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スキマインタビュー

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「好き!」でスキマじかんを埋めちゃってる人に聞いていく、 「スキマインタビュー」。 そこから垣間見える人生をのぞかせてもらいにいきます。
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2018年4月の記事一覧

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(後編)

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(後編)

さて前編では、栗林すみれさんの「グランドピアノの夢」という原点と、自分らしさを探っていく過程にあった、少し辛かった日々についても聞いてきました。前編は以下の記事をどうぞ。

「グランドピアノを弾きたかった」から音楽の高校を選んだ彼女。

グランドピアノの夢は、夢のままなのでしょうか?

実は、2016年に、自宅に、念願だったグランドピアノを…買いました!

2016年に、自宅に、念願のグランドピア

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スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(前編)

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(前編)

今回インタビューしたのは、ピアニストであり作曲家である、栗林すみれさん。いや、ここはあえて、すみれちゃん、と呼ばせてもらいましょう。

「ジャズ」「ピアニスト」「作曲家」というかっこいい響きの職業についている彼女ですが、本人の印象は、いたってあたたかく、のんびりとした雰囲気なのです。そもそもピアニストとしての彼女を知る前に、私自身が友達として一緒に遊んでいたからという点も大きいですが、活躍中の彼女

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スキマインタビュー予告編:グランドピアノの夢を見た人

スキマインタビュー予告編:グランドピアノの夢を見た人

スキマインタビュー第4弾は、ピアニストであり作曲家として活躍する、栗林すみれさん。

彼女は、2014年のデビュー以来、「誰にも似ていない、“すみれ色のジャズ”」「ジャズ・ピアノのロマン派」…などと音楽業界では独特な評価を受けています。

「ジャズ」と聞くと、大好き!と飛びつく方もいれば、「ジャズって苦手…」とやや二の足を踏む方って、いるのではないでしょうか。

まあ実は私どちらかというと後者なん

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スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

さて、インタビュー前編では、休みの日はだいたい神保町にいるという鴫原さんの、「みんながやらないことをやる」「根っこの部分が好き」という軸で物事を選択する独自の視点について伺いました。

後編では、古書集めがどのように「小さな本工房」に生かされているのか?を具体的にお聞きしました。
そこには、「ないものをつくる」という基本精神がありました。

読むために語学を勉強し、勉強のために本を作り始めた

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スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

今回お話を伺ったのは、【小さな本工房】の鴫原利夫(しぎはら としお)さん。

私が「スキマじかん研究所」をはじめます、と宣言したとき、鴫原さんは真っ先に、「私の本も、まさにスキマじかんのための本というコンセプトから始まったようなものです」というコメントをくれました。

【小さな本工房】の名の通り、鴫原さんは「小さな本」を作っています。

初めてお見かけしたのは、雑司が谷で行われている鬼子母神手創り

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