教育のスゴい論文
記事一覧
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133855652/rectangle_large_type_2_2a6fd734c0fb5594f7fab625acb7a235.png?width=800)
教育の効果はどう測る?② 実装評価
教育の効果測定シリーズ第二弾です。前回は、健全な評価のためには関係者間でセオリーオブチェンジについて共通認識を持つことが重要とお伝えしました。 https://note.com…
マシュマロチャレンジの意外な切り口:我慢と文化の関係性
これまでスゴ論では何回か、「マシュマロチャレンジ」と呼ばれる実験を取り上げてきました。小さい子供の目の前にマシュマロを置き、食べることを一定時間我慢することができるかを観察する実験でしたね。
マシュマロチャレンジの実験は1970年代に初めてアメリカで行われ、子供の「自制心」なるものが心理学界隈の内外で一躍脚光を浴びる大きなきっかけとなりました。50年以上経った今も、多くの研究に影響を与え続けてい
国際比較 授業中についタブレットで遊んじゃう問題
私はEdTech(教育×テクノロジー)の研究員でもあるのですが、グローバルなカンファレンスで日本のプレゼンスがほとんどないことを寂しく思っていました。特に2018年に海外に進出したいEdTech企業向けのコンサル会社が「日本はICTデバイスの導入が著しく遅れているので日本進出はおすすめしない」と言っているのを聞いてショックを受けました。
そこから数年、予想以上のスピードでタブレットの導入と実践が
国際比較 デジタル時代における紙の本
PISAをはじめとする国際学力テストでは、家にある紙の本の数を聞くことがよくあります。どの調査でも大抵家にある本の数は親の社会経済地位をコントロールした後でも、学力や読書週間と相関があります。つまり、お金があってもなくても、親の学校歴が高くても低くても、家に本がたくさん生徒は成績が良い傾向があるということです。
ただし、最近は書籍のデジタル化が急激に進んでおり、親が読書家であってもその本は親のデ
教育の効果はどう測る?② 実装評価
教育の効果測定シリーズ第二弾です。前回は、健全な評価のためには関係者間でセオリーオブチェンジについて共通認識を持つことが重要とお伝えしました。
https://note.com/sugo_ron/n/na2e96eda43e7
では、セオリーオブチェンジを使ってどのように評価を行うのでしょうか。Gateway to CollegeというアメリカのNPOの具体例を使ってご紹介します。
2つの評