マガジンのカバー画像

獲物の分け前。

187
その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
運営しているクリエイター

#音楽日記

獲物の分け前~ザ・ルースターズ『THE ROOSTERS(Z) OFFICAL PERFECT BOX “ VIRUS SECURITY”SUB OVER SENTENCE.』編その4

獲物の分け前~ザ・ルースターズ『THE ROOSTERS(Z) OFFICAL PERFECT BOX “ VIRUS SECURITY”SUB OVER SENTENCE.』編その4

 このボックスには私が生で体験したライヴが2回収録されていて、1988年7月22日、渋谷公会堂でのいわゆる『FOUR PIECES LIVE』は色々な楽曲が某大手動画共有サイトにアップされていますね。
もう一回は1988年1月29日、インクスティック芝浦ファクトリーでのライヴです。
これは富士写真フィルム株式会社と富士マグネテープ株式会社がスポンサードしていたイベント、FUJI AV LIVEの2

もっとみる
獲物の分け前~チューリップ『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その4。

獲物の分け前~チューリップ『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その4。

 このところ、チューリップの記事が続いたので、新しくフォローしてくださったり、読んでくださった人が多いみたいで嬉しいです。
チューリップのライヴ・アンソロジーは友達に焼いてもらったのを持っていましたが、こうしてちゃんとした盤で聴いてみると、自分で買ってよかったなと実感してます。
それにライナーの充実ぶりも嬉しいですね。
じゃ行ってみよー。

・チューリップ『LIVE ACT TULIP 1979

もっとみる
獲物の分け前~チューリップ『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その3

獲物の分け前~チューリップ『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その3

 今回はチューリップのライヴ・アンソロジー『LIVE ACT TULIP 1973-1979』からのCD3回目です。
ついに1979年のライヴとなってしまいましたね。
この前年、1978年にはチューリップの歴史に残る鈴蘭高原と田園コロシアムでのライヴがありまして、リアルタイムでは『LIVE!! ACT TULIP VOL.3 鈴蘭&田園ライヴ!!』として発売されています。
ブックレットによりますと

もっとみる
獲物の分け前~チューリップ『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その2

獲物の分け前~チューリップ『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その2

 チューリップのライヴ・アンソロジー・ボックスからの2回目は1977年3月20日の中野サンプラザでの新日本フィルハーモニーとの“TULIP SPRING SPECIAL 第1回あなたのコンサート”の模様を録音したものです。
このボックス・セットは基本的にはライヴを録音したマルチ・トラックを立ち上げ、リミックスする形なんですが、この日だけはテープの損傷が激しくて、財津和夫さん所有のカセットテープをマ

もっとみる
獲物の分け前~『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その1。

獲物の分け前~『LIVE ACT TULIP 1973-1979』編その1。

 某大手ネット通販サイトでずっと探していたチューリップのライヴ・ボックスをかなりお手軽価格で手に入れることができました。
ちょっと訳ありということなんですが、とりあえず1970年代のチューリップのライヴ音源をまとめて聴くことができるというのはありがたいですねー。
と、いっても以前大切な友達に聴くチャンスを与えてもらって、まだ大事に取ってあるんですが。。

 このボックス・セットは1973年のライヴ

もっとみる
獲物の分け前~堀内久彦「大滝詠一 レコーディング・ダイアリー VOL.1」編。

獲物の分け前~堀内久彦「大滝詠一 レコーディング・ダイアリー VOL.1」編。

 先日、「大滝詠一 レコーディング・ダイアリー VOL.2」に書いた時に近々、VOL.1についても書きたいとしたのですが、さほど間を空けずに書くことにしました。
じゃ、行ってみよー。

・堀内久彦「大滝詠一 レコーディング・ダイアリー VOL.1」(リットーミュージック)

 と、まずは「大滝詠一 レコーディング・ダイアリー VOL.2」について書いた記事のリンクから始めてみました。 
個人的に興

もっとみる
獲物の分け前~「ミュージック・ステディ 1986年4月号」編。

獲物の分け前~「ミュージック・ステディ 1986年4月号」編。

 このところ忙しい中、ネット通販で色々と欲しいものを買い漁っていました。
不謹慎の極みだなと思いながら、そうしないとストレスに押し潰されかねなかったというわけです。
まだまだ落ち着かない日々は続く予定ですが、入手したものについて紹介する程度の時間はありそうです。
それでは行ってみよー。

・「ミュージック・ステディ 1986年4月号」(ステディ出版)

 この号が「ミュージック・ステディ」の創刊当

もっとみる
獲物の分け前~高野寛『Sorrow and Smile』編。

獲物の分け前~高野寛『Sorrow and Smile』編。

 実は身内に最近不幸がありまして。
昨日一昨日はひたすらその問題に時間を使っていました。
その身内にはものすごくお世話になった上に、家族の姉ですから、かなり身近な存在だったのです。
まー、実家に戻ってからの短い時間でしたが、新しい生活の中で密接な関係を築いてました。

 まだひとつのお別れの行事がありますが、今日は早めに帰宅させていただいて、このCDを聴いております。

・高野寛『Sorrow a

もっとみる
獲物の分け前~ブレッド&バター『SUPER BEST of Bread & Butter』編。

獲物の分け前~ブレッド&バター『SUPER BEST of Bread & Butter』編。

 このところ通販サイトで本や雑誌の欲しいアイテムは割と出品されている(いた)のですが、CDはなかなか出品されなかったのでした。。
そんな中、このブレッド&バターの2枚組ベストが出品されていて、しかも送料含めても定価よりかなり安く入手できる状況だったのです。
試しに入札してみたら、他に入札する人がなく、あっさり落札できました。

・ブレッド&バター『SUPER BEST of Bread & But

もっとみる
獲物の分け前~「はっぴいえんどBOOK」編。

獲物の分け前~「はっぴいえんどBOOK」編。

 先日、萩原健太さん「はっぴいえんど伝説」の記事を書いたばかりに思います。
割とはっぴいえんど関連の本はホイホイ買ってしまう方なんですが、なかなか縁がなかったこの本をかなりお手軽な値段で入手できました。

 ネット通販には絶対に手を出さないとしていたのが、二年半前から方針転換して、CDと音楽関連の書籍や雑誌以外はほぼネット通販です。
「レコード・コレクターズ」だけは最寄りの本屋さんに入荷するので、

もっとみる
獲物の分け前~NOBODY『NOBODY COLLECTION 1982~1985(2023 EDITION)』編。

獲物の分け前~NOBODY『NOBODY COLLECTION 1982~1985(2023 EDITION)』編。

 NOBODYのTDKレコード時代の再発はとりあえずこれで一区切りになりますね。
我ながら頑張って書きましたので、よろしかったら読んでやってくださいな。
2回に分けて再発されたんですが、もし1枚だけ欲しい方におすすめするならこれでしょう。
それだけ素晴らしい仕上がりです。収録された楽曲のみならず、山田順一さんが担当されたライナーがとにかく素晴らしいです。
楽曲に対する知識だけではなく、NOBODY

もっとみる
獲物の分け前~NOBODY『From A Window』編。

獲物の分け前~NOBODY『From A Window』編。

 昨日に引き続きまして、NOBODYのTDKレコード時代のカタログ再発第2弾から、今日取り上げるのはアルバム『From A Window』です。
このアルバムの画像を見ると、他のオリジナル・アルバム再発とは違った部分があります。
お気づきでしょうか?

 正解はこのアルバムには2011Remixの表示がないことです。
つまりこのアルバムのマルチトラックは現在存在しない模様ということになります。
R

もっとみる
獲物の分け前~NOBODY『NIGHT WALKER』編。

獲物の分け前~NOBODY『NIGHT WALKER』編。

 昨年末に発売されて非常に好評だったらしいNOBODYのTDKレコード時代のアルバムの再発、第2弾がリリースされました。
予約がちょっと遅れてしまいまして、店頭引き取りになってしまいタワーレコード新潟店まで行ってきましたよ。
その経緯みたいなものを予告編として書きましたので、リンクを貼っておきます。

 タワーレコード限定で予約が集中してしまうと、こうして店頭引き取り分しか入荷しないことがあるよう

もっとみる