採用課題をワンストップで解決!noteを活用した採用広報の極意~活用事例6社紹介~
はじめまして。6月からnote編集部で内定者インターンをはじめたはるかです!
note編集部に所属する先輩方のサポートのもと、デジタルマーケティングや記事執筆について学び、ソウルドアウトで活躍できるよう成長していきます。どうぞよろしくお願いいたします!
さて、人生初の記事執筆に挑戦です。そんな私にも、これだけはnote編集部の皆さんに負けない!という強みがあります。それは、2か月前まで就活生だった経験です。
そこでこの記事では、就活生ならではの視点を組み込みながら、効率的な採用広報におけるnoteの活用についてまとめることにしました。
「採用活動をよりよくしたい」「応募数を増やしたい・承諾率をあげたい」
という熱意ある経営、採用担当のあなた!ぜひご一読ください。
採用活動における情報発信の重要性
まずは、採用活動の基本的な流れです。
① 求人情報公開
② 説明会・エントリー
③ 選考
④ 内定・内定承諾
⑤ 入社
上記の一般的な採用活動の中で、採用広報が力を発揮するのはどの場面でしょうか?
多くの求職者に情報を知ってもらうための“求人情報公開”かな?と思われた皆さんにぜひ知っていただきたいのが、採用活動における様々なフェーズで採用広報は活用できるということです。
求人情報公開から入社後の定着まで、各フェーズに応じて、求職者が求める情報を届けることが大切です。
早速、解説していきます!👨🏫
求職者は会社の本音の情報を求めている
インターネットの普及により情報戦となった就職活動においては、求職者が会社公式の情報とともに、SNSを通じて口コミなどの“生の声”を探す行動が定着しています。
👇 実際に私が行なっていた情報収集です。
しかし、公式サイトでは得られない口コミや“生の声”の情報は情報源があやふやだったり、サイトごとに評価基準が異なったりと、多くの問題を抱えています。
私の周りでもこんなエピソードが・・・
noteと採用広報の相性は抜群!
つまり、採用広報で求められるのは、会社公式から行なわれる(≒情報源が信頼できる)本音の情報発信です。
ストーリーを届けるのに最適で、情報のストックが可能なプラットフォーム
noteは個人はもちろんのこと、大手企業からベンチャー企業まで、様々な業種業界の法人が利用しています。
MAU(月間アクティブユーザー数)は約4,573万人(※2023年5月時点)
法人利用数は約25,000件(※2023年5月時点)
「Look at STORY」と称されるプラットフォームであり、企業のストーリー(等身大の声、本音)が受け入れられやすいんです!
また、noteは情報のストック(蓄積)も可能。
まとめると下記ポジショニングのようになり、企業のストーリーを伝えたい採用広報には、もってこいのプラットフォームといえます。
一連の採用活動の様々な場面において活用できる
いくつかの採用施策の中からnoteが選ばれる理由をあげてみます。
会社公式の場で、等身大の情報発信ができる(≒採用色が出にくい)というメリットのほか、
立ち上げや更新が簡単(継続しやすい)
会社にまだ興味をもたない層や、転職潜在層にも届けることができる
他施策との組み合わせがしやすい
といったメリットがあります。
また、noteは作って終わりではなく、採用活動の中で活用することで、さらに効果を発揮します!
一連の採用活動で使えるよう、求職者が求める情報を記事化していくといいでしょう。
noteを活用した採用広報事例~6社~
ここからは私が見つけた、採用広報を目的にnoteを活用している6社の活用事例をご紹介します!
① ㈱イシダテック
▍特徴
毎週更新を2年以上継続
社員の休日の姿も見せている
▍気になった記事をピックアップ
1日の仕事の流れ
求職者が求める情報の上位にある、1日の流れを一人の社員に密着して紹介。YouTubeや写真を添付し、仕事中の様子をイメージしやすい工夫がされています。
表彰者の紹介
優良従業員として表彰されたベテラン社員のこれまでを追っています。若い世代へのメッセージの項目には、会社に合う人物像や求められる仕事への向き合い方が散りばめられています。
② カケハシ公式note
▍特徴
“オープン社内報”として発信をしており、採用広報としても機能している
▍気になった記事をピックアップ
社員インタビュー
活躍する社員像や細かな仕事内容を具体的に想像できるようになっています。会社への志望理由や働くおもしろさなどを社員が語っており、求職者が「この人と働きたい」という思いを強くもつことができ、志望度UPにつなげられます。
イベントレポート
創業代表とCTOによるオンラインイベントのレポート記事。社員向けの記事でもありますが、求職者は会社を引っ張る経営陣が何を考えているのかを知ることで自分に合う会社かどうかを判断でき、ミスマッチを減らすことにつながります。また、代表の思想をよく理解しておくことも面接対策になるでしょう。
note振り返り
社員のおよそ93%がnoteを読んだと回答。この記事を読むと、徹底的に現場社員に寄り添う、会社としての姿勢が読み取れます。
③ ファイブグループ 公式note ~飲食業界×オープン社内報~
▍特徴
noteの中で回遊できる仕組みが整っており、noteだけではなくホームページや採用サイトへもワンクリックで遷移できる
マガジンで細かく記事カテゴリが分類されており、欲しい情報にアクセスしやすい
▍気になった記事をピックアップ
評価制度・人事制度
飲食店には切っても切り離せないアルバイトに向けた記事。評価制度についてオープンな場で解説し、アルバイトのやる気&定着率のUPに貢献しています。
社員インタビュー
イベントレポート
新卒の方向けの記事をまとめたマガジン。就活体験記や入社式や歓迎会などのイベントレポートを配信しています。シリーズ化している『Youはどうしてファイブグループへ??』の記事では、入社を決めたばかりの内定者へインタビューし、入社の決め手や仕事に対する価値観を深堀りしています。
④ ベーシック note編集部
▍特徴
95%が社員個人による記事
情報の透明性を確保しながら、口コミサイトのような役割を果たしている
▍気になった記事をピックアップ
入社エントリー(*企業への入社にまつわる文章をネット上に投稿(=エントリー)したもの)
個々人の環境によって異なる視点から記事が更新されるので、求職者は自分に刺さる記事と出会うことができます!意思決定に迷っている新卒層に向けた新卒入社社員の記事や、キャリアアップに悩む女性に向けた記事など、欲しい情報を当事者から受け取れれば、応募者の背中を押すことにつながります。
📢そのほかの参考になりそうなポイント
noteを活用して採用活動の上流から下流までの成果を残しています!
(認知度向上や応募者増加、承諾率向上、離職率減少など)
⑤ READYFOR note
▍特徴
クラウドファンディングのサービスページでは伝えきれないプロジェクトの裏側にあるストーリーを発信
社員へのインタビュー記事が多い
RSSで読み込み、採用サイトに表示
▍気になった記事をピックアップ
社員インタビュー
インタビューの中では職務内容が具体的に深堀りされており、入社後の仕事内容がかなりイメージしやすく、志望度UPにつなげられます。
📢そのほかの参考になりそうなポイント
採用サイトにnote記事をRSSで読み込み連携しています!
noteからも採用サイトに遷移できます。求職者が“note↔採用サイト”を相互に行き来して情報を得やすい設計がつくられています。
⑥ レデイ薬局|中四国の薬局・ドラッグストアチェーン
▍特徴
ドラックストアならではの健康に関する記事や栄養士によるレシピ記事など、消費者に愛される記事とともに、仕事紹介記事をマガジンでまとめて発信
▍気になった記事をピックアップ
社員インタビュー
薬局といっても人事やマーケティングなど職務内容は様々。具体的にどのような仕事をしているのか、社員インタビュー形式で紹介しています。仕事のやりがいや向いている人などを合わせて発信し、会社の求める人物像を伝え、ミスマッチの減少につなげています。
社員インタビュー
新入社員に焦点を当て、入社の経緯や企業選びの軸、入社後の苦労などに密着した記事。求職者がより身近に感じられる新入社員の“生の声”を届けており、意思決定や面接対策に活用できます。
以上、6社の事例をご紹介しました!ストーリーを伝えるnoteの特徴を活かしてどのような発信ができるのか、共通点が見えてきたのではないでしょうか?
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私たちソウルドアウトは「note proセールスパートナー」です!
ソウルドアウト公式noteでの成功・失敗事例を踏まえ、コンセプト設計から定期的な振り返りまで、継続的な情報発信を全力でサポートしています。お気軽にご相談ください。
*また、私たちの考える情報発信の大切さや、note proの立ち上げプロセス・成果について赤裸々に語ったウェビナーアーカイブも受け付けております。
👇 ソウルドアウトのnote活用実績についてはこちらの記事もご覧ください。
ソウルドアウト公式noteでも、採用に効果アリ
ソウルドアウト公式noteは、「採用広報」目的ではなく「BtoBブランディング」を主な目的において運用していますが、副次的な効果として
採用にも寄与しています✨
実際に、応募を検討中の求職者から、
さいごに:メディア成功の肝は【継続】と【蓄積】
活用事例にご紹介させていただいた6社の皆さま、本当にありがとうございました。
・株式会社イシダテック
・カケハシ
・ファイブグループ
・株式会社ベーシック
・Readyfor
・レデイ薬局
どの事例にも共通しているのは、【継続】と【蓄積】ができていること。noteというプラットフォームで情報を継続して発信し、蓄積することで、中長期的に求職者に情報を届け、採用活動にも成果を出せています!
ソウルドアウトでは、これまでの実績を活かして導入サポートを行なっています。「これからnoteを活用していきたい」「採用広報に役立てたい」という企業の方は、ぜひ、お気軽にご相談ください!
編集後記
今回、初のnote執筆にあたり感じたのは記事を書くことの難しさです。
私自身、これまで大学でラジオの脚本や台本を書いていたので、文章を書くことに苦手意識はありませんでした。ですが、記事を執筆するにあたっては、企画や骨子の作成、執筆など、その奥深さに直面し、たくさん悩みました。。
例えば、骨子の作成では、最初に設定した読後感を前提に、効果的に伝わる項目とその順番などなど、みやたけさん(@udon_miyatake)から的確なアドバイスを何度もいただき、やっとの思いで公開に至りました。本当にありがとうございました。
みやたけさんをはじめ部署の先輩方からたくさんの学びを吸収し、インターンを卒業できるよう頑張っていきます✨
皆さん、これからもよろしくお願いいたします!
公式note編集長のみやたけより
メディアの成功の肝は【継続】と【発信】。
わたし自身2年間noteで情報発信をやってきて、この二つを達成するには、胆力が必要であることを痛感しています。ですが【継続】して【蓄積】できれば、財産となります。
未来のための財産をつくるために、ソウルドアウトが伴走します!
ぜひお気軽にご相談ください。
【執筆:はるか/編集:みやたけ(@udon_miyatake)】
🔔宣伝🔔採用力を高めるための情報発信について|アーカイブ配信受付中!
本noteがきっかけで、ウェビナに登壇しました👏人事の方、採用にお困りの方、採用広報戦略をお考えの方など、アーカイブ配信を受け付けておりますのでぜひ!
*イシダテックさんのTwitterで、嬉しいお言葉と一緒にnoteを紹介していただきました✨
👇 これまでの「#内定者インターンの備忘録」はこちらです!
ソウルドアウト公式noteでは、週に1~2回ほど、デジタルマーケティングに関する情報をお届けしています!
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