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【architect】岡山から発信できること

東京から岡山に移住して約6年が経とうとしている

東京の人はあまり岡山という地に馴染みがないだろう
実際あまり岡山出身の人に会うことは少なかった

そもそも岡山がどこか分からないひとも多い
兵庫と広島の間で鳥取の南と説明するとなんとなく理解してもらえるが、日本地図から指し示すことができる人は少ないだろう
岡山県の公式YouTubeで『岡山県のえかきうた』がアップされている

近県を書いた余りが岡山県という何とも控えめな自虐的な県民性である(笑)

しかし岡山は新幹線は全て停車する駅でここから島根や鳥取の山陰に向かう電車や、唯一電車で四国へ行ける瀬戸大橋線へ乗り換えることができるハブ的な存在である
また近年瀬戸内芸術祭で活気を見せつつある瀬戸内の島々へも岡山からフェリーで行くことができる


岡山というと地方都市ではあるが田舎っぽいイメージが強いかと思う
比較的大きなターミナル駅は岡山駅と観光で有名な倉敷駅しかない
かといってそこまで田舎かと言うとそうでもなくて関東近郊の千葉や埼玉の郊外の街程度の栄え具合である
ロードサイドには吉野家があってスシローがあってファミレスはサイゼリアではなくジョイフルが昔からある
大体あるものは同じだから不便はない

岡山市は人口72万人都市で政令指定都市である
千葉の船橋市が63万人程度だからそれより多いことになるからそれなりに大きな市てはある
かなり無理やり統合して市を拡大して政令指定都市にしたから船橋市に比べたら人の密度は低いように思う
実際朝の岡山駅は船橋駅の人混みとは比較にならないほどスカスカである
多くの人が車通勤であることもあるが人の密度は関東に暮らした経験がある人からすると低く感じるだろう

人の密度が都心に比べると低いので建物は低層のものが多く、建築の密度も低い
都心の一戸建ての敷地が30坪程度が標準的なのに対して岡山では40〜50坪程度が標準的だろう
車2台持ち世帯が多いので敷地面積は広くなる
密度が低いおかげか、都心に比べて空が広く感じることがある
空はどこでも同じだがなんだか同じ空とは思えないほど遠くまで広がるように感じることができる

都心のビルの合間から眺める空も、それはそれで好きではあるが…


市街地での生活は特に不便もないし、関東の郊外と変わらないと思う

ただ車で少し走れば山や川があり、自然を感じることができるのは良いことだ

岡山は北は中国山地があり森林がある
南は瀬戸内海に面した自然豊かな立地である

南も北にもそれぞれ違った魅力があり、その両者をいくつかの大きな川が繋いでいる

岡山の特徴でもあるこの南北の海と山は岡山にとって重要な資源である

しかしこの自然はときに厄介でもあり人間との共存に課題を与えている

海については、瀬戸内海は小さな島々が無数に浮かぶ穏やかな海であるが、実際はゴミの海と化している
大量のゴミが海底に沈み、島々には大量のゴミが流れ着いている
その8割は人間が出したゴミで川を通じて瀬戸内海に流れてしまっている
美しいと言われる瀬戸内海も実際はゴミの海であるのだ

中国山地の山々には森林資源が豊富で昔から林業が盛んである
しかし人工林は人間の手が入れられないと逆に荒廃してしまう
近年では管理の行き届かない放置された森林が増えている
定期的に間伐をしなければ森に日が当たらず、林業として使える木は育たない

そんな問題を抱えている岡山であるが、この逆境をバネに新しい取り組みに挑んでいる企業はたくさんある

私もまだ勉強中であるが少しずつでも発信していければと思っている
以前河川敷に残るゴミについての記事を書いたことがあるが自分自身に出来ることから始めていきたいと思っている

各地で行われているSDGsの試みについて情報があれば教えて頂きたい!

noteで調べてみたもののまだあまり発信が見つけられなかった
noteを通じて自分たちにできるSDGsを発信していきたいと思うので情報があればお待ちしています

未来ある子ども達のためにも出来ることをしたい‼︎

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