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【入社エントリ#2】ものづくりを愛し、地方を盛り上げるために上京した商社未経験者が今、STANDAGEでガンガン貿易を回している話

こんにちは。STANDAGEに中途入社して1年目の中鶴(ナカツル)と申します。
これから就職活動をされる方や転職を考えている方のご参考になれば幸いです。



これまでのキャリア


今でこそ貿易という分野にどっぷりとつかって生きていますが、STANDAGEに入るまでの私の社会人生活は、何かをつくることに深くかかわっていました。

経歴としては
大手自動車関連メーカー ⇒ ワーキングホリデー(カナダ) ⇒ 製造業向けコンサル ⇒ 地方創成 ⇒ STANDAGE です。

元々工学系出身だった私は、ものづくりが好きだったので新卒で大手自動車関連メーカーに入社。
そこでエンジンの設計やコストダウン、新規事業開拓等を担当していました。

アフリカ市場での新規事業開拓。この時初めてアフリカとの接点ができた。

開発、原価管理、事業開拓、海外業務、同年代の中でも色々な経験をさせてもらい、ある程度充実はしていましたが、「結局この会社が無ければ自分は無力なんじゃないか」という疑念と、「もっと渇いて生きていたい。変化の大きな中で生きていたい」という謎のハングリー精神から退職を決意。

退職後はワーキングホリデーの制度を利用し、カナダに渡航しました。
カナダでの生活はとにかくコロナに影響された一年でした。
意気揚々とカナダに着いたはいいものの、渡航して2週間経たないうちにコロナの影響で町は完全にロックダウン。
しばらくの間はボランティア活動をしたり、現地の友人の事業を手伝ったりしながら耐え忍びました。

この期間に本当に数多くの現地人に「日本人だから」という理由で親切にしてもらったり、好意的に接してもらい、「いつかは日本のために本気で働きたいな」と漠然と思い始めたのを覚えています。

徐々に規制が解除されはじめるも求人が少なかった当時。
色々な縁がありベジタリアン向けカフェレストランで料理をつくる人として働き、だしすら使えない状況だったため、「うま味」と向き合う半年間となりました。

カナダ生活とベジタリアン料理たち

1年間のワーキングホリデービザの期限を終え、別の就労ビザで2年目の滞在を目論んでいた矢先、コロナの第2波が訪れビザが発行出来ず、日本へ帰国しました。

帰国後はメーカー時代の新規事業開拓がとても楽しかったという思いもあり、「世の中の企業が創造的な活動をできる時間を増やせればもっと世の中は面白くなるのではないか」という思いのもとコンサルタントに転身。
フルリモートの仕事だったため、故郷の広島県に身を置きながら、製造業向けのコンサルタントとして、大手企業を中心に業務改善やDXの支援を行っていました。

この頃たまたまご縁があって、プライベートで9LDKの古民家を入手。
そこからは激動の日々で、平日はコンサル業務の傍ら家事をこなしつつ、残った時間で古民家の改装の計画を練ったり、DIY用の資材発注を行ったりして、週末はひたすらDIY。
完成するまでの2年間本当に休みなく動き続けました。

改修した古民家の室内

コンサルでの仕事については、色々な企業様と関わりながらDXという切り口で各現場に大きな変化をもたらせるという環境で、会社の先輩も尊敬できる方が多く非の打ち所の無い会社でした。

しかし、地方に身を置きながら仕事をしていると周りは衰退していく企業ばかりで「本当に困っている人って地方の中小企業の人たちだよな」という思いが膨らみ、会社を離れ地方創成に取り組むことにしました。

独立後はコンサル時代の知見を活かして、地域の事業者の業務改善や商品開発を行い、改修した古民家でスペース運営や展示販売なども行っていました。

ただ、実際に地域の事業者と関わっていると、「業務改善や新しい商品を開発する資金も人もいない」という声を多く耳に。
今彼らに本当に必要なものは業務改善でも新規事業でもなく、「既存の商品で売り上げを伸ばすこと」という結論に気づかされました。

とはいえ国内の人口も減少傾向の日本で内需への期待はできない。ともすれば残る手段は海外輸出ではないのかという結論に。
タイミングよく当時登録していた転職サイトからSTANDAGEからカジュアル面談の誘いがあり、これだと思いすぐに連絡をして面談を受け、広島に古民家を残し上京してSTANDAGE生活の幕を開けました。


STANDAGE入社の決め手


STANDAGE入社の決め手となったのは、中小企業の海外販路開拓支援を行っている点と貿易に関わるDXツールの開発にも注力している点です。

個人で活動している中で感じた「地方の中小企業の海外売上を増やしたい」という思いと、メーカー時代に芽生えた「企業が創造的な活動に確保できる時間を増やしたい」という思いを同時に叶えることができるのはここしかないのではないかと思い入社に踏み切りました。


入社して感じたこと


入社して特に印象的だったのは前向きに仕事をしている人が多いということです。
STANDAGEでは何か新しいことを始めるとなったときに、出来ない理由を探すよりもどうやったら実現できるかを真剣に考え、社歴など関係なく誰もが会社を大きくするために議論をしていています。

STANDAGE社員それぞれが志をもっているのはもちろんのこと、他人の意見を受け入れるという多様性が会社の風土としてあるからこそこういった雰囲気が醸成されているのではないかと思います。

おかげで新しい物事が身近でどんどん前に進んでいる環境なので、自身としても日々成長を感じています。


今後STANDAGEで目指すこと


自分の根底に地方の企業の売上を伸ばしたいという思いがあるので、まずはしっかりと自分が関わるお客様の売上を立てることです。

色々な制約があり、難易度の高い商品も中にはありますが、その中でも挫けず挑戦をし続けしっかりと貿易を形にしていきたいですね。

あとはまだまだ小さな会社なので、今後大きくなっていくうえで、組織の強さを高めていけるような仕組みを作っていきたいです。
STANDAGEという会社で働く誰もが最高のパフォーマンスを発揮できるように、自身のコンサルの経験を活かしながら、このあたりを確立していきたいと思っています。


入社希望者、転職・就職活動中の方へのメッセージ


新卒や他業界への転職を考えている方の中には「今までやったことが無いことだから不安」という思いを持っている方もいると思いますが、自分が人生で獲得してきた経験というのは必ずどこかで役に立つので、思い切って新しい世界へ飛び込んで行きましょう!

実際に私も貿易とは少し離れた職歴ですが、ベジタリアンレストランでの経験が食品の提案に活きたり、コンサル時代の経験がツール開発に役立ったり、DIYの経験が展示会に役立ったりと、今までの人生で起きたことがすべて伏線だったのではないかと錯覚することすらあります。

自分の今までの経験とマッチしなさそうだからと尻込みせず、まずは一歩を踏み出してみましょう。

商社経験が無くても、「挑戦」「地方貢献」「スピード感」「成長」「グローバル」、このあたりのキーワードにピンとくる方の一歩をSTANDAGEは受け入れてくれる会社です。
皆さんの新天地の候補として検討してみてはいかがでしょうか。

◇お問い合わせや取材、カジュアル面談等のご依頼はこちらから!
 メールアドレス:info@standage.co.jp
 メールフォーム:https://standage.co.jp/contact

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