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名刺は手で書け!? 語学学校の初日に、最高の第一印象を作る"小物を使った"テクニック2選。[留学経験値300%アップ術Vol 17]

こんにちは!語学の裏設定のSlovarです。

緊張で息が詰まりそうになる語学学校での第1日目。慣れていない英語で新しい人間関係に溶け込まないといけない...私、溶け込めるかな?...そんな心配を自信に変える「最高の第一印象を小物で作るテクニック」を今日は紹介します。

私自身が使用したテクニックですので、実物の写真入りです。


1.第一印象はアナタのトリセツ


第一印象は思っている以上に大切です。

理由は、自分への接し方のトリセツ的な意味を持つからです。「自分はこんな人間なのでこう接してください」というのが第一印象でおよそ決まり、それによって居心地、学習効率が左右されます。これを私は、「教室内のポジショニング」と呼んでいます。

日本の学校でも同じことが言えます。クラスで皆と初めて会う時、自己紹介次第で序列関係が決まってしまいます。ある者は"中心的存在"と尊敬され、ある者は"イジメの対象"としてマークされるのです。以前プロフィール記事でも書きましたが私は後者の方で、まぁ小中校12年くらいボッチ生活を送る羽目になりました。

「第一印象で学校生活の快適度が8割決まる」
「第一印象を覆すのは難しい」
「良い第一印象を作れ」

ということを身を以て知ったのです。

そんな経歴を持つ私が書く記事ですので、説得力と実践的価値はあると思います。私の経歴が気になる人向けに、プロフィール記事へのリンクを貼っておきますね。

そんなわけで、本記事はあなたの留学生活の幸せを願って書いた記事です。


2.小物は英語力の不足を補える大物

誰も知っている人が居ない留学先で頼りになるのは自分自身。その中でも、英語力は特に大きな決め手になるのですが、最初は英語力に自信がないと思います。

一番頼りになるはずの大黒柱が頼りにならないという危機的状況。

どうする?

簡単です。細い柱を束ねて大黒柱をこしらえれば良いのです。つまりは、「小物」を最大限に有効活用するのです。組み合わせ方によっては、”大黒柱以上”に頼りになる可能性を秘めていますよ。


3.第一印象づくりに含みたい3箇条

いい人だと思われる第一印象です。周りの人が「あなただったら助けたい!応援したい!」と思われるような第一印象です。

なぜでしょう?

語学学校という英語を勉強をする場に於いて、皆があなたに対して好印象を抱き、その結果、皆が英語学習を応援してくれるのであれば、あなたの英語力は伸びやすくなると思いませんか?

人は環境で決まります。だから、自分にとって都合の良い環境を作り上げれば、自分が狙ったように、自分を成長させることができるのです。

さて、

どんな印象を作れば、周りがあなたのことを応援してくれるでしょうか?私が思うに、「誠実な人」「勉強熱心な人」「人当たりの良い人」の3条件ではないでしょうか?

ということで、以下はその印象を狙って作る、小物を活かしたテクニックです。

4.名刺を作ろう。できたら手書きで。

メラビアンの法則という第一印象に関する法則はご存知でしょうか?

第一印象は、話の内容(言語情報)よりも表情(視覚情報)や口調(聴覚情報)の方が強く影響する。その割合は、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%である

第一印象の半分以上は視覚で決まってしまうのです。だから、視覚に訴える物を提示すれば良いということになります。

そう、名刺です。

名刺を渡すと、人当たりの良さ、誠実さがアップします。特に、手書きの名刺を渡した場合、人当たりの良さと誠実さは、格段にアップします。いわゆる、文字に込められた暖かさとか、マメさ、などによって。

ファッションで勝負してもいいですが、全員服は着ていますしあまり差別化に繋がりません。周りが圧倒的に自分を助けてくれる「ポジショニング」は築きにくいです。でも、名刺なら、特に、手書きの名刺なら、作ってくる人は少数なので差別化にも繋がります。

ちなみに、私はオーストラリアに5年いましたが、手書きで名刺を作ってきた人には「1人」しか会っていません。

そして、
私が作った名刺の写真はこちら。

第一印象を上げるためにはどうするか、と考え、改良に改良を加えた名刺です。今はQRコードが主流なのでQRコードを貼るという手もありますが、同時はありませんでした。(オーストラリア滞在2年目以降は、英語力で良い第一印象を作れるようになったので、名刺作りはストップしました。)

紙は100均で買えます。無地のもの、色つきのもの、いろいろ作りましたが色つきのものは全て他の人に渡してしまったので、現存している名刺はこれだけです。

シールも同じく、100均で買ってきました。シールを貼ろうと思ったのは、文字だけだとどうも無機的に見えてしまうからです。そしてなるべく、日本的なシールを選びました。話のネタになるので。また、触って盛り上がりを感じられるシールを選びました。相手の触覚をも刺激して、自分のことを覚えてもらおうと思ったので。

少なくとも1000枚は作りました。
留学前、留学先、全て合わせてです。

白紙の名刺を日本からどっさり持っていき、足りなくなったら適宜現地で作っていました。最初から1000枚揃えるのは流石に無理。。。なので。

もし1000枚作ろうと思ったら、

名刺用紙100枚入×10セット=1080円
シール50枚入×20セット=2160円
合計「3240円」

で作れてしまいます。これを高いと見るか、安いと見るかはあなた次第。


5.ノート魔になろう。できるだけ大きいノートで。

勉強の意欲が高い人、勉強の意欲が低い人、あなたはどちらの人を助けたいですか?

決まってますよね!そりゃ勉強の意欲が高い人です!

ならば、自分は勉強の意欲が高い人であるという演出をすればよいのです。それが「常にノートを持ち歩く」というテクニックです。

これは、メモを取りながら話を聞くと、相手は多くの情報を与えたくなる、という「インタビュー効果」を狙ったものであります。

なぜ記者が常にノートを持ち歩いているか知っていますか?単に情報を書き留めるだけではないのです。相手の気持をくすぐって、より多くの情報を引き出すのが裏の狙いなのです。「自分の話を聞いてくれている」という信頼感、安心感が、情報をもっと与えたくなってしまう原動力になっているのです。

誠実で勉強熱心なイメージを売り込めるだけではなく、語学学校の先生やクラスメイトからより多くを教えてもらえるだけではなく、さらに、家に持ち帰って復習までできる、一石三鳥のアイテムなのですよ、ノートってのは!

私のノートを公開します。

今思えば、こんな単語知らなかったんだ (笑)と思い、あの頃と比べて成長を視覚化して感じることができるという成長日記的な面もあるので、一石四鳥といったところでしょうか。

インタビュー効果には実は続きがありまして、「大きいノート」を使うほど相手はもっと情報を話したいと思うようになるそうです。

A4サイズのノートがおすすめですが、最低限B5のノートは持っておきたいですね。

ちなみに、海外のノートの紙質は藁半紙並に低いので、日本でノートを買い込んでいきましょう。

全て書きつくしてやるという、意気込みとともに。

ノートを常に開いておく&持ち歩くことは、語学学校の初日から初めてください。第一印象を覆すのが大変だというのは、実は相手もしかり、自分もしかりなのです。自分で最初に作った第一印象を後で自ら壊すのはハードルが高いのです。だから、初日から、勉強熱心な自分を演出してください。


6.まとめ

名刺1000枚に3240円、ノート10冊に1080円、合計4320円で最高の第一印象を作ることができます。こんなに良い投資案件は他には無い気がします、というのは、4320円で周りがあなたのために色々教えてくれるようになり、英語力は上がりやすくなるし、友達も作りやすくなるし、スタートが良かったので留学終了時に「本当に留学してよかった」と思えるようになるのではないでしょうか。

中には、お金で解決しようとすることに後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。ですが、もし英語力がないとして、知恵を出さずして、お金を出さずして、あなたには何があるのか?と問いたいです。

最後に皆さんに一言プレゼント。

果報は寝て待てではなく、練って待て。


あなたの留学に光あれ!

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。