【アニータ・ムアジャーニ】人生とは運命なのかそれとも自由意志で選択できるのか -向こう側で見てきたこと 13
この記事をご覧いただきありがとうございます🍀
個人的に敬愛するアニータ・ムアジャーニ(Anita Moorjani)さんのこちらの動画の翻訳をしたはろ/Halo🍀です。
ステージⅣの末期がんから臨死体験を経て生還し、向こう側の世界とこの世に関わらず、本来の自分で在ること=愛だと「無条件の愛」とワンネスの世界を語り続けるアニータ・ムアジャーニさん。
「喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと」発刊10周年記念版(原書)発売 アニータ・ムアジャーニ
(日本語翻訳版は2013年初刊)
アニータムアジャーニ・オリジナル動画
Destiny vs. Free Will - View from the Other Side, Episode 13
2022/01/28 にライブ配信(18分35秒)
Anita Moorjani Official YouTube Channel
【オリジナル動画(英語音声)で聴きたい方はこちらの「オリジナル動画」からどうぞ】
ご視聴ありがとうございます。それでは今日は......運命に対する自由意志についてお話しします。
患者の責任と医師の責任(前回動画へのコメントより)
本題の前に、私が先週配信した動画についてお話したいと思います。あらゆる医療従事者、医療関係者のみなさまに向けて発信したものですが、それはそれは多くの反響があり、そのうちの99.9%が肯定的で、とても嬉しかったです。
オリジナル動画(英語)とその翻訳はこちら⇨
というのも、本当に多くの方々がここでのメッセージに、それぞれ多方面から、あらゆる側面から共鳴してくださったからです。まだご覧になっていない方は、この動画を、ご覧になってください。
この動画について、そしてこの動画に寄せられたいくつかのコメントについては、今日のテーマである、運命に対して自由意志があることについて、私が向こう側の世界に行ったからこそ理解していることへも派生していく内容ですので、ぜひご覧ください。私は向こう側の世界にいて、こちらの世界に戻ってきた経験があるので。
最初に、私が先週の動画に受け取ったいくつかの素敵なコメントのうちの一つ、医師である男性からのコメントを紹介させてください。彼はこう言っていました。その方は、"ガンとかその他の病気の快癒のために、あらゆる代替のヒーリングについて多くの研究を進めてきていて、医薬品に頼る必要がないように、医師に頼る必要がないように、常に人々にそうした情報を与えたいと考えているそうです。ただ、問題なのは、多くの人々の方が、そうした自分の人生や命への真の責任を持ちたくないということ"なのです。
これは重要なポイントです。私たち人類の中に、医師であれば魔法の薬を出してくれると思っている人が多いということになります。言い換えると、医師はあなた自身に力を取り戻させる必要があるし、その一方で、医師に診てもらう患者である皆さんには、自分の力を取り戻し、自分の力を外側・他に明け渡さないようにする必要があります。(外側に)力を与えてしまっているのは、患者となった私たちの側の責任です。また、だからこそ、一方で、医師というのは、絶対に(患者の)恐怖心を呼び起こすべきではないのです。医師は、患者自身に力を取り戻させる必要があります。しかし、一方で、救済を必要としている自分の健康の、自分の状況の、あたかも犠牲者であるように感じることのないよう自分の力を取り戻すことこそ、私たちの責任なのです。
だから、私たちがある意味、そこで気づかなければいけないのは、「そうだ、こういう病気、ここまでこういう状態になったのは、それまで自分が自分にしてきた数多くの出来事が原因で、そこから健康にしていくのには、医療関係者によるサポートが必要かもしれないが、それでも、自分の人生とウェルビーイングの主導権を握るのは自分自身」ということなのです。
本当に良いご指摘のコメントだと思います。私たちは犠牲者ではないのです。残念ながら、私たちの現在のパラダイムでは、一部の医療関係者やマスメディアによって語られるストーリーでは、まるで、私たちは人生の犠牲者であると信じさせるようなものが語り継がれてきました。
私たちは、私たちは人生の犠牲者・被害者ではないと気づき、自分の力を取り戻す必要があるのです。そして、それこそ、今日お話ししたいテーマである、人生における運命とは?自由意志?とはという問いかけにつながっていきます。
私たちの人生の中でどこまでが運命でどこまでが自由意志によるものなのか
この問いかけは、本当に何度も何度も折りに触れ、出てきます。私たちの人生の中で、どの程度が運命で、どの程度が自由意志によるものなのでしょうか。
では、私の個人的な運命に対する理解をお話ししましょう。私が理解している、運命とは、それは私たちの魂の意図です。
運命とは、私たちが生まれる前に、私たちの魂が自分たちに意図したものであり、こちらの世界に来て、こうあるべきだ、こうするべきだと、表現し、経験することを、意図してきているのです。
ある家族のもとに生まれ、私達を形成する経験ができるように、私達が特定の挑戦・課題を乗り越え、それぞれがあることを成し遂げるように、それが、世界を変えることであれ、素晴らしい子供を育てることであれ、素晴らしい家庭を築くことであれ、どんな内容の経験であれ、あなたの魂は意図というのを持ってこちらの世界に来ています。
ですが、ですが、その魂に従うかどうかについては、常に自由意志を持っているのです。あなたというのは、魂の意図と違った決断をするかどうかについて、常に自由意志を持っています。
魂の成長のために挑戦的な状況にあっても自由意志で選択ができる
これを分解して、さらに説明しましょう。これは私自身の理解であり、私が向こう側の世界にいた時に、理解し学んだことです。というのも、私も(以前は)同じような疑問を持っていたから、です。私たちの人生はどれほど運命づけられているのかという疑問です。
私たち自身が「自分が人生の犠牲者・被害者であると思わないようにする」という話から今日のトークを始めた理由は、(こちらの世界に戻ってきてから)私が気づいたことのひとつとして、運命というものを非常に強く強く信じている文化においては、人々は、現状を運命というもので自己完結してしまい、自分たちに、まるで人生の犠牲者・被害者であることを許してしまっているように見えるからです。
"あー、これは私の運命だ、どうせこれは私の運命なんだ"、と言い聞かせながら、そのまま、身を任せて乗ってしまうのです。また、もしすべてが運命だとしたら、すべて運命なのだとしたら、私が努力する意味はない、だって、すべてはどうせ運命なのだからと、言っている方々を見かけることがあります。
実はその逆なんです。魂の意図である運命に従うかどうかには、自由意志があるのだから、実は運命に従うには、自分の魂に耳を傾けその魂の声を実践しなければなりません。
だから、(運命だから仕方ないと言いながら)自己満足に陥らないことです。このことを、私が言っていることが本当に皆さんにわかっていただけるようにここでもっとさらに深く説明したいと思います。
例えば、あなたの魂がこちらに来ることを意図していたとします。それは、どのような状況でもいいんです。あなたが今置かれている状況、例えば、良くない人間関係の中にいるのか、健康上の問題を抱えているのか、あるいは経済的な問題を抱えているのか、そこで、あなたは、あー貧乏になるのは運命だ、とか、この私を虐待してくるパートナーと一緒にいるのは運命だった、とか、病気になるのは運命なんだ、とか、こういう場合は、これが私の運命だから、完全に自己満足から、こうも言うかもしれません。だから、私は何もしないと。
私の知っているある種の文化では、運命というものを非常に強く信じている人たちは、そうやって、自分の人生に対処しています。自己満足に陥り、人生の犠牲者になってしまうのです。
私はそうは思いません。私が思うのは、あなたの魂がこの試練を乗り越えることを望んでいるのかもしれないのです。この挑戦を通して、あなたの魂はそう意図しているのかもしれません。例えば、あなたが悪い関係の中にいてパートナーがあなたを虐待している場合、あなたの魂はその関係を経験するよう意図しているかもしれない、あなたがその関係から離れる強さを身につけること、そして、あなたがその関係から離れることができてこそ、あなたのパートナーには、そのような虐待行動を取ったら何もなしでは決して済まされないのだという教訓になるでしょうし、あなたがそれを通して、別のレベルに到達すること、そうやって、あなたも自分を大切にし、尊重してくれるパートナーに心を開くことができるようになっていく、もしかしたら、それがあなたの魂が意図した旅なのかもしれません。それこそがあなたの運命なのかもしれません。
一方、運命に自己満足し、自分が”被害者”意識になることで、あー、これはこれは私の運命だ、だから私は何もしないというのは、もしかしたらむしろ容易なことかもしれせん。しかし、あなたには選ぶこと、選択することができるのです。
私からしてみたら、自由意志で、被害者になることを選択することが、あなたをネガティブな状況に追い込んだままにしているのです。
私は、私たちの魂が、私たちをネガティブな状況に長くいることを選んだわけではないと思います。私たちは成長するために困難な状況に直面することがあると思います。魂が成長するために、こうした状況を得ることはあります。しかし、常に必ずそこに出口はあります。常に必ず出口はあるのです。
それでは、私たちは、どうやってその出口を見つけることができるのでしょうか?
私たちは、自分の内側に向かうのです、内側に同調、波長を合わせるのです。なぜなら、自分の魂は、どんな存在であること、どんな行動を取ることを意図しているかを知っているからです。
あなたが、内側から出てくる言葉に波長を合わせ、静かに座る時、瞑想する時、同時に、あなたのスピリットに助けを求めます。
あなたにとって何でも自分に合う方法で。それが霊であれ神であれ天使であれ亡くなった愛する人であれ、あなたの魂であるハイヤーセルフであれ、あなたの魂というのは、あなたが何を意図し、どこから来たのか、どこに行きたいのか、あなたの旅路を知っています。
だから、あなたは、あなたの内側の声に波長を合わせて、ただただ、耳を傾けて、耳を傾けていけば良いのです。
例えば、ちょっとした健康問題でも、健康上の問題、例えば感染症やその他の健康問題、あるいは疲れているとか、元気がないとか、私の頭に浮かぶ時には、それが何であれ、ハイヤーセルフに、私は、この状況を克服するために、私は何をすればいいのだろう?と聞いてみます。すると私の魂は、「ああ、わかった。それは、あなたがその人たちに踏みにじられ、搾取されたからだ。そこで、声をあげる必要があります」と。
その魂の意図に従うかどうかに対しては、常に自由意志を持っている
ここで、私の自由意志の出番です。私の運命は、「実際に声を上げて、自分のために立ち上がることだ」と言ってくるかもしれないし、「もっと運動したほうがいい、まだ運動不足だ」とそんな単純なことを言ってくるかもしれません。
そうです。そこが、私の自由意志の出番です。自分の魂から得た洞察をどう受け止めるのか、自分で、「わかった、あの人たちに搾取されるのはごめんだ。そんなことはさせないわ」と言うのか、「実は私の足を引っ張っている、その人たちとの契約を破棄する」なのか、それとも「もっと運動する必要がある」というもっと単純なメッセージを受けたら、そこで、起きて運動するようになるのか、それともまだベッドでゴロゴロしているのか、そこで、あーどうもしないわ、どうせ病気になるのは私の運命なのですからと言うか。
あなたの魂は常にあなたにメッセージを送っている
そうです。お分かりいただけましたでしょうか。あなたの魂は、常にあなたにメッセージを送っているのです。常にです。
そうしたメッセージは、実はここに来るまでに、あなたの魂があなたに意図していた運命のものです。あなたが来る前に、あなたの道として、あなたの人生の初期の部分、例えば、あなたは誰として生まれ、生まれた場所、生まれた家族、私たちはそれを選んだわけではないので運命と言いますが、実は、ある次元では、あなたの魂はそれを意図しているのです。
私は、最も完璧な家庭に生まれたと思います。たとえ、ネガティブな経験があったとしても、最も完璧な家族に、生まれてくる最も完璧な文化の中に生まれてきたと思います。今の私があるのは、今の私がしていることの、どれもこれもが、完璧なそれらのおかげです。
その運命の中に、もがき苦しみ続けていたかもしれない、あの時、死んでしまい向こう側の世界に行くこともできた、そのすべてを、私の運命だったと言うこともできたのかもしれません。
でも、実はその逆なのです。私の魂は、私に導き・ガイダンスを与え、私はその導き・ガイダンスを聞き、受け取りました。魂が与えてくれる導き・ガイダンスは、それはあなたの運命の一部です。しかし、その魂のガイダンスに従うか従わないか、あなたには選ぶ権利があります。
運命に従うことは、現状に満足し、ただ受け入れることとは、反対の行為であり、運命に従うとは、ガイダンスからのメッセージに同調し、そのメッセージに従うという積極的な行為なのです。そして、そこには、自由意志があるのです。常に選択することができるのです。
例えば、あなたの魂のメッセージでは、「この仕事を辞めなさい」というかもしれない。「もうちょっとチャンスをつかみなさい」とか「自分を愛する必要があります」とか、「このままではいけないと、ここを乗り越えられると自分に自信を持って」とか「もっと大きなチャンスが待っているから、このタイミングで、この小さなチャンスを掴むんだ」とか、そうしたあなたの魂のメッセージに波長を合わせると、私たちというのは、魂からこのようなメッセージを受け取れるのです。
そうして、10分後には、ああ、だめだ。怖すぎる......あれはただの夢で、私の想像に過ぎない…そう思うのも、あなたの自由意志です。そうやって、あなたは、あなたの運命に従うのを遮っているのです。
自分の運命の声、自分の魂の声をどう聞き分けるか
魂の声を知るには、その声があなたに語りかけるとき、ちょっとワクワクするようなことを言われたら、「ああ、こうすれば、ああ、こうなるんだ。」と、私にとって、あなたに取って、ワクワクしたり、自由になったり、開かれるような感じがする時、それが運命の声です。
運命というのは、あなたを不利な運命に閉じ込めたりはしません。その反対です。
あなたは、自分自身を表現し、あなた自身を最大限に表現する何かになるためにここに来たのだから。縛られたり、閉じ込められたり、抑制されたりするためにここに来たのではないのです。あなたの魂は、そんなものではありません。
あなたの魂はここに来て、自由に解放されるために来たのです。だから、運命の声というのは、常に解放的でオープンです。その上で、あなたの自由意志が恐怖からの声に従うかそれとも運命の声に従うか、選択することができるのです。
この世界で、このパラダイムで生きている私たちには、恐怖の声が押し寄せ迫ってきます。だからこそ、自分の内なる声に耳を傾けることが、ますます重要になっています。自分の内面的で本質的な情報網、自分自身の内なる声に耳を傾けることが、ますます重要になっています。
押し寄せてくる恐怖の声に追い込まれるのではなく、一人になり、自分の内なる声、自分の内側のインフィニット・ネット(無限のネット)に耳を澄ますことが、ますます重要になってきています。
私にとっては、一人で音楽を聴くのもそれをしていることになります。自然の中に身を置くのもいいし、リビングで静かに座って、自分で質問をしてみるのです。問いを投げかけるのです、質問するのです、答えを求めるのです。(向こう側からの)サインをもらうために聞くのです。常に聞いています。 いつも話しかけるのが、向こう側と接触するのが、習慣になっています。あなたも誰でもそれを習慣として身につけることができます。
そのことを思い出してほしいと思い、今日はここに出てきました。自由意志と運命の違いについて、私の解釈をお伝えし、あなたに思い出してほしいのです。
自由と解放感のある内なる声に波長を合わせ、耳を傾けることを思い出してください。それは、あなたの運命の声です。
この場を去る前に、2つだけお知らせがあります。
1つは2022年3月10日にオンラインでイベントを行う予定です(終了済み)。そのリンクを貼っておきます。ライブイベントで、太平洋標準時の午後7時からZoomでオンライン開催になりますが、あなたのいらっしゃる国では、何時か調べてみてください。米国サンホセのユニティー(Unity San Jose)で行われます。
誰でも参加できて、世界中からチケットをお求めいただけます。そして、インタラクティブですので、私はあなたに会い、あなたは私に会うことができます。参加者が手を挙げて質問することもできます。とても楽しみにしています。私は聴衆の皆さんとそうしてとつながるのが大好きだからです。ぜひこのイベントをチェックしてください。
もう一つのお知らせは、私の最初の著書『Dying To Be Me』が、2022年3月に10周年記念版として出版されます。改訂版では、ボーナスとして追加で、向こう側の世界と繋がること、向こう側からのサイン、そしてエンパスについてもお話しています。新たなバージョン(洋書)で生まれ変わります、ぜひチェックしてみてください。Amazonでも購入できます。
そして、3つ目にお伝えしたいことは来週2月2日、とてもエキサイティングなニュースがあります。2022年2月2日に私のオンラインプラットフォーム「サンクチュアリ(Sanctuary)」を再開する予定です。そこで、体験的なエネルギー療法を行う予定です。私が定期的にZoomコールを行い、エネルギーグループ全員で、エネルギー交換を体験したりします。
これら3つのお知らせをチェックしてみてください。この動画の内容を楽しんでいただけて、内容を気にいっていただいた方、このようなコンテンツがもっと観たいと思う方は、私の公式YouTubeチャンネルの登録をして、私を活動をサポートくださると嬉しいです。フォローをお願いします。そうしていただけると、このような(無料の)コンテンツをより多くお届けすることができるようになります。
また、来週、お会いするのが楽しみです。ではでは。