「人生は死ぬまでの暇つぶし」という言葉をたまにSNSで見かけますが、僕は、「私たちが死ぬときは、生まれたときより、世の中を少しでも良くしてから死んでいこうではありませんか」のほうが好きな言葉です。


脳科学は人格を変えられるか?/エレーヌフォックス、森内薫

人生の明るい面に目がいくか、暗い面に目がいくか。その差は脳の活動パターン自体に関連していた。エジソン、チャーチル、マンデラ……逆境に打ち勝つ偉人はみな「楽観主義者」。〈楽観脳〉と〈悲観脳〉は何が違うのか、心理学、分子遺伝学、神経科学を横断しながら人格形成の神秘を明らかにする「白熱教室」。解説・湯川英俊

Amazon.co.jp: 脳科学は人格を変えられるか? (文春文庫) 電子書籍: エレーヌ・フォックス, 森内薫: Kindleストア

本書では、楽観脳と悲観脳の違いに注目し、遺伝子と環境の影響を分析しています。特に、環境の変化が脳に与える影響や、ポジティブな思考を育む方法について解説されています。

「人生がどうなるかはすべて運」といった言葉をよく目にします。もちろん運や遺伝の影響は大きいですが、脳細胞は僕たちが思っているよりも簡単に変化するようです。


タタール人の砂漠/ブッツァーティ、脇功

辺境の砦でいつ来襲するともわからない敵を待ちながら,緊張と不安の中で青春を浪費する将校ジョヴァンニ・ドローゴ――.神秘的,幻想的な作風で,カフカの再来と称され,二十世紀の現代イタリア文学に独自の位置を占める作家ディーノ・ブッツァーティ(1906―72)の代表作にして,二十世紀幻想文学の世界的古典.1940年刊.

タタール人の砂漠 - 岩波書店 (iwanami.co.jp)

この小説を読んだ後、僕はしばらく立ち直れなかったです。青春という二度と取り戻せないものを浪費していくこの話は、無職の人や人生を楽しめていない人ほど心に刺さるでしょう。

この小説を読んでいる間は退屈かも知れません。小説の中で事件はほとんど起こらないからです。しかし、途中で読むのを辞めたい気持ちをグッと抑えて最後まで読んでください。おそらくあなたの心に、この小説が重くのしかかるでしょう。


内向型人間のすごい力/スーザン・ケイン

ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった! 内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のこと。社交的で自己主張が激しい外向型のイメージがあるアメリカ人だが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、内向型の強みと魅力を明らかにする。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000208039

内向的な性格は外交的な性格よりも劣っていると思われがちです。自分が引っ込み思案なことで悩んでいる人も多いはずです。

しかし、内向型人間の良い面、悪い面を正しく理解することで、自分に合った仕事やライフスタイルを選択することができます。

僕は本書を読んだことで、引っ込み思案なことを悩むのではなく、この性格をうまく活かしていこうと考えられるようになりました。


まとめ

いかがだったでしょうか。
僕はかなりの本を読んできました。その中でもこの記事で挙げた5冊は人生に大きな影響を与えました。

まだ読んでいない本があったならぜひ読んでみることをお勧めします。きっとあなたの人生にも良い影響を与えるでしょう。


↓僕が書いた本です。ことちらもぜひ読んでみてください。


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