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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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2019年12月の記事一覧

欧文約物の使い方──引用符「‘ ’」と二重引用符「“ ”」

欧文約物の使い方──引用符「‘ ’」と二重引用符「“ ”」

質問
シングル・クオートとダブル・クオートがあるのはなぜですか。明確な使い分けなどはあるのですか。

引用符(クオーテーション・マーク)「‘ ’」(Unicode:U+2018、U+2019)と二重引用符(ダブル・クオーテーション・マーク)「“ ”」(U+201C、U+201D)は、英文で使われる約物です。用法としては、おおむね和文の鉤括弧や二重鉤括弧に相当します。

発言、引用
イギリスの用法で

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媒体の特性を考える

媒体の特性を考える

 なんと、実際に新人賞を二度受賞され、商業の場でも書かれている方に小説論をご紹介をいただきました。光栄です。

 さすが受賞歴がおありとあって、舞砂さんが探究されているnoteにおける小説論も興味深いのでご紹介します。

 おそらく、私がこの考察の第1回を読んで面白いと思って一方的にスキを押させていただいたところから、舞砂さんもたまたま私の記事を読んでくださったのではと思います。

 新人賞を獲る

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noteで書く小説に関する考察②

noteで書く小説に関する考察②

【考察②】です。

考察①の方で書きましたけれど、noteは必勝法があまりわからないという、おそらくは珍しい方に分類されているサービスの1つだと思います。

しかし好まれる傾向ならばある程度はわかっています。

たとえば、自分の仕事内容を赤裸々に綴ったもの。
たとえば、希有なエピソードを面白く伝えたもの。
たとえば、特定の何かについて深く考察したもの。
たとえば、日常の体験をわかり易くまとめたもの

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noteで書く小説に関する考察③

noteで書く小説に関する考察③

小説の考察も3回目になりました。

↓ とりあえず過去の考察を貼っておきますね ↓

考察②の時点では、可能性としてノンフィクションかもしくは実話を基にしたフィクションを考えていたわけですが、今回はテーマについて模索をしてみたいと思います。

noteの記事を色々読ませていただいて思うのは、深い話が多いということです。

noteは多目的なサービスであり、小説がメインではありません。
そういった理

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これは面白い! と思った小説論について。

これは面白い! と思った小説論について。

私は基本的に答えの決まっていること以外は、自分で色々な体験をしながら試行錯誤を繰り返し、独自の理論を見付け出すのが好きです。

なのでハウトゥー本とかはあまり読まないのですが、たまたま読ませていただいたnoteの記事に、面白い小説論がありましたので、紹介したいと思います。

まずはこちらが、記事を書かれている方のアカウントですね。

様々な小説論がありますよね。

どの記事を紹介するべきか迷いまし

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noteで書く小説に関する考察④

noteで書く小説に関する考察④

考察も4回目ということで、そろそろ具体的な案を組み立てていこうと思います。

まずはnote内での繋がりから、一つのヒントを得ることができました。
こちらの記事なのですが、

編集者とライター、両方の視点を使い分けることのできる〈読む人〉さんが、記事の中で【活路のひとつはショートショートにあるのかもと考えています】と仰っておりました。

その瞬間私は『確かに……』と思ったんですね。

noteとい

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noteで書く小説に関する考察⑤

noteで書く小説に関する考察⑤

考察に関しては今回でとりあえず最後になります。

もしかしたらプロットや設定を練っている段階で追加する可能性はありますけれど、現時点では方向性が定まったので、次の段階へ移すことにします。

と言うわけで、私なりに考察した結果のまとめですが……。

まず、スタイルはnoteとの親和性が高そうな連作短編に決めました。

そして主題に関してですが、
 ① noteを利用している皆さんが興味を抱いてくれそ

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