見出し画像

飲食店のイベント。

☆うどん1杯100円というイベント

当日となりました、
朝早くから、スタッフも含めて
準備にかかります。

開店前になると、
外には行列‼
80人近く並んでいて、
予定より多いなぁと…

当日は、
イベントメニュー以外は無しで、
・天ぷらうどん
・きつねうどん
・おろしぶっかけ
の3品
サイドメニューとして
おにぎり2個100円というのが
ありました。

メニューは絞り込んでいるので、
厨房はやりやすいはず、と
開店に合わせて、
麺を茹で始めます

本店の大釜は、
2台あって
15人前づつを一度に茹でれて
一度に合計30人前は大丈夫

ただ、
茹でるのに8分ほどかかるため
前もって
予想を立てて茹で始めないと
オーダーが重なり溜まってしまいます、ここがポイント。

開店前に80人~なので
それに合わせて
茹でまくりです‼

そして、キッチンのパートさん達は
おにぎりの準備、
おかかと昆布で2種
小さめですが数が出ると予想。
これまた大量に握ってもらいます。

そして天ぷらです、
前日までに大量に仕込んだ海老を
ガンガン揚げまくり‼

100円という事で、
海老は一匹
海苔天・大葉・かぼちゃの天ぷらを添えて…それの準備も。

開店とともに、
一斉にお客様が入店
11時オープンでしたが
続々と入ってくるために
程なく満席になり
入口に列が…。

おひとり様 などは相席をお願いしつつ
オーダーが続々と‼

初夏ということもあり、
3種のうどんは、
冷たいぶっかけも多く
思ったよりバラバラでした。

やはり、
麺を茹でる
釜場担当が大変で
ガンガン茹でているのですが
あっという間に
間に合わなくなります。

お昼頃になると、
さらにお客様の来店は増え
バタバタとしてきます。


ここで
1つ、気づいたのは
「満席になってしまうと逆に余裕ができる」事

オーダーが来て、それを食べ終わるまで お客様は席を立ちません。

1度満席になってしまえば、
そのお客様にスムーズに
商品を出せていれば「次」までに
余裕が生まれます、
とは言っても、うどん1杯とプラスでおにぎりですので、
滞在時間は30分~40分位のものです。
それこそ、オーダーの商品が出れば
食べるのは早いと。

ポイントは、
待たせない事
当たり前なのですが
お客様って待つのが嫌いです。

・入り口で待たされ
・注文で待たされ
・料理で待たされ
・レジで待たされる…。

その場所、
お店に到着して出るまでの
トータル時間って……
店側の人間が思っているよりも
お客様は「待ってます」

それを考えて
「待たさない」
「放ったらかしにしない」
工夫が必要なんです。

ここら辺は、コンサル編で
また詳しくm(_ _)m

さぁランチのピークも
すぎてきた頃に、キッチンも
色々と仕切り直しです。

おにぎりのご飯を炊いたり、
明日のための仕込み…どころか
今日の仕込みをしたり

実は想定で
一日の来店人数
500人〜良くて600人の予定でした
が、
ランチで既に500人をオーバー‼

想像以上に大変で
嬉しい悲鳴なのですが
色々と 足りなくなる事態に

やってみて分かる「気づき」は
沢山あるのですが、
ある程度の想定と予測を立てて
準備していれば、何とかなるものです。

ただ、
店側のなんとかなる、からの
満足度と
お客様の満足度は違うので
そこら辺に
違いが出てしまうと

「こんなに頑張っているのにお客さんが来ない」なんて事になってしまいます。

夜の部になってからも
来店はずっと続き、
結局来店者数900人近くになりました

明日は日曜日です、
これより多くなる予定と、
想定外の集計で

次の日をむかえるのでした。

続きます。


この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?