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#note映画部
映画の演技史②「1930年代~2010年代の演技法の変化(前編)」
第2回です。
今回は映画における演技法の歴史・・・どんな時代にどんな演技法をマスターした俳優たちが現われて観客を魅了したのか!を、映画の演技史年表と共に一緒に見ていきましょう。
映画は時代を映す鏡。昔の白黒映画、たとえば小津安二郎監督や成瀬巳喜男監督の映画とかを観てて、白黒映画独特の演技ってあるよなあ~と感じたことはありませんか? ありますよね、あの不思議な感じw。 でもそれは俳優の個性ではなく
ゾンビの正しい演じ方☆
さて今回のテーマは「ゾンビの演じ方」です。
俳優たるもの、まったく共感できない/気持ちを想像できない人物を演じなければならない時があります。しかし「もし自分がこの人物だったら…」のアプローチでは感情が想像できない役はえてして紋切り型演技になるものです。例えば「連続殺人鬼」とか「天才棋士」とか「皇族の人」とか・・・そして「ゾンビ」とか。
唐突ですよね(笑)。わかってます。
あの、じつはボク今ゾ
ディカプリオの「見せる演技」と、ブラピの「見る演技」。
タランティーノ新作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(以下ワンハリ)』最高でしたね!
今までのタランティーノ映画の演技って演劇的というか、素晴しい台詞とト書きを「華麗に演じて見せる」タイプの芝居が多かったんですよ。『パルプ・フィクション』『レザボア・ドッグス』・・・90年代はそれがカッコよかったし最高だったんですが、それが時代の流れとともに少しづつ古くなってきていたと思うんですよ