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現代美術家・小沢剛さんと森のようちえんの子どもたち!
すぎぼ保護者のJさん
Jさんがクリエイティブだとかアートだとかを臆面もなく連呼しまくるようになった、、自分のクリエイティビティの解放の鍛錬に意識的になったひとつのきっかけ、、
「東京藝術大学・先端芸術表現科・小沢剛研究室」と「取手アートプロジェクト」により興された、「ヤギの飼育を中心とした、新たな様式のアーツセンターの提案」というアートプロジェクト、その名も
「ヤギの目」
と、森のようちえん
「空のしたひろば すぎぼっくり」の、、コラボレーション、、
上記記事を参照!といいたいところですが、なんだか読み返すとテンション高すぎてなんのこっちゃ状態で、それはそれで面白いのですが 爆
なぜこういった運びになったのか、というところには全く触れられていないのでちょっと言いますと、
吹けば飛ぶよなすぎぼっくりの運営に、何か広報的にも内輪の刺激的にもおもしろいことないか~~とみんなで頭をひねっていた昨年冬。
在園家庭に東京藝大卒のお母さんがいて(なぜそんな経歴を持って智頭町で主婦をやっているのかという話もおもしろいのですが略)
彼女は、学生時代の師である小沢剛教授が鳥取県立博物館で展示をすることを知り、連絡を取り、自分の息子が通うオモシロ森のようちえんと「小沢剛」「ヤギの目プロジェクト」とのつながりを生んでくれたのであります!
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ヤギさんも鳥取に遊びに来てくれるということで、
エサ箱づくりに参加させてもらいました!
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みなさんびっくり
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めちゃ、カッコイイじゃん!!
これをキッカケにし、
毎日まいにち森の中で、自由気ままに遊び倒し、木を削ったり火を起こしたり高いところに登ったり飛んだり急斜面から滑り降りたり泣いたり笑ったりしているすぎぼ園児たち、そしてすぎぼっくりという環境にアートの萌芽を感じてくださり、
さらに長期的な直接的な、ヤギの目プロジェクトの拠点として、すぎぼっくりがわちゃわちゃしはじめているという次第であります。
そして、我々保護者はアートプロジェクトの一員であるということに少しばかり「??」と困惑しながらも、なんか面白そう!とかいって、楽しんでいるという最近!
はい!恒例の長い前置きはここまで!
6月28日、はるばる東京藝術大学から、小沢剛教授と学生の南くんが、ヤギの目の打合せと環境の視察を兼ねて!すぎぼっくりに遊びに来てくれましたとさ〜!!
私も、予定していた畑の労働をほっぽりだして、すぎぼ×小沢剛×南昴希のクリクリクリ活、クリエイティブ活動に参加してまいりましたので、その模様をお届けしたいのですよっ!
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すぎぼハウスでなんだかゴソゴソしていますよ〜
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何を描いたらいいかわからない〜とか言うので、
お母ちゃんも頭を柔らか〜くする鍛錬させてもらいます。
輪郭とお目目はどうする?と相談して
息子に描いてもらって、
虫っぽく見えるパーツは何だろ?羽根かな?触覚かな?
と相談しながら私が描いてつけたコラボ「宇宙タロ虫」
と、mi-kunの描いたカタツムリ。かわいい〜
mi-chanが描いてるちっっっこい蝶々も激カワ
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にかかった虫!とクリクリしちゃうクリ活です!
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なんか蛇が流行り出す。みんな蛇好きだからね!
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これは「スーパーかぶとむし宇宙虫」
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ピントが合わず揺れるのは
左手で描いた「宇宙えんぴつ虫」楽し!
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ひげ先生みんなに大人気
広がる田んぼ、咲き乱れるあじさい、側溝のタニシ、イモリをうじゃうじゃつかみ取りし、泥の中に我先にと入ってゆく子どもたちを見て「ここは桃源郷か、、」とつぶやいていたのを私は聞き逃しませんでした!
このクリ活の次の日、ヤギ小屋をつくるためにすぎぼっくりハウスの裏庭の小屋を小沢センセイと南くんと保護者有志で片付けし、一緒に昼ご飯を食べる機会がありました。
不勉強な私は、美術業界での小沢氏のご活躍や作品のことはよく知らずに、東京藝術大学の教授であるという肩書において、それはそれはすごい人なんだろーとかいう単純明快な思考にて少しばかり緊張しながら接していたのですが、
田舎の風景を見て、子どもがドロドロになって遊ぶ姿を見て、ひげ先生が感じておられたことは、アートの萌芽、、表現の純度、、
そして望郷・郷愁・憧憬、、
そんな言葉でも表すことができそうな気がしています。
自然の中でたわむれる子どもたちを見て、そのような感情を彷彿させるのは、誰しもに経験があるでしょう。ひげ先生のようなアーティストでなくても。子どもを見て、なにかなつかしみ、なにかせつなく、なにかあこがれる。。
限りなく純粋に楽しさを求め、あと先もなく、美しいものに目を輝かせ、もっとこうしたい、こうであってほしい、やりたい!やりたくない!おもしろい!つまらない!こっちがいい!!
なんだろう、やはり表現の純度。でしょうか。こころの赴くままに。それが一番大事。そんな世界で生きている小さな人。
そんな人が、大人になるにつれて社会の矛盾を感じたり、社会的に一律に揃えようと働く力に曲げられそうになり、、それでも純粋に、子どもの心と目を失わずに、自分の美しいと思う世界を表現し続けることをやめなかった人、それがアーティストと呼ばれる人なのでしょうか。
なんか書いてて胸があつくなってきました。
しかし、子どもを見て、なつかしみ、なにかせつなく、あこがれる。そんな気持ちを抱く人は、みな、思い出そうとしている。自分の純粋さを。
こころの赴くままに、ひろがる世界と、共にほんものの喜びを表現することを、自分に取り戻したいと。
その点で言えば、やはりアートやクリエイティブ、というものは一部の人のものではない、と思いました。
みんな、社会的な人間として立ち振る舞うことをいつかの時点で受け入れ、全ての人間に備わっているはずの根源的な詩的芸術的本能とは一旦お別れをしている人も多いんではないか。
でも、絶対に、ある。
それを思い出させてくれるのが、子どもという存在であり、我々大人は、なつかしさとせつなさとあこがれをもって彼らを見、思い出すことを思い出そうではありませんか、、。
なんか変なテンションになってきましたけど、私の書きたいことはこういうふうなことのようです。
社会的なふるまいをおしえることばかりに重点をおく子どもへの教育はほんとうに退屈なものなのだな、と思います。
社会で生きること、それは重要なことであり、その点では少しばかり大人がおしえられることがあるのでしょうけど、やはり、生きものとしての表現の純度、それは子供の姿からおそわり、学ぶことが大きい。そしてそれは人として最も重要で大切にしたいことだと言ってもいいんでないか?と思いました。
「森のようちえん 空のしたひろば すぎぼっくり」とは、子どもとともに大人も、自然の中で一緒になって遊び、学ぶところにまぎれもない、という事実において、アートの萌芽を感じる場所といえるのでしょう。
小沢剛さんと、東京藝術大学の学生さんたちのクリエィティブなまなざしと洗練されたアート的技術によって、私のような「思い出したい大人」と、そのままの子どもたちから、どのような表現の解放が生まれていくのか。
それが「ヤギの目」と「すぎぼっくり」の出会いのおもしろみになってゆくのではないですか、、!!
ヤギも、夏休み明けにはお迎えすることができそうであり!
9月にはまた小沢センセイと学生さんたちが一週間近く智頭に滞在され、子どもたちと活動を共にし、クリクリクリエイティブになんかやっちゃう系だという予定でありますよ!!
あっかん!楽しみすぎるーーーーー!!!
乞うご期待!!!
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