黒島滞在記②〜あぁそうか、全て足りていたんだ🌊柔らかい波に心がぎゅとなる〜
【前回の記事はこちら👇】
①夏休みをギュッとつめたような島
②「人目を気にしてしまうとき」ガイドからのメッセージ
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【竹富島滞在記はこちら】
①島からのメッセージ
②強風のメッセージと心が映し出す世界
西の浜の海、どうしちゃったの
今日は朝から舗装されていない茂みの中をガタガタいわせながら自転車を走らせ、
西の浜にいきました。
まさに理想の夏休みをギュッとつめたような島
好きすぎます
写真だけでもこの美しさ…
どうしちゃったの…
(たくさん貼ると陳腐になってしまうので一枚だけを大切に載せます…)
水平線の方へいくと色が濃く、緑がかってくる海
手前の方はやわらかいエメラルドグリーンと
なめらかな波、水面がきらめいて本当に美しい
こんなとき言葉の無力さを感じますね
わたしはこの海の水のなめらかさが大好きなんです
ぐっと上に水が持ち上がったときの厚みと透明感のあるゼリーのようなものがゆらゆらと動きを変えてゆく…
飽きません
ここに3時間滞在し、
もう1枚のキャンバスに絵を描きました
何も考えていません
ただ筆を走らせます
海を前にすると、
自ずと瞑想状態になるとは申しましたが、
外から何かを補うのではなくて
(昨日の記事の話ではないですが)
内側にあるものが自然と起こされる感じがあります
絵を描くときって、私の場合は結構そういった感じなのですが、海の前だとやはり特別です🌊
無になれる夢中になれるものは、
皆さんにもきっと、そんなものがあるはずです
思い返してみてくださいね
ひとでも、ものでも、なんでも…
そういったものは皆さんを、《本来の皆さん》🟰0ベースに誘ってくれるのだと思いますよ✨️
そんなものをきっと、
私たちは大切に持っていたはずなのですが、
過度な忙しさと便利さに忙殺され、すっかり思い出す方法すら忘れてしまったようなところもありますね
本当は探すのではなくて、在る
体温を、全身でうける感覚を、いつまでも覚えていたいですね
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話が少し逸れましたが
この西の浜、何が良いかって、人がほとんどいないところ
そして海の青・緑・そのグラデーションとスケールの大きいこと！
本当、何時間でもいられます
(油断して手と首が日焼けで真っ赤です笑💦)
この時描いた作品は、竹富島のものと合わせてまたご紹介しますね
そのあとはお昼をいただいたあと、
展望台へ
あぁそうか、足りているんだな
全ては、ここにあるんだな
頂上には方角が書いてあるモザイクがあり、
小浜島やパナリ、西表、竹富のある位置をみることができました
そよそよと揺らめく風に流される木々の葉っぱを横に、ジャンケンに勤しむ小学生たちの声
目を閉じながらその音に耳を済ませているとき、
これが豊かさだなぁ、と
そう思いました
本当だ、
本当に全てはここにあるんだ
足りているんだなぁ
…
無邪気だけれど控えめな子どもたちの声と、
くじゃくとウシの声だけが響く島
なんて豊かなんだろう、と思いませんか
シャワーしか浴びられなくとも
コンビニがなくとも
レストランがほとんどなくとも
こんなに豊かで満たされている
観光客の良いとこ取りの生活の断片しか見えていませんが、
私は沖縄の離島に来る度、
この｢不便さ｣が楽しく愛おしく、ワクワクするのです
便利になればなるほど、
諦めが出てきてしまったり
惰性が出てきたり
そんな感じがするのです
幸せってこんなところにあったんだ、そんなセリフが心から言えるように
使えるものを、
足りているものを、
充分に堪能する
あるものに気が付く
そんなものに感謝をする
そんな生活に幸せを感じるのだとしたら
今手にしている過度な「便利」は、
手放してもいいものかもしれませんね
それはSNSもそうですね
多くの声に溢れて
目眩がしそうなひと、たくさんいると思います
あなたの声に耳を傾けられるように。
そんな生活を手にできるように。
幸せって、あぁ、もうここにあったんだな
と、
そんな月並みなセリフが出てくる生活を益々送りたいですね
黒島編、おしまい𓂃 𓈒𓏸◌
明日は午後に石垣へ戻ります🚢
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