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【Diary#10】大学生の夏休みは思いの外忙しいみたい

 8月初め。期末テストを終え、レポートも全て提出したので無事に大学生活初の夏休みを迎えた。

 高校にいる時まで、大学生の夏休みは長く自由で、色々なことができると聞いていた。そのため小学生のように夏休みが来るのを楽しみにしていた。やりたいことはたくさんある。

 英検の勉強、積み本の消化、冬公演の脚本作り、とある文学賞に応募する小説の執筆、絵、あまり出来ていなかったゲームのプレイ。時間があれば中国語検定や色彩検定の勉強も時間があればしたい。

 そう考えていた頃から間も無く三週間。確かに年齢が上がるにつれて一日の体感時間は短くなる。それにしても早いペースで夏休みは終わりに向かっていると感じるのは僕だけだろうか。数字だけ見たら、小学生の夏休みよりも休みがあるのに全然長く感じない。

 このままではやりたいことをやり遂げられない! と考えている今日この頃。


 テストを終えて真っ先に取り掛かったのは冬公演の脚本だった。前回のDailyで書いたような夏公演の反省もあり、リベンジしたい思いが強かったのだ。無事完成したものの、前回のお話を超える文量となったので採用されるか怪しい。採用されなくても、小説版をnoteやカクヨムで公開できたらなと考えている。ずっと書きたかったテーマだし、小説にしても良い感じに仕上がると思う。

 そんな脚本の仕上げの最後のワンピースをもらった作品は『竜とそばかすの姫』

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 演劇部の友人と観に行ったのだが、想像以上に良かった。細田守作品の中ではダントツに好き。個人的に好きなアニメ映画ランキングもトップ5に入るかもしれない(かもしれないというのは、真面目にランキング付けはしたことがないからだ)。詳しい感想はムービーレビューとして記事を書いているのでそちらを観て欲しい。

   姫つながりで今自分の中でディズニープリンセスが流行しているのもあり、録画していた金ローの実写アラジンを見た。アニメ版は確か一度だけ見たことあり、劇中歌の歌詞の違いに違和感を覚えることはあったが今回の方がなんだか感動した。

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 実写になったことでアグラバーの街の景色がより綺麗になり、絨毯アクションの映像も見応えがあった。そして何よりジャスミンの衣装。アニメでは繊細に描けない分、実写では細かい装飾を見ることができる。男ながらプリンセスドレスは見ていて楽しい。あとは中村倫也が好きなので、声だけでも聞けて良かった。

 そして夏を感じる絵も描きたかった。およそ一ヶ月ぶりにProcreateを開き、トップ画像にもなっているイラストを描いた。

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夏休みももうすぐ終わる

 夏といえば花火。祭りが夏に行われる印象が強いためか、打ち上げ花火こそ花火という人が多いだろう。しかし僕は手持ち花火の方が大好きだ。手軽さはもちろん、終わりが目に見えるのがいい。あと何本で終わってしまう。もう線香花火しか残っていない。それは卒業式の前に作られるカウントダウンカレンダーの数字が減っていく感覚と似ている。あの切なさが僕は好きだ。

 積み本は今のところ一冊消化できた。

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 住野よる『麦本三歩の好きなもの 第二集』

 図書館で働く麦本三歩のお茶目でクスッと笑えて、心温まる日常を描いた短編集だ。第一集は電車の中で読んでいるにも関わらず声に出して笑ってしまうくらいの面白さだったので、今作も楽しみにしていた。お話は期待通りで家の中でクスクス笑いながら読んだ。周りに見られないのは良いが、男子大学生が一人笑いながら本を読む光景は異様でしかないが。

 積み本ではないが夏休みに入って買ったホラー小説『ずうのめ人形』も読み終えた。

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澤村伊智『ずうのめ人形』

 霊媒師比嘉姉妹シリーズの第二弾となる作品で三歩同様、第一弾で度肝を抜かれたので買ってみた。前作ほどの恐怖はないといえど、他のホラー小説に比べると確かな恐怖を味わうことができる良作だ。こちらもホラーについて語る記事で詳しく触れているので、ぜひそちらも読んでいただきたい。

 読書の話でもう一つ。オリンピックの男子バレーで盛り上がったこともあり、『ハイキュー‼︎を一巻から読み返している。この中に出てくる木兎光太郎というキャラクターが僕はたまらなく好きだ。

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 主人公たちが通う高校とは別の高校のバレー部に所属する、全国五本の指に入るエース。そんな木兎のセリフの中でも一番気に入っているセリフを紹介したい。

「目の前の奴ブッ潰すことと、自分の力が120%発揮された時の快感が全て」
「もしもその瞬間がきたら、それがお前がバレーにハマる瞬間だ」

 これはバレーに関わらず言えることだと思うのだ。快感がないのにやりたいと思うことはないだろう。やはり、勝利という快感、自分の実力を発揮できている快感。それが何かにハマるトリガーなのだ。僕にとって、バレーボールというスポーツでその快感を感じたし、小説を書くことにも感じる。だからこんなにハマっているのだろうと思う。

 ちょっとホラーの話に戻る。他の記事でも何度か触れたが僕はホラーというジャンルが好きだ。そのため好きなゲームもホラーが多い。

 ということで、ずっとやってみたかったゲーム『Five Nights at Freddy's』を買った。高校時代に友人から教えてもらったものでパソコン版しかないと思っていたら、いつの間にかアプリ版も出ていたようなのだ。

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 『Five Nights at Freddy's』通称FNAFはシリーズ化もしている人気ホラーゲームで、プレイヤーはとあるピザ屋の夜の監視員としてゲームを進める。ピザのマスコットキャラクターたちが監視室に襲いに来るので、カメラで動きを監視しながら五つの夜を明かすゲームである。

 実況プレイは何度もYouTubeで見たことがあり、事前知識はあったのだが想像以上に怖いゲームだった。何よりクリアすることが難しい。操作がシンプルなので勝手に簡単なゲームだと思い込んでいた。

 現在は第3夜までクリアできている。ステージを進める度に目に見えるスピードで難易度が上がっているが、第5夜クリアを目指して頑張りたい。


 そういえば初めてのバイト代ももらった。自分でお金を稼ぐという経験は初めてだったので、もっと感動するかと思っていたが全然そんなことはなかった。このことはまた別の単体の記事を書くかもしれない。

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