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獲物の分け前。

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その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
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#音楽レビュー

読書日記~「レコード・コレクターズ 2023年4月号」編。

読書日記~「レコード・コレクターズ 2023年4月号」編。

 このところの「レコード・コレクターズ」4月号は大滝詠一さん関連特集だったのですが、今年は追悼ジェフ・ベック特集でしたね。これは仕方ないかな。。

 新譜を聴くまでは極力特集記事を読まないようにしているので、昨日届くまでは大滝さん関連の記事を読んでなかったのでした。長かった。。

・「レコード・コレクターズ 2023年4月号」(ミュージック・マガジン)

 大滝さん関連記事以外は追悼ジェフ・ベック

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獲物の分け前~NOBODY『NOBODY COLLECTION 1982~1985(2023 EDITION)』編。

獲物の分け前~NOBODY『NOBODY COLLECTION 1982~1985(2023 EDITION)』編。

 NOBODYのTDKレコード時代の再発はとりあえずこれで一区切りになりますね。
我ながら頑張って書きましたので、よろしかったら読んでやってくださいな。
2回に分けて再発されたんですが、もし1枚だけ欲しい方におすすめするならこれでしょう。
それだけ素晴らしい仕上がりです。収録された楽曲のみならず、山田順一さんが担当されたライナーがとにかく素晴らしいです。
楽曲に対する知識だけではなく、NOBODY

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獲物の分け前~NOBODY『From A Window』編。

獲物の分け前~NOBODY『From A Window』編。

 昨日に引き続きまして、NOBODYのTDKレコード時代のカタログ再発第2弾から、今日取り上げるのはアルバム『From A Window』です。
このアルバムの画像を見ると、他のオリジナル・アルバム再発とは違った部分があります。
お気づきでしょうか?

 正解はこのアルバムには2011Remixの表示がないことです。
つまりこのアルバムのマルチトラックは現在存在しない模様ということになります。
R

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獲物の分け前~NOBODY『NIGHT WALKER』編。

獲物の分け前~NOBODY『NIGHT WALKER』編。

 昨年末に発売されて非常に好評だったらしいNOBODYのTDKレコード時代のアルバムの再発、第2弾がリリースされました。
予約がちょっと遅れてしまいまして、店頭引き取りになってしまいタワーレコード新潟店まで行ってきましたよ。
その経緯みたいなものを予告編として書きましたので、リンクを貼っておきます。

 タワーレコード限定で予約が集中してしまうと、こうして店頭引き取り分しか入荷しないことがあるよう

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獲物の分け前~伊藤銀次『スターダスト・シンフォニー』編。

獲物の分け前~伊藤銀次『スターダスト・シンフォニー』編。

 昨夜、ザ・コレクターズの加藤ひさしさんと古市コータローさんのネット番組を聴いていたら、伊藤銀次さんの名前と(銀次さん司会の)ネット番組の話題が出てきました。
ザ・コレクターズのライヴはネオGS関連イベントで何度か観ていましたが、スタジオ録音の作品も素晴らしいと思ったのは銀次さんのラジオ番組でしたね。

 ちなみに私が大好きなバンド、(インディーズ時代の)デイト・オブ・バースを雑誌のインタビューで

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獲物の分け前・番外編~山下達郎『ソフトリー』編。

獲物の分け前・番外編~山下達郎『ソフトリー』編。

 今日、2月4日は山下達郎さんと小泉今日子さんの誕生日なんですよね。
昨日、TBSラジオ「アシタノカレッジ」に小泉今日子さんがゲスト出演したのを聴いたので、小泉さんについて書いてみようかとも一瞬考えましたが、既に書いた記事があることを思い出したのでリンクを貼ります。

 特に小泉さんに関する新しいCDや本を買ったわけではないので、今日は山下達郎さんについての記事にします。
山下さんの最新アルバム『

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獲物の分け前~「ROCK IS LOFT 1976-2006」編。

獲物の分け前~「ROCK IS LOFT 1976-2006」編。

  先週届いた本で最後に紹介するのはライヴハウスロフトの単行本です。
これはロフトブックスから出たとばかり思っていたんですが、ぴあから出ているんですね。意外でした。

 これも延々と立ち読みしていた本です。
あ、オリジナルの(この本の10年前に出た)「ROCK is LOFT」の方をよく読んでいたかもしれませんが。。

・「ROCK IS LOFT 1976-2006」(ぴあ)

 この本を読みな

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獲物の分け前~「ロック画報 07」編。

獲物の分け前~「ロック画報 07」編。

 昨夜から今朝にかけてまた雪が降って積もってしまいましたが、なんとか本を読める程度には明るいので、最近届いた「ロック画報」の残り一冊について書きますね。
じゃ、行ってみよー。

・「ロック画報 07」(ブルース・インターアクションズ)

 この号の特集のお題は「ニューロックの大宇宙」なんですが、ご存知の方はご存知だと思いますが、私は所謂ニューロックと呼ばれる音楽に対して思い入れがほぼないんですねー

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獲物の分け前~「ロック画報 02」編。

獲物の分け前~「ロック画報 02」編。

 昨日の記事、「ロック画報 01」に引き続いて、同時購入した「ロック画報 02」について書いてみます。
まず軽く読んでみて、創刊号よりこっちの方が記憶に残っていることに気づきました。
こちらのアド・カードは一枚しか入手できなかったとか、布谷文夫さんが大瀧詠一さんを語っている記事が載っているとか思い出したりしましたね。

・「ロック画報 02」(ブルース・インターアクションズ)

 例によって、この

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獲物の分け前~「ロック画報 01」編。

獲物の分け前~「ロック画報 01」編。

 サエキけんぞうさんと篠原章さんの「はっぴいえんどの原像」を買ったからというわけではないのですが、たまたま「ロック画報」のはっぴいえんど特集という創刊からの2号ともう一冊を安く入手することができまして、はっぴいえんどを考える時間が長くなっています。
が、このところの大雪が原因でしばらく荷物が届かなかったのでした。
それが今日ようやく届いたので、速報という感じで、今日明日と「ロック画報」のはっぴいえ

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獲物の分け前~サエキけんぞう 篠原章「はっぴいえんどの原像」編。

獲物の分け前~サエキけんぞう 篠原章「はっぴいえんどの原像」編。

 明日から10年に一度くらいの寒波襲来らしくて、とにかく寒くなっています。
今のところはまだ天窓から光が射している状態なんですが、大雪になると天窓からの光は全く期待できなくなってしまうのでした。
なわけで、昼から読書するには今日中に到着してほしいと思っていた私の元に今日届いた本を紹介します。

・サエキけんぞう 篠原章「はっぴいえんどの原像」(Rittor Music)

 我が家にははっぴいえん

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獲物の分け前~「ミュージック・ステディ 2号」編。

獲物の分け前~「ミュージック・ステディ 2号」編。

 とあるプロジェクト用に貸し出して返ってこないので、ついつい出品されたばかりの某ネット通販でゲトってしまいました。
ちなみにあげたわけではないので、持っている人は返してくださいね。この機会に強調しておきます。

・「ミュージック・ステディ 2号」(ステディ出版)

 この号が珍しいのとそこそこの値段がついてしまっている理由は表紙が忌野清志郎さんで、RCサクセションが徹底研究(早い話が特集)されてい

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獲物の分け前~「Chart no.4」編。

獲物の分け前~「Chart no.4」編。

 今日の午後イチに購入したものがまたまた到着しました。「Chart no.4」です。
「Chart no.4」はアパートから実家に戻る際に紛失してしまいまして、数年に渡って探しておりました。
これで「Chart」が4号、「POP IND'S」の版が小さい号と大きい号が揃いました(「IND'S」の縦長も含めて揃えるのはまず無理だと思っているので、一応これで一区切りにして、「Chart」~「POP I

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獲物の分け前~「ロック画報 24」編。

獲物の分け前~「ロック画報 24」編。

 年が明けてもう10日以上経ちますから、日常が戻っていてもおかしくないのに、なかなか戻らずあわただしい日々が続いております。
そんな中でもネット通販サイトのチェックだけは忘れないようにしております。
昨年末から今年に入って、数日間だけ半日チェックできなかった日に、自分にとって欲しいアイテムの上位なものが出品されていたりしたんですよ。
ま、停電や重要案件でスマホに触ることすらできなかった日なんで、諦

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