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哲学散文1「哲学への気づき」

朝に目覚め、食事をしながらあなたはすでに哲学をしています。
なぜでしょうか?
それはあなたが無意識のうちに人生の根本的な問題に向き合っているからです。

例えば、朝に目覚まし時計が起床時間を知らせるためにアラームを鳴らします。そこであなたはアラームを止め目覚めるか、スヌーズボタンを押してもう少し寝るか迷います。
これは単なる朝の習慣ではありません。
ここには朝目覚め活動を始めるという意志の力と二度寝をし、一時の幸福を得るという快楽主義の間で葛藤が生じています。これは古代ギリシアの哲学者たちが約2400年前に考えていた問題です。

そして、目覚めた後、あなたは食事を摂りながら朝のニュースをチェックしている時、社会で起こっている事件に対してあなたはどう感じたか。あなたは無意識のうちに、自身の正義感や倫理観(モラル)を作り上げています。これは、近現代の哲学者たちが深く考える社会の公正さの問題とも密接に関連しています。

さらに、通学や通勤の途中きょうの予定を立ている時、あなたは時間の本質や人生の価値について考えていることと同じです。「きょう何をしようか?」という問いの裏には、「人生で何が大切か?」という哲学的な問いが隠れているのです。

つまり、哲学することは決して難しくありません。
哲学は私たちの日常生活に深く根付いており、毎日の選択や考えの中で自然と活用されています。哲学者と呼ばれる専門家たちは、こういった思考の深度がありえないほど深いというだけです。

この哲学散文の目的は哲学の専門家を育成することではありません。
哲学を学ぶことで、無意識の思考を意識し、物事をより深く理解できるようになります。
普段あまり意識しないことでも、意識できるようになると世界の見え方が変わり、人生をより良い方向へ変える可能性を秘めています。

哲学を学ぶことであなたの人生がより豊かになれば幸いです。さらに、この哲学散文を読んで哲学に興味を持っていただけたら、私にとってこれほどの喜びはありません。
今後も哲学の魅力を発信していく予定です。専門家には物足りないかもしれませんが、誰にでもわかりやすい文章を心がけていきます。
次回は「哲学とは何か」について書いていく予定です。
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