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『苦手と感じた存在』が自分を成長させてくれた話。

『サッカーを通じて”人と人が繋がれる環境”を創造する事へのチャレンジ』の記録を書き残しています。
今までの経緯や、企画の目的・意義などは、サードプレイス構築への挑戦録として『マガジン』にまとめております。

今回は、予期せぬ『再会』と『動揺』について書き残したいと思います。

今回、友人が友人を誘ってくれ、私とは全く共通点が無い人や、私では連絡がつかない人などフットサルに参加してくれました。
その中に中学生の時のサッカー部の後輩が来ていて、大変驚きました。

久しぶりに会う『苦手な存在』に『動揺』

あえてストレートに言うと私はその後輩が少し『苦手な存在』でした。
なぜ『苦手な存在』だったのかと言うと、当時は少し生意気で、私に限らず年上を小馬鹿にしたような態度を取っていた記憶があり、あまり印象の良い後輩ではありませんでした。

なので、その後輩がフットサルに来てくれた事に気がついた時に『わっ!何話せばいいんだろ・・・』と正直戸惑いました。
そして『一体誰が連れてきてくれたんだろ?』と思い、『彼はこのフットサルが私が主催である事を知っているのか?』と一瞬色々な事を考えました。

ただ、主催者として自分から挨拶しないのは失礼だと思い、私から先に声をかけました。

『◯◯君だよね?久しぶりだね。参加してくれてありがとう!』
後輩『うっす!』
『・・・・・』

あまりに久しぶりすぎたのと、このサッカーコミュニティの企画運営を考えた時に全く予想していなかった人との『再会』に『動揺』している自分がいました。

『苦手と思う存在』と向き合う事で、人として成長させてもらえる

こうして『動揺』からスタートした3回目のフットサルの自主開催は、結果的に合計17名の参加者に集まって頂き、和気あいあいと楽しむ事が出来ました。

私が『苦手な存在』と言った後輩の彼も、一緒にボールを蹴ると時間と共にお互いが自ら作っていた壁が自然と溶けて、完全に融合とまでは行きませんが、当時の中学生時代とは違うお互いにとって良い距離感、良い空気感で一緒の時間を過ごす事が出来ました。

お互い中学生時代からそれなりに社会を知り、揉まれ、色々な人と出会い、別れ、そういった良いも悪いも繰り返して生きて来た中で、知らず知らずの内に程良い距離感を保てる様になった事を少し面白く感じました。

『あの人苦手!』『あの人嫌い!』と遠ざけて関わろうとしない事は簡単ですが、お互いの違いを受け入れて、『違いを尊重する』事で人は上手くやっていけるのでは無いかと思えました。

人は『それぞれ違う』と言う事を受けいれる

ついつい『自分の考え』を押し付けてしまう事って誰しもあると思うのですが、そうではなく『お互い考えが違って良い』という事を大前提で人と接すると、違いが楽しめるようになり、違うからこそ他人に興味が湧き、コミュニケーションが上手く回るようになるのかなと思いました。

こうして思わぬ『再会』を果たした私と中学の後輩でしたが、これから先、今回を機に彼がこのフットサルコミュニティに参加してくれるとするならば、お互いにとって最良の関係が気づけそうだなと思っています。

私は後輩に最後に聞きました。

『◯◯君、次回も参加出来そう?』
後輩『考えておきます。』

彼らしい良い回答だと私は思いました。

お知らせ

このサッカー運営の記録は、私が自分を鼓舞する為に掲げた『【決意表明】今日から唯一無二の独自性を磨いていく努力を重ねていく事を誓います。』という記事に由来しています。
なぜ、何でも三日坊主の自分がサッカー運営を始めたのか?
動機も書かれていますので、是非あわせて読んで頂けると嬉しいです。

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