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ソムードの集い
2024年9月6日 21:20
私は大学時代、アメリカの小さな大学に交換留学をしました。そこで、パレスチナ出身の友達が3人できました。帰国後も時々連絡を取ってきた姉妹はクリスチャンで、大学での学びを終えて今はパレスチナ(西岸地区)に住んでいます。メッセージのやり取りをすると、「早くまた会いたいね。神さまの恵みがありますように!」というような内容を、キラキラしたハートの絵文字とともに送ってくれて、私も同じように返します。とてもあ
2024年9月5日 23:03
「ともだちができた」と思ったら 白リン弾で消えちゃった 「なかよしこよし」は高見のなぐさめ 「きれいなあの娘の晴れ姿」 よりも前に あの日の姿 すてきなところ だったのよ ……………………………………………….. 「五月のある日」ママが死んだ どの日をとっても家族が死んだ 「結婚式をあげよう」って言える日は 一体いつくるのかしら 「きれいなあの娘の晴れ姿
2024年8月24日 13:04
執筆日:2024年8月5日 2023年10月、イスラエルによるガザへの大規模な攻撃が始まったという報道に触れ、オンラインで開催された勉強会に参加した。住まいを追われて子どもとともに逃げ惑う女性の言葉が朗読された。わたしはその夜、「想像もできないほどの恐怖のなかで息をしている人がいることを思う。せめて考えることをあきらめたくない」と日記に書いた。 自分の言葉を自分自身か
2024年8月13日 12:51
私は毎朝想像する私にハンドベルの音色を届けてくれた少年のこめかみが銃でぶち抜かれるのを 私は毎朝想像するあどけない両腕で私を包みこみ愛を伝えてくれた少女が迷彩服にレイプされるのを 私の命など塵にもならないほどに大切に想う人たちが自身の命など存在しないかのように私を護ってくれる人たちが朝ごとにひとりずつ 殺されてゆく思いつく限り グロテスクなやり方
2024年8月12日 09:44
昨年10月に「戦争」と呼ばれる事態が起こってから、私はしばらくそれまで通りの生活を続けていました。「ガザはしょっちゅう紛争がある」「またか」という扱いを心のどこかでしていました。「イスラエルのために祈ろう」などと言い出すクリスチャン・シオニズムの影響を受けた人々とよく喧嘩してはいましたが、しかし決定的にこれまでと違う何かが起こったとは思っていませんでした。 いや、確かに、今回も実は、これまでと