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復職:小さな変化が生む大きな前進

リワークプログラムに参加している中で、何度も涙を流すことがありました。その涙は、抑え込んでいた感情が一気に溢れ出すもので、最初はどう対処すればいいのかわからず、不安と戸惑いでいっぱいでした。特に過去の記憶に対する不安を少しずつ慣らしていこうと試みた時、そのペースが速すぎたため、感情が抑えきれずに溢れ出してしまったことがあります。この涙は、自分が弱いからだと感じることが多かったのです。

その時の涙は、自分が弱いからだと感じ、自分を責めることが多く、「まだこんなものか」と落ち込むことがありました。それでも、少しずつ自分のペースを見つけることで、涙の反動は弱くなっていきました。しかし、再び不安が頭をよぎるとまた涙が出てきます。この涙は、心の中で抑え込んでいた感情が再び表面に出てきた証拠です。

面談の際に、専門職の方に「今回の涙は、自分の中にある想いを受け入れる準備ができてきたからかもしれませんね」と言われました。以前の涙は自分の弱さに対するものだったのに対し、今回は自分の感情に気付いた時のものです。この違いは、自分自身にとって大きな変化でした。

また、「小さな変化が良いですね」と言われたことが、私にとって非常に重要でした。以前は大きな目標を設定し、それに向かって努力することが普通でした。しかし、小さな変化を積み重ねることが、私にとっては大切だと気付きました。他人から見れば些細なことかもしれませんが、自分にとっては大きな一歩です。

リワークプログラムでは、涙を流すことが多くありました。その涙は、自分の感情や思考を見つめ直すための大切なステップでした。最初はそれを弱さの証拠と感じていましたが、次第に自己受容の一歩だと理解するようになりました。自分自身と向き合うことで、少しずつ前に進むことができると感じています。

重要なのは、小さな変化を大切にすることです。大きな成果を追い求めることもありますが、日々の小さな変化こそが自分にとって大きな影響を与えるのです。この考えを大切にしながら、これからも少しずつ前に進んでいきたいと思います。

リワークの中で、様々な試行錯誤を繰り返しながら、自分自身の感情と向き合い続けました。涙を流すことも多かったですが、その涙は決して無駄ではなく、むしろ自分自身を見つめ直すための大切な時間でした。最初はそれを弱さと捉えていましたが、次第にそれが成長の一環だと感じるようになりました。

最後に、これからも小さな変化を大切にしながら、自分のペースで進んでいくことが重要だと考えています。あなたも、自分自身のペースで少しずつ前に進んでいくことを大切にしてみませんか?

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