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研修の学びとまとめ


小学校、中学校で、不登校児童・生徒支援員としての役割は

子どもの心に寄り添うこと


私たちは、教師ではない
不登校児童・生徒支援員だ

その立場を区切っておく必要がある

しかし、学校の中で働く以上、
学校の枠に沿った活動をしていくことになる

そのため、
子どもと寄り添うことで
子どもと先生の間に挟まれる
子どもと保護者の間に挟まれる

それは、保護者が
子どもと学校に挟まれるのと
同じような悩みだと思う……


子どものためにどのような支援をしたら良いのか?

保護者
先生
学校

支援員

思いは一緒だ!


それぞれが、それぞれの思いを持って
子どものことを考えている……


自分には、その子に何をしてやれるだろうか……

そう、みんなが思っている……


不登校児童・生徒支援員は、常に一人だ!

だから、常に相談する、まわりの力を借りる
わからないことは、いろんな人に聞く


自分は小さいものなのだ!

一人では力は及ばない

周りにたくさんの人がいて

力をもらい、自分は十分な力になれるのだ

自分の仕事だけでなく

人の生き方と重ね合わせた

同じだ……

そんなことを学んだ!


一人とは、心細く、淋しく、不安と感じるかもしれないが……

自分の小ささに気づき、周りと手を取り十分な力とすることを学べる!

一人でやろうとする人ほど、

群れ、集団、肩書き、評価、地位、権力、依存、固執
力となるようなものを備えたくなるのだろう…



この仕事を始めて半年が経つが、
その中で多くのことを学んだ!



さて、
研修で学んだことをまとめてみたいと思う。

中学校は、別室登校できる場所がある学校がほとんどだった。
小学校は、別室がある学校とない学校がある。

中学生は、自分たちが思い思いに過ごすことができるが、
小学生は、未発達のため、個別の働きかけが必要と感じた。


簡略して、言葉にすると当たり前のことのように感じますが、
そんな簡単なことではない…
心に留めていけるといいと感じます。
太字はSV(スーパーバイザー)の先生が、
伝えてくれたポイントになります!

<中学生の事例>

小学校低学年からずっと不登校傾向であった。
ムズムズ症で、眠れずゲームなどをしていて昼夜逆転している。
朝起きれず、登校したりしなかったり、登校しても遅い登校。

アトピーがある。常に痒がっている。集中しているときは痒みを感じていない。学校を行きたくないが、親に行ように言われている。
泣きじゃくりながら「学校に行きたくない」と話すこともある。
学校へ行かせることはどうなのか……

昼夜逆転や、親ニーズと子のベネフィット、
このような場面は多く考えらることだと思う……

「生活リズムを整える!」

ここは生活する上での基本!
ここを整えることが最優先されること

身体症状については、主治医のもと服薬を利用
カフェインの制限
運動をすると、よく眠れる

そんなことはわかっている
それができずに困っている
と言われそうだが…

きっと、そこをやることだけでも
本人はしんどいのだろう…

本人が、主体的な問題として考えていく

この支援を作っていく!
身体症状があるならば、主治医と学校を連携させる
チームとした体制を整える。

目指していることは
生活リズムを整えること
朝起きれるようになること
学校に登校できること

かもしれないが…

行っていくことは、
本人が主体的な問題として考えていくことなのだ!



親のニーズと子のベネフィット(利益)には違いがあることがある…
相反していることがある

取引されて来ているのか?
嫌なのに来たのか?
何か買ってあげるとご褒美的なものを言われて来たのか?

労う!

学校行きたくない子に対して、

「学校に行きなさい」とは言わなくていい

でも、

「学校に行かなくていい」
ということも、言う必要はない!

それは親の意見です!

そこについては、
親が決めることではなく、
本人が決めること!


本人に、主体的に考えさせる

自分が決めていく!



私たちができることは、

ぶっちゃけどーなん?
言い分を聞く!
ぶっちゃけた本音の話ができるといい
ぶっちゃけの気持ちができて良かったね!

言い分を聞く!

ということ。

きっと、親、先生、学校、大人というような、
後ろ盾にあるものを感じて、言えないことが多いと思う…
そのバックにあるものを取っ払い、
子どもの同じ目となっていると、話してもいいかな〜
と思えるのだろう!

誰でも、圧を感じたり、否定される反論されると思えば
話せないものだ…



<小学校の事例>

学校には通常に登校。理解などできている。
他人への危害や徘徊、奇声の問題行動が見られる。
感情のコントロールが難しい。

大人でも子どもでも、同じだが、

何かの感情に対しての動きは、
脳の機能的なもので起こっている。
それは、その人にとっての、
自然治癒的なもの!

例えば、
蹴る、叩く、殴る、ワーワー言う、泣く、
リズム運動(貧乏ゆすりのようなもの)など…

深呼吸、呼吸法をする!

呼吸が難しくできない人もいる

その場合

プチ行動療法をする!

生理的変化が起こったら、その場から離れるようにする!


生理的変化を知る!
その行動をしてしまう時、
「体がどんな感じがするの?」

生理的変化を感じたら、伝えるようにし、
一回りさせるなど、その場から離れることをする。


私もこの支援を取り組んでみたことがあるが、
嫌な気持ちまでしか言えなくて、
その先の、体がどうなっているか?という
本人が体に目を向けるところまで届かない…

お腹がモゾモゾとかグルグルとか
胸のところがグーっとなるとか
そんな感じがわかるといいな〜と思うけど…
難しそだな〜〜😅
がんばります!




感情のコントロールは、
誰にでもいえること!

参考になると思います!


私は、生理的変化はソワッです!
ソワって感じたら、
呼吸を整える!
たいてい落ち着いて、冷静になります😊

呼吸できない時は、今までと別の作業をする!
感情も思考も、一旦離れる!
動きを変えて、切り替える!

心を安定させているから
ソワってすることも、それほどないけれど…
この前のイヤフォン忘れた時はソワッとしたよね(笑)



気持ちに、波や選り好みをしている時、
そういう時は、軽く捻挫しているようなものだって…

捻挫をしているときに動いても、なかなか治らないように、
波がある時に動いても、余計にひどくしてしまうことになったりする



落ち着くこと
それが次につながる手立てなのかもしれないね……




個人的なまとめになります!
人には、それぞれの背景があります。
正解というものはありません。

自分が何を選び、何を行っていくか。
それがその人の出した答えなのだと思う。

正解がないことをして行くということは、
不安もあり自信もない…
そこに対して、自分自身が納得できることをしていく
そういうことなのだと思う…

違った時は、別のものを考える!
壁にぶつかったりしながら、
自分の道を進んでいく

そういうものだと思う…



自分に落とし込みのため
noteにアウトプットをしています…



・・・お読みいただきありがとうございます・・・


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