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【おすすめ本紹介】思わず旅に出たくなる旅行記5選

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家にいても旅行気分を味わえる。僕が読んだ中でおすすめの旅行記を5冊紹介します。

旅行好きもそうでない人も読み終えたら旅に出たくなることまちがいなしです。



行かずに死ねるか!: 世界9万5000km自転車ひとり旅

「平穏な人生?それが運命なら自分で変えてやる!」そう決意してこぎだした自転車世界一周の道。だが、砂漠地帯で拳銃を持った強盗が―!身ぐるみはがされた後も疾走し、出会いと別れを繰り返しながら駆け抜けた七年半の旅。笑えて泣ける、大興奮紀行エッセイ。

https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344409590/

7年の自転車一人旅を1冊にまとめた贅沢な本。僕の一人旅好きは、この本がきっかけと言っても過言ではありません。

自転車で日本一周している人は、SNS上でたまに見かけます。しかし、自転車で世界一周となるとハードルがぐんと上がる。当然日本語は通じない、強盗に襲われて身ぐるみを剥がされながらの世界一周は、まさしく命をかけた冒険と言えます。


そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ

大学4年のある日、オオカミの夢を見た。自然写真家を目指していた著者は、導かれるように1冊のオオカミの写真集と出会う。「ダメもとくらいの挑戦をしないと、人生は面白くない」と語る著者は、その世界的な写真家ジム・ブランデンバーグに弟子入りを直接志願するため、単身アメリカに旅立つ。

ミネソタ州北部に広がる森と湖の世界「ノースウッズ」の入り口へたどり着き、ジムの家がその先にあると突き止めると、カヤックにキャンプ道具を積み込み、水上の旅へ。深い北国の森と無数の湖、様々な野生動物との出会い。8日間の旅の末にたどり着いた場所で、ついにジムとの対面を果たすが――。

臨場感あふれる自然描写、不安に揺れ動く心情を正直に素直に描く、著者のかざらない姿に、いつしか共感し励まされる。自分の足で歩き、自分の目で見て、人と出会うことの大切さを教えてくれる、人生の羅針盤となりうる一冊。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167918835

旅行記といえば『深夜特急』が有名ですが、僕はこの本をおすすめします。

自然が舞台の旅行記なので、文章が丁寧でまるで自分がその場にいるかのように読むことができます。

読書が苦手で、ついつい途中で挫折する人に特におすすめ。

阿房列車―内田百けん集成〈1〉

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和25年、先生は旅に出た。道づれはヒマラヤ山系なる茫洋とした男。役に立つこと、ためになることはひとつもせず、借金まみれなのに一等車に乗り、妙に現実ばなれした旅はふわふわと続く。上質なユーモアに包まれた紀行文学の傑作。

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480037619/

内田百閒の文章は昔に書かれたとは思えないほど読みやすくおもしろい。

用事はないけど一等の列車に乗ってふらっと旅へ出る。僕もこんな感じの一人旅をいつかやって見たい。

ぐうたら旅日記 恐山・知床をゆく

「旅は嫌いだ。とにかく面倒だ」というキミコが、恐山を二度も訪ねた理由とは? 四時間並んでしみじみわかったイタコの口寄せの全貌とは? 知床や網走の秘境ではしゃぐ男女にかけた呪いとは? 北のパワースポットで妄想を膨らませつつ、暇さえあれば飲んでばかりの珍道中に思わず笑いが込み上げる。摩訶不思議な掌編小説「ぐうたら夜話」五編も収録。著者撮影の写真入り旅エッセイ、待望の文庫化!

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76576-1

旅行嫌いの著者が書いた旅行記。朝から酒を飲んでぐうたらと旅行するエッセイです。

『行かずに死ねるか』のような命懸けの旅行記とは違い、ゆる〜い旅行記です。著者がエッセイ作家なので、文章がクスッと笑えるほどおもしろい。


深夜特急

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!

https://www.shinchosha.co.jp/book/123528/

旅行記といえばこの本。多くの人をバックパッカーにしてきた旅人のバイブルです。少しでも一人旅に興味がある人はこの本を読んだ方が良い。

貧乏旅なのにマカオのカジノでお金を減らし、旅人らしい無計画さも面白い。


まとめ

以上『【おすすめ本紹介】思わず旅に出たくなる旅行記5選』でした。
僕が一人旅好きになったのは、旅行記を読んだからでもあります。ぜひコメント欄で、あなたのおすすめの旅行記を書いてください。


以下は僕が書いた旅行記です。ぜひ読んでみてください。

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