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時間がかかってもいいので自分を受け入れた方が日中の眠気とのお付き合いも気楽にかわせる気がします

おはようございます。5月10日も夜明けを迎えました。
結論からすればすっかり眠剤なしで眠ることができるようになった50代を過ぎたここ最近のことです。

今の自分の身体について本当に感謝しています。
私なりの眠れない夜とのお付き合いをしたためてみます。
個人差のあることですし長年かけてその人にピッタリあった眠りを見つけるささやかな参考にでもなれば幸いです。


Before睡眠不足で倒れた若い頃

新社会人の当時は眠剤なしでは眠れませんでした。ただし薬が翌朝になると残っています。実に辛い時期でした。

そんな私が今でも覚えてる場面があります。

1時間ほどの通勤電車に揺られていざ出社して職場に到着しています。

やる気があるのにもかかわらず起きて(心の病気のお薬を)飲んだ翌朝の薬の副作用で急な眠気に襲われて職場でこっくりこっくりと船をこいで先輩や上司に相当怒られていました。

一番ひどかったのが上司に「死ぬ気で仕事に取り組め」とお説教を食らっている最中のことです。

ものすごい眠気が襲ってきたと思ったら気を失って上司の眼の前で後ろに向へ向かって倒れこんでおり、ドアノブに後頭部をぶつけたそうです。

気がついたら救急車で搬送された後の病院のベッドで意識を取り戻しておりました。

私を担当した医師によると睡眠不足と栄養失調だったそうです。

現在は栄養過多ですが当時は体脂肪率が10%前半でしたからそういう診断がついたんでしょうね。

当時はストレスだらけでした。ろくに仕事のイロハもわかっていないし能力もわずかでしかないのにずいぶんと生意気だったような勤務態度だったようにも思います。

わりと負けず嫌いでどうにか営業成績を残そうともがいて焦るばかりでした。

新社会人になりたてなんだからもっと自分に寛容だったり謙虚さを持っていても良かったんですね。

今思いだすと精神科に通っているのを決して知られたくなかったのでした。

なにせ当時は就職氷河期でしたし自分が病気をもっていて治療中であることを弱みとしてすら打ち明けることができる同僚もいませんでした。

精神科通いを打ち明けたら周囲が同情するか私という人に幻滅して心に隙間を開けて離れていくんじゃないかとびくびくしてました。

そして通院がバレた時点で私は職場をさらなければならないような予感すらありました。

今ほどは誰もが精神科で治療を受けることが普通というほどでもありませんでした。

いつも憧れてる先輩の女性社員に「お前いい年して栄養失調ってバカみたいだなぁ」とコメントをもらった時ずいぶん落ち込んでしまったものです。

あぁ精神で病気持っていなかったらなぁと現在治療を受けていなかったらどれだけ楽なんだろうと思うと自分の置かれた状況が呪わしく思えてなりませんでした。

救急車で搬送された病院で一泊した後なぜか病院で朝食をもらって午前中にはすっかり退院しっかりと治療費2万円弱を自腹で払わされた記憶があります。

今こそなんとなくわかってきたつもりですが自分を許せていない悩みが大きなストレスとして影響していました。

新社会人当時は何か大きな実績を残さないと自分には価値がないとか思っていました。

何か誇れるものがないと結婚だって申し込めやしないなんていって交際相手にだって顔向けできないなぁとずいぶん焦ってたものです。

もっとも張り合うことでしか他者とつきあえないような自分だったから余計に人間関係で悩みが多かったような気もします。

自分に何かひとつは得意なことがあるという余裕とか私は私であって良いのような自信とかが皆無でした。

そのくせ何か自分が突出した能力がありさえすれば社会で通用するような人間でいられるとまでおかしなこだわりすらあったんですね。

もはやそのような何らかの魔法を信じてるレベルで自己啓発の本とか何冊も読んでいたのかもしれません。

若かったなぁあの頃は。(避けるべきお酒や)眠剤も飲まないとやってられないというような捨て鉢な気持ちだった気もします。

ほんとに過去を振り返ると傲慢とか強がりとか無理をしてたとかやっとわかってきたようです。

まぁ今となってはそんな過去も少し愛おしいくらいです。

あぁ眠剤で眠れただけでも助かりますとか救いがありますとかお薬に感謝すらできていませんでした

眠れるということで担当医に眠れていますって報告すらできていませんでした。

お守りとして必死になって眠剤をもらっているわりにはそのお守りにすがってばかりだったのです。

必要であれば眠剤だって有効に使えば良いのだと思います。ただ薬は薬になったり毒にもなったりします。
そこらへんは慎重になったほうがよいとは思います。
でもその薬を飲む姿勢や態度がよほど大事な気がしているんですね。

After 眠剤なしでも日中には眠気がやってくるけれど

あぁ眠れないで朝を迎えてしまったなぁとわかったらその時点でぬるま湯にでも浸かることだって有効だと思います。

湯舟の中で一瞬でも眠りにつけると少しは楽にスッキリします。

仕事中に急に眠気がやってくると洗顔したりフリスクのようなミントを一瞬で食べたりします。

また汗拭きシートで体や顔をぬぐったりして爽快感を武器に眠気とお付き合いします。

カフェイン強めのコーヒーやガムなども効き目を感じます。

手がけている仕事が割と単調な事務作業の連続だと眠気に飲まれてしまいそうになります。

そんな場合はできるだけ単純作業で体を多く使う仕事をしておいて気分転換をするように心がけます。

イ 食後の珈琲を飲んだ後でも眠くなるような日中の眠気への傾向と対策について

今は眠剤なしで眠ること本当に助かってます。

というのも夕食を食べるとだいたい起きていられません。

食後に歯磨きをするのも精いっぱいです。すぐにベッドに倒れ込んでしまいます。

おかげさまで今現在ではそう睡眠時間にブレがあって何時間も寝続けられる場合とわりと短時間の睡眠時間で大丈夫な場合とまちまちです。

そんな状況でもくよくよ悩まないようにしています。

ロ 中途覚醒だって日常茶飯事

だいたい深夜の2時から3時くらいでぱっと目が覚めてしまうことも多々あります。

今日もそんな感じです。今3時前、目が覚めるのは2度目です。もう頭が多少すっきりしています。

眠気はというとnoteの原稿の下書きチェックができるくらい意識ははっきりしています。

だからといっても焦りません。私ならもう焦りません。

ベッドでじっとしてるだけでいつのまにか眠りに入るラッキーな状況も時にやってきます。

今日はこの原稿がアップできるまでしばらく体に起き続けてもらい眠気がやってきたらきたでまた夜明け前までくらいは寝てもらう感じです。

眠気が来なかったら来なかったで日中にくる大きめの眠気の波をかわす工夫をしたいと思います。

無理に寝ようと焦らずに読書してみたりネットで将棋をしてみたりAmazonプライムビデオやyoutube動画などを見たりもできます。

新しい書道の作品についての準備をしたりもできます。

しばらくするともしかしたら眠気が再度やってくることもあるでしょう。そこは逃さずに再びベッドに戻ります。

今は調子が良さげで5時から6時の間でずっと眠れた場合もあります。

だいたい6時前後に空腹を感じつつも目が覚めてしまいます。

まず朝の目覚めの後はカーテンを開けます。
陽の光を浴びることで体内時計のリセットを狙います。
窓のサッシを開けて数分は新しい空気を入れます。

朝の清々しさはストレスの発散に有効なんだと思います。

前までの自分なら中途半端な時間に目が冷めてしまうと翌朝になって疲れた状態で起きてしまい自分を許せない怒りの感情が湧いてきたものでした。

十分な睡眠時間が確保できないことで翌朝以降の自分の生活の質が下がるので大いに焦ったものです。

今は出社時刻が遅めな職場ですので、仮にもし眠気が残っていても仮眠をとって少しだけ頭をスッキリさせておくことでどうにかやり過ごせるだろうという見込みがあるのです。

それは今の状態を受け入れてそのままやり過ごすという自分の生き方がずいぶんと脱力していて吹っ切れたからかもしれないです。

何かをやりとげなければ生きる意味なんてないみたいな強迫的な生き方から脱したからだというような気がします。

好きなことは続けたいし達成もしたいけれど焦るほどでもないという感じです。

鼻歌でも歌いながら何かを忘れるのは気分の余裕を感じられて有効かもしれません。

息を整えるのも大事ですよね。

さて中年を迎えて白髪が増えてウエストも横に成長してすっかり臨月のようなたぬきの置き物体型がどうしたというのでしょう?

恵比寿さまのようなお腹だって構うもんか。

そんなシルエットの私ごと私は私を受け入れよう。

スリムでまっちょでなかやまきんに君のような体には憧れはします。

でもだからといって今太ってしまった自分を否定しません

20代の頃はスリムだった。20年かけてたくさんの贅肉をつけた私。
なら20年かけててでも焦らずに贅肉を落としていけばいいんじゃないかなあ。

朝の目覚めと共に突然やってくるこむら返りの痛みも避けられません。

今すぐに体質に改善を始めたほうがよいとはわかっていてもくよくよはしません

まずは自分の今を受け入れることが大事ですから。

無理に自分を貶めないこともとても大事なことだと思うんです。

そして、そうした前向きさや明るさが眠剤なしでの熟睡?につながるような気がします。

ただ自分で熟睡してる自信なんてとてもわずかかもしれません。

でもこうしてタイピングしてる自分が眠気抜きで創作できるのは大きな喜びです。

確かに日中大きな眠気がやってくることもあります。

食後に珈琲を飲んでなおお昼寝できてしまう自分の体質が若干特殊なのかもしれません。

珈琲を食後に飲むと頭が冴えるというよりもリラックスして体の緊張がほどけるようです。

不思議とお昼寝でスッキリします。20分から30分でも眠りに一瞬でも入ってると体の軽さが違います。

そこらへんは自分との体と会話する時間が長めに必要なのかもしれないです。

もっとも季節の変わり目で12時間以上寝ないと疲れがとれないような停滞期もまたやってくるかもしれません。

うつ状態になると無性に布団の中が恋しい夢を見てる状態の中に浸りこみたいという欲求すら生まれることだってあるようです。

ハ 今自分の体に言いたい「ありがとう」の気持ち

私の脳みそさん、起きてくれていてありがとう。

脳が眠ってしまったら私は生きてはいられないかもしれないから。

だからあらためて自分の体にお礼を言いたいのです。

自分を許すと何か緊張はほどけてきます。自分の肉体にありがとうといえる対象はいくつでも多くあっても困りません。

いろんな体のパーツにそれぞれにありがとうを言いたい。ねぎらいもしてあげたいです。


以上、自分の睡眠と日中の眠気についての投稿をこの辺で〆たいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます!

皆様におかれましてはそれぞれのライフスタイルに適した睡眠でご自愛くださいますように。そしてまたの機会にもお会いできますように。

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