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留学と世界一周を経験した大学生の就活短期決戦

皆さんこんにちは!そーまです!!

今回は私の就職活動について話していきたいと思います。

留学世界一周も経験した僕でもインターン経験なしで3ヶ月ちょっとという短期で大満足な就活を終えることができました!

この記事では、そんな私の就活を振り返りながら、ちょっとした失敗や意外な発見、そして何より楽しんで取り組んだことをシェアしていきます。

超有名大企業や外資系、公務員、総合商社を目指す方には参考にならないかもしれませんが、コロナで2年無駄にしたように感じた大学生活から、オランダ留学や世界一周の旅、そして納得の就活のゴールまで、一緒に振り返ってみましょう。

かなり文が長いので、時間がない人は”★”がある段落の
「コラム」と「留学と世界一周を生かした就活」
という段落だけでも見てみてください!!



まずは数字で見る僕の就活

就活開始:3月末
活動期間:3ヶ月弱

総エントリー社数:約60社
ES提出社数:50社弱
ES通過数:多分40社くらい(通過後辞退15社)

1次面接:約25社
1次面接通過:約20社(うち7社は即最終面接、一次通過後5社辞退)

2次面接:8社
2次面接通過:4社

最終面接進出:11社(うち7社は面接前に辞退)
受けた最終面接:4社
1社不合格、もう1社は結果が出る前に辞退

内定:2社

数字にすると、短期間での密度が見えますね。就活は決して楽ではありませんでしたが、その過程は振り返ると一つ一つが貴重な経験であり、最後には満足できる結果を得ることができました。


今までの経験

ここでは今までの経験を端的に振り返っていきたいと思います。

コロナで潰れた2年間

私の大学生活は最初の2年間が新型コロナウイルスの影響でほぼオンライン授業でした。キャンパスライフを楽しみにしていたけれど、想像していた大学生活とはまるで違う。でも、その中でも自分なりに前向きに過ごそうと、自己学習や趣味を頑張った時期でもあります。結局、この期間は今の自分の基盤になっているとも思います。

オランダへの1年間の交換留学

大学3年の時に、1年間交換留学でオランダへと渡りました。
異文化に飛び込むという挑戦は、自分にとって大きな経験でした。食文化や日常生活の習慣の違いを感じつつ、自らの文化を尊重しながら現地の文化を取り入れる姿勢を学び、視野が広がり、グローバルな視点で物事を考える力が養われました。異なる価値観を持つ人々と接することで、柔軟な思考を身に付けることもできました。

休学して100日間の世界一周

留学後は休学して100日間にわたる世界一周旅を行いました。
この旅は、人生最大の冒険であり、訪れた各国で多様な文化や価値観に触れることで、自身の人生観が大きく変わった瞬間でもあります。言葉が通じない環境でもコミュニケーションを取る能力や、異文化への理解が深まりました。この経験により、未知のものに対する恐れが軽減され、新たな挑戦に対して前向きな姿勢を持つようになったと思います。

アルバイト経験

大学生活の中で複数のアルバイトを経験しました。イベント業や飲食業、リゾートバイトで厨房業務も経験しました。
特に接客業ではコミュニケーションスキルやマルチタスクを習得することができ、またイベント業ではチーフとしてマネジメントやチームスキルなども取得することができました。
これらのアルバイト経験により働くことの意義を実感し、これらの経験は、就職活動においても自分の強みとして活かすことができたと思います。

持っている資格

保有している資格は恥ずかしながら特に無いです、TOEICも低すぎて書く気になれなかった笑 その分オランダ留学や世界一周、アルバイトを通して培った実践的なスキルをアピールしました。


ここからは3ヶ月弱の就活短期決戦について月ごとに起承転結で見ていきたいと思います。

3月〜起〜

4年生3月末、就活開始。

4年生の3月末、いよいよ就活を開始。初めての経験で何から始めれば良いのか最初は右も左もわからなかった。インターンの経験も無し、面接の経験もほぼ無し、なんならスーツも一度しか着たことない、、そんなスタートの4年生3月だった。
それでもこの時期は「やるしかない」と気持ちを奮い立たせていた。

全てはネクタイを結ぶ練習から

まずは基本中の基本であるネクタイを結ぶ練習からスタートした。ほぼ初めてのスーツ、初めてのビジネスマナー、全てが初めてで、何もかもが新鮮だった。これまでフォーマルな場にあまり出たことがなかった自分にとって、身だしなみの準備も一つのチャレンジだった。

★コラム①インターンって必要?

最近は「インターン経験がないとダメ」みたいな風潮がありますが、正直、僕はインターンは必要ないと思っています。もちろん、人によってはインターンが役立つこともあると思いますし、興味があるならチャレンジするのは全然アリだと思います。でも、僕自身はインターンに頼らずに就活を進めていました。

理由はいくつかありますが、まず一つは、自分の過去の経験で十分だと思っていたから。オランダでの1年間の留学や100日間の世界一周は、インターン以上に学びや成長の機会があったと思います。異文化の中で自分を試し、新しい価値観や考え方に触れることで、自分の強みや弱みをしっかり理解できたんです。だから、わざわざインターンに行かなくても、その経験を面接で話せば十分アピールできると思いました。

もう一つの理由は、インターンに時間を割くよりも、自分が本当にやりたいことに時間を使いたかったから。自分に合った企業を見つけるために、何が自分をワクワクさせるのか、どんな仕事をしたいのかを考える時間が重要だと思っていました。インターンに行って「企業の雰囲気を知る」ことも大事かもしれませんが、それ以上に、自分と向き合うことが僕にとっては優先順位が高かったんです。

結果として、インターンなしでもしっかりとした就職活動を通じて自分に合った企業に出会うことができました。だから、「インターンしないとダメ」なんて思わなくても大丈夫。大事なのは、自分がどうやって成長してきたかを理解し、それをしっかりアピールできることだと思います。


4月〜承〜

とりま就活エージェント頼み4月上旬

最初は手探り状態だったため、4月上旬には就活エージェントに頼ることにした。エージェントは便利だと聞いていたし、効率的に進められると思っていた。それに当時は「どこでも良いから就職できればいいな」程度しか考えていなかったし。

最初は、エージェントが「君に合いそうな企業を紹介するよ」とか、「効率的に就活を進められるようにサポートします」と言ってくれて、なんか全部お任せできる感じがして安心してたんです。自己分析とか企業研究も「全部任せればいいや」みたいに思ってました。面倒なことはやってもらえるし、効率よく就活を進められるんじゃないか、って期待してたんです。

就活エージェントに絶望した4月中旬

4月上旬、就活エージェントに頼って「これで順調に進むはず!」と思っていた僕でしたが、4月中旬に入ると、一気にエージェントへの期待が崩れ始めました

最初は、エージェントが次々と企業を紹介してくれて、「おお、これがプロの力か」とワクワクしていたんです。でも、面談が進むにつれ、紹介される企業が、自分の興味やキャリアの方向性と微妙に噛み合わない感じが続きました。

さらに、エージェントとのやり取りの中で気づいたのは、彼らはあくまで企業の採用担当者の視点で動いているということ。つまり、僕が本当にやりたいことや成長したい方向よりも、企業が欲しがる人材像に合わせて提案してくるんです。最初は「エージェントは自分の味方」だと思ってたけど、実際は「企業寄り」なんだなって感じ始めました。自分のキャリアをエージェント任せにしていいのか?という疑問がどんどん大きくなっていきました。

次第に「ああ、エージェントに頼っていても自分のやりたいことは見つからないな」と感じ、自分の就活は自分で動かすしかないと決意しました。

この時点で、エージェントに頼るのをやめ、自分で興味のある企業をリサーチして動き始めることにしました。結果として、そこからは自分のペースで就活が進んでいったので、エージェントに絶望した4月中旬は、むしろ自分にとっての転機になった瞬間でした。

手当たり次第説明会&ESの4月下旬

エージェントに頼るのをやめた後は、手当たり次第に興味のある企業にオンライン説明会を中心に参加し、エントリーシート(ES)を提出する日々が始まりました。

4月上旬から中旬にかけては、とにかく多くの企業にアプローチして、自分との相性や自分の可能性を広げようと必死。興味がある企業はひたすら説明会に参加し、少しでも良いなと思った企業にはすぐにESを提出していました。

これを自発的に行なったことにより、自分が当初合っていると考えていた会社と今合っていると思っている会社とでは大きな違いがあったことがわかりました。初めはベンチャー企業ばかり見ていましたが、次第に安定しているグローバルな環境の企業を中心に見るようになりました。

ここら辺からやっと自分の就活が始まったなと思うようになりました。

★コラム②自己分析って、結局どうやるの?

就活中に必ず言われる「自己分析」。正直最初は「何それ?そんなんやらんでも自分のことなんて知っとるわ!」って感じでした。だって、自分のことって普段わざわざ考えないじゃないですか。でも、就活を進める中で、自己分析ってめちゃくちゃ大事だなって気づいたんです。

自分の場合、自己分析を本気でやり始めたのは、就活エージェントの提案がしっくりこなくなった時でした。エージェントに頼り切っていた4月の初め、紹介される企業が「なんか違うなぁ」って思うようになって、自分で説明会に参加し始めました。でも、手当たり次第にやってたら、どの企業が自分に合ってるのかすら分からなくなってしまったんです。

そこで、「自分はどんなことが好きで、何にワクワクするのか?」って改めて考えることに。留学や世界一周の経験を振り返ってみたら、私は新しいことに挑戦するのが好きで、話すことも好き、海外経験を活かし、異文化の中で成長する瞬間が一番自分らしくいられることに気づきました。そして、「そんな自分を活かせる仕事って何だろう?」って考え始めたんです。

自己分析を進めると、自分の強みや弱みがクリアに見えてきました。たとえば、「行動力」や「計画力」っていうのは、留学や旅で培った強み。一方で、「人のアドバイスを聞くのは苦手かも」という弱みも見えてきました。でも、それって自分を理解する大きなヒントで、面接でも自然とその話ができるようになりました。

結局、自己分析って「自分って何が好きで、何が得意なんだろう?」ってシンプルに考えることから始まるんだと思います。そして、就活はその答えを見つけて、自分にフィットする企業を探すための旅みたいなものでした。


5月〜転〜

楽しい楽しい「面接」開始5月上旬

5月上旬、いよいよ面接が本格的に始まりました。この時期にようやく就活の「次のステージ」に足を踏み入れた感じがしました。もちろん最初は緊張していましたが、面接は僕にとって意外と楽しかったです。

面接が始まると意外とリラックスして話すことができました。面接官からの質問を受け、僕は自分の留学や世界一周の経験を自然に話すことができました。特に、1年間のオランダでの留学経験や、100日間で世界を回った話は、面接官の興味を引いたようで、何度も深掘りされました。この経験が他の就活生とは違う強みになることに気づき、自信を持って話すことができたんです。

また、面接では「自分を知ってもらう」という側面が強かったので、自己分析をしっかり行っていたことが功を奏しました。自己分析を通して自分の価値観や強みを明確にしていたおかげで、どの企業でも一貫したストーリーを話せました。留学経験から得た「異文化適応力」や「挑戦心」、世界一周で培った「柔軟性」と「コミュニケーション能力」を軸にした話は、自然と自信にもつながりました。

そして、この面接に慣れてきた時に僕が感じたのは、面接官との会話が楽しいということでした。まるでインタビューされている感覚で、純粋に自分のことを知ってもらう時間として楽しんでいたんです。最初の頃は「落ちたらどうしよう」というプレッシャーもありましたが、次第に「これは自分を伝える場なんだ」と考えるようになりました。

面接の場で感じたもう一つの楽しさは、企業とのフィット感です。面接を通じて、企業が求める人材像や価値観が垣間見える瞬間があり、「この企業は自分に合っているかもしれない」と感じることができると、面接がますます楽しくなっていきました。逆に、「この企業は自分には合わないな」と感じた時は、その企業に執着せず、面接に受かったとしても辞退をしていました。
結果この辞退方法を正しい選択だったと今でも思っています。

5月上旬からは面接がどんどん楽しくなっていきました。もちろん、緊張する瞬間や難しい質問に悩む場面もありましたが、それでも全体としては「自分を伝える楽しさ」を感じていました。就活はただ内定をもらうための作業ではなく、自分自身を理解し、伝える過程なんだと気づいたのが、この時期の大きな転機でした。

縦横無尽に駆け抜けた5月中旬

5月中旬に入ると、就活は一気にギアが上がり、毎日が縦横無尽に動き回る日々となりました。面接や説明会が立て続けにあり、1日に何社も受けるのが当たり前になっていました。朝から夜までスケジュールが詰まっている日も多く、移動時間や休憩時間をどう工夫して時間を作るか、常に頭を回転させていました。

ただ、この時期の僕にとって予想外の出来事が起こりました。体調を崩してしまい、数日間ほどオンラインでの活動に切り替えることになったんです。連日の面接や移動、慣れないスーツ生活で心身共に疲労がたまっていたのかもしれません。突然の体調不良で、対面の面接や説明会には参加できず、オンラインでの就活一本に切り替える日々が続きました。

しかし、この数日間はただの安息期間ではなく、逆に自分を見つめ直す時間として非常に有意義でした。普段は忙しさの中で流されていた自己分析や企業研究を、体調が悪いなりにじっくりと進めることができました。

また体調が回復し、再び対面の面接に戻った時には、少しリフレッシュされた感覚で臨むことができました。就活はスピード感も大事ですが、時には立ち止まって自分を振り返ることも重要だと感じました。
縦横無尽に駆け抜けた5月中旬は、まさに波乱万丈な時期でしたが、この経験が結果的に僕を強くし、就活を最後まで楽しむ原動力になったのだと思います。

効率化とこだわり抜く5月下旬

5月下旬に入ると、就活もかなり進んできて、僕の中で「効率化」「こだわり」がキーワードになってきました。この時期は完全になんとなくで就活をしているわけではなく、しっかりと戦略を立てて動いていました。

まず、毎日何社も面接が続く中で、効率化が重要になってきました。1社1社に対して同じエネルギーを使うのは無理だと気づき、どこに力を入れるか、どの企業に優先して取り組むかを考えるようになりました。

さらに、企業選びにもこだわりが出てきました。最初はどの企業でもいいから内定が欲しいと思っていたけれど、5月下旬になると「自分が本当に働きたい会社ってどこだろう?」と考えるようになってきたんです。説明会で得た表面的な情報だけじゃなく、その企業のビジョンやカルチャーまでしっかり調べて、自分がその会社でどうやって働けるかを具体的にイメージするようにしました。いわゆる企業研究ってやつですね。ここで企業の良し悪しが見えてきて、受ける企業もかなり絞り込むことができました。

なので本当に行きたいと思った会社以外は些細なことでも気になれば全て辞退する形にしました。僕らも会社を選ぶ側です。この時まだ内定はありませんでしたが、私自身も就活に対して非常にうまくいってると感じましたので、このような選択をしていました。

この「効率化」と「こだわり」を追求することで、就活はただの作業ではなく、自分を高めるプロセスに変わっていきました。結果として、複数の企業から内定をいただけたのも、この時期にしっかりと戦略を練って臨んだからだと思います。

★コラム③Notionで就活を効率化!

就活中、もう一つ自分の中で大活躍したのがNotionってアプリ。これ、正直神アプリでした。

まず、自分がエントリーしてる会社を整理するのが超簡単。会社名、締め切り、選考状況なんかを全部一つのページにまとめられて、「この会社の面接っていつだっけ?」みたいな不安がなくなりました。就活って結構いろんな会社にエントリーするから、頭がごちゃごちゃになることも多いんですが、Notionのおかげでスッキリ整理できました。

それだけじゃなくて、ES(エントリーシート)や面接対策の文章もNotionに全部書きためてました。「志望動機」や「自己PR」のテンプレを作っておいて、それをカスタマイズして使い回しできるから、時間が節約できるし、どんどん効率が上がっていった感じです。エントリーシートを50社くらい出せたのもこれのおかげ。

あと、Notionは見た目もシンプルで使いやすいので、気が散ることなく集中できたのも大きかったです。

特に面接前は、過去に書いたエントリーシートや自分の回答をさっと見直せるから、自信を持って面接に臨むことができました。「あれ、何書いたっけ?」って直前に焦ることもなく、どの会社でもスムーズに進められたのは、間違いなくNotionのおかげですね。

就活は情報管理が命。そんな時、Notionは自分の就活を全力でサポートしてくれる相棒でした。


6月〜結〜

集大成な6月上旬

6月上旬は、まさに僕の就活の集大成という時期でした。面接の流れも完全に掴んでいて、何を話すべきか、どう立ち振る舞えばいいか、もう自分の中でしっかり確立されていました。企業ごとの違いを楽しみながら、自分をどこまで伝えられるか試している感覚でした。

最終面接もいくつか控えていて、緊張感もありましたが、ここまで来たらあとは自分を信じて突き進むだけ、という気持ちでした。実際、面接官ともリラックスした状態で話ができ、相手も僕の考えに耳を傾けてくれているのが伝わってきました。企業のビジョンに共感できる部分を見つけて、その熱意をしっかり伝えることができたのは大きかったです。

面接が終わった後は、「これで最後かもしれないな」と感じる瞬間もありました。就活の中で、自分がどれだけ成長したのか実感し、ここまでやり切ったという達成感がありましたね。6月上旬は、自分にとって本当に大切な時期だったと思います。

大満足な6月中旬

そして、6月中旬。いよいよ結果が返ってくる時期です。待っている間は少しドキドキしましたが、この頃にはもう内定をいただける自信もありました。

結果として、2社の企業から内定をもらうことができました。正直、最初は「内定をもらえればどこでもいいや」くらいに思っていましたが、最終的には自分が納得できる企業を選べる立場にいることに非常に驚きました。

この時期は、じっくりと内定をもらった企業について考える時間を持ちました。正直かなり悩みました。1つを選ぶために各会社の人事担当者や先輩社員との面談をお願いし、何回も壁当てをしたりしました。また会社の口コミをネットでくまなく見たり、四季報で会社の状況も深掘りした。 本当に悩んで、悩みに悩んだ末、今の会社を選んだ。正直、この期間が就活の中で一番辛かったと言っても過言ではないです。

内定をもらった瞬間は、すごく嬉しかったのと同時に、ここまでの頑張りが報われた感じがして、少しホッとしましたね。「大満足」という言葉がぴったりな6月中旬でした。

就活終了6月下旬

そして、6月下旬。ついに就活終了の時が来ました。振り返ると、あっという間の3ヶ月弱でしたが、本当に充実した時間でした。就活に入る前は不安もありましたが、やってみると予想以上に楽しめたし、自分自身も大きく成長できたと感じています。

選んだ会社に決めたのは、自分にとってベストな選択でした。ここからは、新しいスタートが待っていると思うとワクワクしますし、これからの自分がどれだけ成長していけるかが楽しみです。

それにしても、就活を終えた後の解放感はすごかったです。やっと自由になった気がしましたね笑
この時期は、内定が決まった会社と今後のスケジュールを確認したり、少しゆっくりした時間を過ごしました。

就活を終えた時に思ったのは、「就活って、本気で楽しめば絶対に良い結果が出るんだな」ってことです。周りの友達とも話しましたが、みんなそれぞれの道を見つけていて、就活を楽しんでいた人ほど良い結果を手にしている印象でした。


★留学と世界一周を生かした就活

これまで書いてきた文の中では思うように留学や世界一周について触れることができなかったので、留学や世界一周を経験して就活を迎える子たち、また留学や世界一周をしたいけど就活に支障が出ると不安に思っている子たち対して、もう少し参考になるように文を書いてみる。

1, 留学や世界一周で得た具体的な強み

オランダへの1年間の交換留学と、休学して100日間で行った世界一周旅行を通じて得たものは計り知れない。まず、異文化適応力が大きな強みとなった。留学中、様々な国から集まった学生と共に生活する中で、異なる価値観やコミュニケーションスタイルを尊重し、理解する力が自然と身についた。また、世界一周の経験では、予期しないトラブルや文化の違いに直面する場面も多く、柔軟に対応する能力(柔軟性・危機管理能力)が育まれた。これらの経験により、どんな状況でも冷静に対応し、迅速に解決策を見つけるスキルが身に付き、どの企業でも求められる資質だと感じた。

さらに、語学力と国際感覚も大きな武器となった。オランダでは英語での授業や現地の人々とのやり取りを通じて、英語力が格段に向上した。加えて、複数の国を訪れた経験を通して、異なる文化圏でのマナーや習慣に対する理解が深まり、グローバルな視点で物事を見る力が培われた。これにより、企業がグローバル展開を目指している場合でも、すぐに適応し、貢献できる自信がある。

2, 面接での強みのアピール方法

面接では、留学と世界一周で得た経験をどのようにアピールするかが鍵だった。例えば、「異文化適応力」「問題解決能力」をアピールする際は、具体的なエピソードを交えて説明した。留学中、グループで課題に取り組む中で、文化的な誤解やコミュニケーションのズレをどう解決し、チームをまとめたかを話すことで、ただの留学経験ではなく、実際に役立つスキルとして伝えることができた。また、世界一周中に予期しないトラブルに直面した際、自分で解決策を見つけ、次に向かうためにどう行動したかというエピソードもよく使った。こういった具体的な話は、面接官の関心を引きつけ、実践的な能力を示す良い機会となった。

特にグローバル展開をしている企業や、国際的なプロジェクトを抱える企業では、こうした経験が大きな強みとして評価された。柔軟性と問題解決能力が、異文化での経験を通じてどのように形成されたのかを具体的に伝えることで、他の候補者との差別化が図れたと感じる。

3, 留学や世界一周が自分の企業選びにどう影響したか

企業選びの際にも、留学と世界一周の経験が大きな影響を与えた。特に、グローバルな視点を持っているかどうか、そして多様性を受け入れる企業風土があるかどうかが重要なポイントだった。自分が経験した異文化での生活や仕事のスタイルを活かせる環境を求めていたため、グローバル展開をしている企業を中心に志望した。また、留学中に得た新しい価値観や世界一周での気づきは、柔軟な働き方・考え方クリエイティブなアプローチを尊重する企業文化が自分に合っていると感じさせた。

その結果、就活中はグローバル企業や、海外展開を強化している企業に対して特に強い関心を持ち、実際にそういった企業を中心にエントリーした。異文化での経験が活かせる職場で働きたいという思いが、企業選びの大きな軸となった。

4. 留学・世界一周と自己成長のリンク

留学や世界一周を通じて、私が最も大きく成長したと感じる点は、オープンマインドになれたことだ。これまで自分が知らなかった文化や価値観に触れ、異なる意見や考え方を受け入れることができるようになった。オランダでの生活では、国際的なコミュニティの中で、多様なバックグラウンドを持つ人々と関わる機会が多かった。その中で、違いを理解し、お互いを尊重し合うことの大切さを学んだ。異文化での生活や対話を通して、私自身の考え方や視野が広がり、柔軟な思考を持てるようになったと感じている。

特に、世界一周中には、予期しないトラブルや文化の違いに直面することが多く、それにどう対応するかが重要だった。例えば、現地の言葉が分からずに困る場面や、文化的な違いによる誤解など、多くの困難があった。しかし、それらを経験することで、異なる環境に対して適応し、自分の固定観念にとらわれない考え方を身に付けた。このオープンマインドな姿勢は、企業でのチームワークや多様な意見を受け入れる力としても活かせると確信している。

さらに、この経験を通して、自己理解が深まり、自信もついた。孤独な環境や未知の挑戦に直面したことで、自分が何を大切にし、どのような場面で力を発揮できるのかを知ることができた。また、困難を乗り越える中で、私は一歩一歩成長し、常に新しい視点を取り入れながら自己をアップデートしてきた。この成長は、就職活動においても大きな強みとして活かされ、面接でも具体的なエピソードを交えながら、自分のオープンマインドな姿勢と柔軟性をアピールした。

留学や世界一周を通して学んだオープンマインドな視点は、これからのキャリアでも重要な武器となるだろう。特に、異なる価値観を持つ人々と協力し、より良い結果を生み出すことが求められるグローバルな職場環境では、このスキルが大いに役立つと感じている。


これらの要素を活かしながら、自分らしいアプローチで就活を進めた結果、満足のいく形で内定を得ることができた。留学や世界一周を経験したからこそ、自信を持って自分の強みを発揮できる場を見つけることができたと思う。


就活なんて本気で楽しめ。

最後に。
私がこの経験を通じて学んだのは、就活は楽しむことが重要だということです。単に内定を取るための作業ではなく、自分を深く理解し、企業と向き合うプロセスを楽しむことで、就活そのものが自分にとって成長の場となると思います。

当落の結果に一喜一憂するのではなく、自分にとっての新しい発見や経験を大切にしながら、就活をポジティブに楽しむこと。それが、就活の成功の秘訣だと思います。

みんな就活なんかに大きく固執せず、やりたいことをやり切って、それを自分の専売特許として楽しく就活をしようね。

今回も読んでいただきありがとうございました。

それでは、また👋


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