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#日記
「ギャラなしでもやります」は、アウト。
「ギャラをどうやって決めていますか」という質問があったので、参考になるどうかは知らないけど、「写真の部屋」の記事を無料で公開する。
俺が20代の頃。駆け出しのデザイナーだったある日、今まで仕事をしたことがないプロデューサーに会議室に呼び出された。名の知られたグローバル・ブランドの企業広告を作るにあたって日本からもアイデアを出して欲しいらしく、手伝えと言われた。
巨大なブランドの仕事だから、俺に
コスト計算がなってない。
この前、地方で撮影する仕事があって、生々しい話だけどギャラが50万円だった。領収証を整理していたら「せっかくだから美味しいモノ食べて泊まっていくか」と、20万円ほど使っていましたよ。
ギャラから考えるとコストがかかりすぎだけど、30万円は残るわけですから十分です。御の字です。
「できるだけ節約して、この50万円を少しでも減らさないようにしよう」という人に、ファンタジーがある、質のいい仕事なんか