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人は何のために学び続ける必要があるのか? 

親は自分の子どもたちに「勉強しなさい」と言います。しかし、何のために勉強するのかを明確に説明できる親は少ないようです。また、仮にそれができたとしても、あまりにもエゴが強すぎるような説明ですと、子どもは学ぶことが好きになりません。

今回は、「人は何のために学ぶのか」「学びとは何か」について考えてみました。


人は何のために学ぶのか?

学びの第0段階:知的好奇心

人は生まれながらにして知的好奇心があります。赤ちゃんは妊娠6か月ごろには耳ができるそうですから、その学びは体内にいる頃から始まっているはずです。この段階の学びは、「~のため」というよりも生物としての知的好奇心が根本にあるのかもしれません。生きていくために人間の脳はそのようにできているのでしょう。

学びの第1段階:自分のため

大人も子どももその学びの第1段階は自分のためです。それは、進学や資格試験、就職、その他諸々の目的であってもいいでしょう。

学びの第2段階:生活のため

第1段階の延長線上にあるものは、自分たちの生活のためです。進学や資格試験の先にも、就職があります。そして、自分の手で稼ぎ続ける必要があります。

学びの第3段階:社会への還元

人それぞれが学んだことは、無数の形で世の中に還元することになります。それは、社会人であったり、主婦や主夫、あるいは学生のアルバイトであったりしても、同様です。人間社会では自分が学んだことを世の中にお返ししていくことが当然の活動となります。

まとめ

人の学びは、直接であれ間接であれ世のため人のために生かすことが根本にあります。そして、学び続けることにより、人間が成長し続け社会が発展し人類が進化することが望ましいです。

そして、最終目標は、一人一人の人間が幸せになることが目的です。学び続けることを放棄しますと、我々人類の成長は止まり衰退や滅亡に繋がることになります。

学びとは何か?

学びとは、何も筆記用具を持って、入試や資格試験の勉強をするだけのことを指しません。例えば、電車の中で周りの人間観察をしたり、会社の中の人間関係を把握したりすることも、立派な学びです。そして、その学びを通して、自分自身の人生に生かすことが幸福や成功への一番の近道です。

私は子どもの頃から言葉の成長が遅かったのですが、人間観察とその分析だけはしっかり行ってきました。そのことが社会人になって営業の実力の源泉になっています。

学びとは継続的なものであって、決して一朝一夕でその成果を求めるものではありません。特に、対人間の物事では長期間の学びがあとになって役に立ってくるものです。

学びにもいろいろあって、そのことを一人でじっくり考えることも人には大切なことだと思います。

<今日の3行日記>

私は自己成長に繋がる学びが子ども頃から大好きでした。そして、それらの学びは自己研鑽にも最適でした。noteの世界には私と似たようなタイプの人間が多いような気がします。

「学び フリー素材」で検索しましたら、下の画像が出てきました。
来年は卯(うさぎ)年だからでしょうか。


今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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