記事は内容より○○が大事
※この記事は「シリーズもの」です。
前回は、読者に「自分に関係がある!」と思っていただくためには、
「5W1H」を意識しよう!という話をしました。
では、ここからは、「5W1H」のうち、どれに注目すべきか、その点をお話しします!
(2-2)「周波数」の合わせ方
さて、本題に入る前に、前回の復習をしましょう!
——◇——◇——◇——◇——◇——
【前回のまとめ】
▶︎読者に「グッときて」もらうには、「自分に関係がある」と思わせるべし
▶︎「あなた」と「読者」は別人なので、読者をイメージするのは難しい
▶︎「5W1Hで読者とあなたの周波数を合わせる」ことで、読者に「自分のことだ」と思ってもらえる
——◇——◇——◇——◇——◇——
——こんな内容でしたね!
これを受けて、今回は、
「5W1H」のうち、どれに注目すべきかと、その理由をお話しします。
結論。who、why、whatの3つです。
そして、優先順位は、①who→②why→③whatの順番です。
——少し意外でしたか?
「え!?whatが一番大事なんじゃないの?」って思いましたか?
ですよね!その気持ちわかります!
では、
▶︎どうしてwho、why、whatの3つが重要なのか
▶︎どうして①who→②why→③whatの順番なのか
その理由をお話しします。
▶︎どうしてwho、why、whatの3つが重要なのか
まずは、「5W1H」について、軽く説明します!
「5W1H」とは、次の6つを指します。
この6つを、それぞれの単語の1文字目をとって、「5W1H」と呼びます。
さて、あなたの記事を、読者に「あ!これ、自分に関係ある!」と思っていただくためには、
これら「5W1H」を「相手に合わせる」のが大切です。
noteを書き始めてすぐは、
きっとこのように記事を書くと思います。(私もそうでした!!!)
——正直、私もこれに当てはまります。
文句あっか!?アアン!?(逆ギレ)
ただ、これだと、完成した記事は、
「あなたの・あなたによる・あなたのための記事」です。
前回までのお話でお伝えしたように、
どんなに「あなたにとって」感動する文章でも、
読者が「自分に関係ない」と思った瞬間、
その文章は「グッとこない」文章になってしまうんです。
もし、あなたが「100%、自分のために記事を書いている!」というのなら、「あなたの・あなたによる・あなたのための記事」でOKだと思います。
ただ、この記事を読んでくださっている、ということは、
あなたはきっと、「読者にグッとくるような記事を届けたい!」という想いがあるのだと思います。
なので、そんなあなたは、
「あなたの・あなたによる・あなたのための記事」ではなく、
「読者の・読者による・読者のための記事」を書くことにチャレンジしてみてほしいんです!
つまり、こういうことです。
どうでしょうか?
このように、「5W1H」を、
「自分視点」ではなく、「読者視点」に変えてあげるのです!
これは、あたかも、無線の「周波数」のようなもの。
たとえば、こんな例で考えてみましょう。
無線で言うと、これが、あなたの記事の「周波数」です。
これが、読者の「周波数」です。
あなたの「電波」は、この読者に「送信」できそうでしょうか?
——残念ながら、読者は、あなたの電波を「受信」しないでしょう。
なぜなら、読者が「設定した周波数」と、あなたが「設定した周波数」がマッチしていないからです。
何度も繰り返します。
あなたが、「自分のために書ければそれでいい!極論、誰にも読まれなくてもOK!」というのなら、これでもOKでしょう。
それも、すっっごくステキなことだからです。
ただ、あなたが何の返信もないラジオを前にして、
「・・・誰カ・・・応答セヨ・・・」
と、悲しい気持ちになりたくない、というのなら、
まずは「自分が送信したい」周波数ではなく、
「読者が受信したい」周波数を設定してみることをオススメします!
——では、なぜ「5W1H」の中で、who、why、whatが大切なのでしょうか?
言い換えると、
残り(=where、when、how)は、なぜ優先順位が落ちるのでしょうか?
順を追って説明しますね!
まず、whereとwhenの優先順位が低い理由。
ズバリ、「相手に合わせるのが難しい」からです。
読者が、「いつ」「どこで」読むのかを想像するのは、ほぼ不可能です。
だって、noteは「いつでも」「どこでも」読めますもんね!笑
次にhowの優先順位が低い理由。
ズバリ、「そもそもテクニックが必要」だからです。
howは、「どうやって書くか」、
つまり、文体・リズム・言い回しなどを意味します。
これって、「読者に合わせる」以前に、
「自分なりの『型』」を作ることさえ難しいですよね・・・!
なので、howも大切ではあるのですが、テクニックが必要という意味で、
優先順位は低くなるんです。
——以上より、「5W1H」のうち、残った「who、why、what」を優先して意識すべきなのです。
では、この3つが「①who→②why→③what」の順番に意識すべきなのか、その点をお話しします!
▶︎どうして①who→②why→③whatの順番なのか
もしかすると、あなたはこう思ったかもしれませんね!
「え?whatが1番大切なんじゃないの?」
その気持ち、わかります!
ですが、「what」よりも「who」と「why」を優先すべきなんです!
その理由を、日常の例を使ってご説明します。
スーパーで野菜を買うとき、見たことはありませんか?
《この野菜は○○さんが作りました》
この文章に加えて、ニッコリ笑顔の農家さん。ステキな写真です。
さらに、もう少し長めの文章が書いてある場合もありますね!
たとえば、こんな感じ——
「もしも」「周波数」を合わせる上で、「what」が一番大事だったなら。
この文章、必要でしょうか?
「もしも」「what」が一番大事なら、きっと、こんな一文で終了です。
もしも、「トマトを買いたい」という、お客さまのwhatに周波数を合わせる「だけ」なら、
「これはトマトです!」ってこと「だけ」を全力でアピールすればOKなんです。笑笑
でも、実際は、農家さんのお写真や、ちょっとしたエピソードが添えられていますよね?
先ほどの文章を、もう一度チェックしてみましょう。
どうでしょうか?
「what」以外の要素も、たくさん書かれてますよね!
そして、実際、このような野菜を「買いたい!」と思うお客さまもいると思います。(私がそうです!!)
——ここまでが、野菜を使ったたとえ話です。
では、noteではどうでしょうか?
なぜnoteでも《私が作りました》をアピールすべきなのでしょうか?
なぜなら、noteには似たような「what」があふれていて、
「whatだけ」では差別化できないからです。
試しに、思い浮かんだワードを、noteで検索してみてください。
「小説」「料理」「文章術」、なんでもOKです。
その中で、「たった1人だけ」しか書いていないジャンル、見つけられそうですか?
——少なくとも、私にはムリでした。。。笑
このように、noteには多くの記事が投稿されているので、
「what」だけだと、「これだ!」と選んでもらいにくいのです。
それはあたかも、スーパーで多くのトマト(の品種)が並んでいて、
どれを選ぶか迷っちゃう・・・というのに似ています。
(私は値段を真っ先に見ちゃうけどね!笑)
そのため、「どんな人が書いたのか」「なぜ書いたのか」で差別化をして、その上で、「何を書いたのか」をアピールするのが得策なのです。
——以上が、「①who→②why→③what」の順番に意識すべきなのかの理由です。
それでは、話が長くなってきましたので、この辺でまとめます。
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【(2-2)のまとめ】
▶︎「5W1H」の中でも、「who、why、what」を意識すべき
▶︎読者に興味を持ってもらうには、「読者の・読者による・読者のための」記事を書こう
▶︎noteには多くの記事があるので、「what=ジャンル」だけでは差別化できない。「who=誰が」「why=なぜ」書いたかもアピールしよう!
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それでは、ここからは、「who」「why」「what」それぞれについて、
読者に「周波数」を合わせるためのテクニックをお話しします!
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