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眩きて春舞台歌う娘(こ)の姿


次女は軽音部の部長。

先週末、次女の部活の引退公演があった。


中高一貫校に通っている次女。
学校行事、委員会や部活などは、高2で終了する。
高3は、受験一色の時間となる。

高2、最後の部活の活動!
それが、今年度が終了する日に行われる引退公演!


コロナで、公演を観に行けないものもあった。
夫と長女は、次女の歌う姿を初めて観覧した。

次女の堂々とした姿を
家族で目に焼き付けることができたことを
とても嬉しく幸せに思う💖


全身を使い、魂をのせて、
声を高らかに歌う姿は、
キラキラと輝いていた!✨


歌うことが好きで
歌を自信にしてもらいたくて
体と心で感じてもらいたくて


ステージの上には、
眩しく光る、次女のその姿があった!✨


中学高校と、
自分と向き合い、他者と向き合い、
頑張り続けてきたことが思い出される。



初めて歓声OKで歌うステージ✨
みんなの歓声に涙がでる〜嬉しい💕




<次女について>


次女は、不登校を経験している。


中学1年の秋に、友達間のショックな出来事から、
起立性調節障害となり、学校へ行けなくなった。

当時、かかりつけ医の先生に、
長くかかる、最低でも2年はかかると思っていい。
だから、焦らずゆっくりと時間をかけてと言われた。

これは覚悟を決めないと!
そう切り替えたことを覚えている……


次女は、中1で友達間のショックな出来事から、
体調を崩し、心身が衰弱して、学校へ行けなくなった…
頭痛、腹痛、吐き気、だるさ…頑張れない…1年間不登校傾向になった…

学校へ行きたくても行けない…行ける時は保健室…
対人不安が大きくなり、女子が集団でかたまっていると、
悪口を言われているように感じてしまう…
そんなことはわからないし、そうじゃないとわかっていても、
そう感じるから、恐怖で、体が固まって、教室の中に入れない…
成績も良かったのに…勉強もついていけない…

もう、学校に行きたくない…辞めたい…

「学校を辞めたい」次女のエピソードより




<不登校時代>


苦痛と苦悩をしている彼女を隣で支え一緒に伴走する
彼女が今より下がらないように、私は土台となり底上げしていく
行きつ戻りつ
試行錯誤しながら
共に乗り越えることを頑張った

「不登校を経験した中学〜そして高校へ」より

勉強や学力のことなど二の次だ
当たり前だが、定期試験も受けられない
まずは健康と安全


彼女自身の奥にある
元に戻りたいと願う、声にならない思いが
彼女を頑張らせていたのだろう

おかげさまで
生活リズムを崩すことなく
栄養と体力も気遣い
少しずつ安定するようになっていた

次のステップは
保健室登校から、教室登校だ

保健室から、調子のいい時に授業参加するのではなく
教室登校し、体調不良時は保健室で休む
この切り替えだった

教室への不安症がある彼女の次なる課題
不安を保持しつつも、不安に接近し、不安に対する耐性力をつけていく

「不登校を経験した中学〜そして高校へ」より


スモールステップで、
じわりじわりゆっくりと、
確実に力をつけていった。

2年はかかると言われていたが、
次女は、1年で自分の体調と折り合いを、
調整していけるようになった。
(不定愁訴は高1まであった)

だが、教室の中で、
友達とやっていくことには、
恐怖感で抵抗が強く残った……

臨床心理士さんにも話を聞いてもらい、
自分と向き合い続け、
恐怖を克服して、高校へつないでいった。


教室登校復活の日
彼女は覚悟を決めていた
自分の葛藤と向き合った

彼女は自分の頑張りで
自分を取り戻していった

中学3年は、学校が楽しい!と話す

「不登校を経験した中学〜そして高校へ」より

次なる彼女のステップは
自分の気持ちを伝え方
自己表現

自分の考えがまとまらない
自分の気持ちを素直に表現できない
ここを育てていく

「不登校を経験した中学〜そして高校へ」より

〜不定愁訴と不登校からの回復と成長へ〜
自己理解と自己表現の学びを




<軽音部に入部>


軽音部は、中3の後期からしか入部ができない。
中学では、部活のことで心を痛めた次女にとって、
部活への思いには、特別な感情があるように見えた……


一つ彼女の強みを持たせた
彼女は歌がまあまあ上手い

中3の秋から高校の部活に入部できる
彼女は軽音部を入部を決めていた

自分も周りも認めている 彼女の歌う声
そこは一生ものとなる!


歌手になるわけではないけれど
歌の上手さは
いつどこでも、彼女を肯定してくれる武器となる

「不登校を経験した中学〜そして高校へ」より

軽音部に入部してから、
部活が楽しい✨
高校生活が楽しい✨

自分は高1から高2で変われた✨


高1までは陰キャで根暗で超ブスだった!
と、自分のことをそう話す……

それが、高2になってからは、
自分は明るくなれた、可愛くなった✨
今のクラスが楽しい✨

部活の仲間同士がとても仲がいい✨
部活をこのまま続けていたい……辞めたくない……

順風満帆に、高校生活を謳歌した💖


高2では、クラスは文理に分かれ、
それぞれに選抜クラスが置かれる。

中学では授業に参加できないことが多くあった。
成績の順位は半分以下に……
再び、自分の納得の行く成績へ自分を持ち上げ、
高2では選抜クラスに入るように頑張っていた。
成績は上位10位以内にまで戻した。

軽音部の部長を務め、
そして、華々しく、
引退公演のステージに立った娘!✨


自分と闘い、自分に勝ったその姿は
とても強く、逞しく、キラキラと眩しかった✨

自分の思い描く、高校生活を
自分で掴みとったのだ✨


眩きて春舞台歌う娘(こ)の姿

ステージに立つ我が子の姿は、
堂々と溢れんばかりに、
素敵な声を響かせていた💕



友達から頂いたお花💐





〜次女から送られた言葉〜


高1より大学受験へ向けて
自己探究の塾へ通っている
(記事「JKになった次女の塾」に詳細)

そこで、大学の教授の特別講座があり、
『人生の意味と役割を探究する』
という講座を希望して受講した。

医大の教授がいのちや心についてお話されている。
マインドフルネスなども触れたようだ。

その最終日の課題に【愛する人への手紙】
というものがあり、
そして、私に手紙を書いて渡してくれた……


次女から見た私の姿

お母さんは、本当に人生7回目ってくらい
芯を持った強い人で、
お母さんに育てられたから、私もこんなにいい子になったよ!

次女の手紙より

次女からの言葉

お母さんの娘でよかったって何回も思ったことがあります。
楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、うざいことも、
全部全部、お母さんからもらえた気がします。
ありがとう。

次女の手紙より


信頼されている
信頼している

あなたの母であることに
心から感謝します✨✨




〜素敵な娘へ〜

成長をありがとう
幸せをありがとう

次なる大学受験へ向かい
さらなる素敵な成長を見ていきたいです✨

どんなことがあっても
あなたを支え応援しています

母より






・・お読みいただきありがとうございます・・




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