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私の想いを代弁する本に出会えて_0717
サヨナライツカを読み終えた。
沓子は孤独だった。ただ思い出だけが彼女に寄り添ってくれた。肉体と心を分離させて、心のどこかで誰かを思い続ける。二人は事実上は結ばれなかったから、豊は沓子の中で永遠になった。沓子は自分の中に豊を死ぬ間際まで存在させることができた。
人を愛するのにもはや言葉も必要ないのかもしれない。愛撫で相手の愛情を確かめることだってできる。見つめ合って、お互いの愛を感じることができ
好きな人のインスピレーションの根幹を知りたくて_0717
最近とてもcharaが好きなんだけど、彼女が何からインスピレーションを受けてあれほど美しい曲を作っているのかが気になって、彼女の行きつけぽいお店を訪れてみた。
お客さんは私と休日の外食を楽しむ仲良しな夫婦。恐らく常連さんでマスターとも仲良く話している。ただマスターは愛想が良い訳ではなく、余所者を拒みそうな印象。
夫婦がそろそろと席を立ち、お店には私とマスターだけになった。私は食事を終えお酒も飲
存在の消えない貴方へのメッセージ_0528
大切な人のそばに居られないことはとても苦しくて、何故あの時突き放してしまったのかと自分を悔やみ、ああしてればこうしてればと考えたところで戻れないことを分かってるから、貴方からの連絡を待ち続けることしかできない。
何もかもが初めての感覚だったの。理性でコントロールできない自分の感情。全てを投げ出して貴方に会いに行ってしまうこと。貴方の体も貴方から発せられる言葉も貴方の眼差しも全てが愛おしいこと。貴
慎重に言葉を発する_0509
言葉にはその人の本質が現れるから、細心の注意を払いながら一句一句を紡いで言葉を発するようにしている。
話をすることに人一倍の労力がかかるけれど、言葉は自分から放たれると取消はできないから、慎重に言葉を選ばなければならない。
だからこそ、言葉に違和感を感じない、自分の好きな言葉をくれる人に出会えた時には、この上ない喜びを感じる。
いつかまた会えたなら_0509
いつかまた貴方と会うことができたならば、私はどんな顔をして貴方を迎え入れるだろう。会えなかった時間の貴方の微かな変化も見逃さないように、貴方を隅々まで見つめるだろう。幻想であったらいいのにという想いを添えて、私は明日もまた何処かで貴方に出会えることを夢見て眠る。