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病気について

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膠原病についてまとめます。
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記事一覧

病気について、皮膚生検とは

病気について、皮膚生検とは

SLEを発症し入院をして治療を行っていたのですがプラケニルを飲み始めたタイミングで胸の辺りに赤い斑点の発疹がでました。これがプラケニル由来のものなのか、SLE由来のものなのか判断するために皮膚科の先生に見てもらう事になりました。

皮膚科で診察皮膚科へ行き先生に皮膚の状態を見ていただいたのですが、プラケニル由来の場合は全身に出るのが一般的な症状との事。また普通の発疹とも違うような感じなので皮膚生検

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病気について、塩分とタンパク質を控えたレシピリスト

病気について、塩分とタンパク質を控えたレシピリスト

共和キリン 慢性腎臓病(CKD)患者さんのための料理レシピ集肉料理、魚料理、ご飯料理とカテゴリに分けて一品ずつレシピが紹介されています。説明もわかりやすくて見やすい作りになっていますね。

おいしい健康 慢性腎臓病患者さん向け毎日レシピの献立献立として一食の分のレシピが紹介されています。写真も綺麗で美味しそうに作る事ができそうです。

腎臓病なんでもサイト レシピ検索便利なサイトがあるものですね。

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病気について、自分で打つ皮下注射ベンリスタとは

病気について、自分で打つ皮下注射ベンリスタとは

ベンリスタとはグラクソ・スミスクライン(GSK)が開発した全身性エリテマトーデス治療薬(一般名:ベリムマブ)。既存治療で効果不十分な場合に用いる薬剤で、ステロイドなど標準療法との併用投与で利用する。日本ではじめての全身性エリテマトーデス(SLE)を適応とする抗体医薬。

効果は?ベンリスタは、SLEによる「関節症状」「皮疹」「胸膜炎」などに効果があると言われています。また、「低補体血症」がある、「

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塩分が少ないお菓子リスト

塩分が少ないお菓子リスト

やはり気になるのは塩分が少ないお菓子。各社お菓子メーカーが色々出していますが気になったものをまとめてみます。

湖池屋まるごとポテト芋まるごと 食塩不使用60g

食塩相当量: 0.04〜0.14g

エネルギー:325kcal

タンパク質:1.8〜4.8g

森永ムーンライト1枚(8.1g)

食塩相当量:0.04g

エネルギー:42kcal

タンパク質:0.5g

亀田製菓減塩ハッピータ

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自分の病気について調べる方法

自分の病気について調べる方法

難病と診断された後、自分の病気について何も知らなかったので基本的なことを調べました。その調べた方法について簡単にまとめてみます。

Kindleの電子書籍で基本的な事を理解するまずは全体像をつかむためにわかりやすくまとまっている電子書籍を探しました。特にわかりやすかったのは以下の書籍です。

MSDマニュアルで詳しく内容を理解する電子書籍で全体像を掴んだらもう少し踏み込んだ情報を知りたくなります。

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病気について、ループス腎炎とは

病気について、ループス腎炎とは

症状

ループス腎炎を発症すると、尿潜血、尿蛋白が陽性となり、腎機能障害がみられることがある。重症例では低補体血症や汎血球減少がみられることがある。

診断

尿検査および血清クレアチニン値(全てのSLE患者)

腎生検

診断はSLEの全例,特にタンパク尿,顕微鏡的血尿,赤血球円柱,または高血圧がみられる患者で疑われる。診断は原因不明の高血圧,血清クレアチニン値上昇,または尿検査異常がみられ,S

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病気について、ネフローゼ症候群とは

病気について、ネフローゼ症候群とは

ネフローゼ症候群とは腎臓は、血液を濾過して尿を作っています。その腎臓では濾過されないはずの血液中の蛋白(特にアルブミン)が尿に多量に漏れ出てしまうと、血液中の蛋白濃度が薄くなってしまいます。それが原因で浮腫んでしまう病気で、浮腫以外にも様々な症状が出現するため、それらをまとめてネフローゼ症候群と呼んでいる。

症状足のむくみ

尿の泡立ち

病院を受診し、尿検査で尿蛋白が3+以上で発見されることが

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病気について、検査数値の見方

病気について、検査数値の見方

入院や外来での検査の時に、検査結果を渡されてどこを見れば良いのだろうと困る事があると思います。そこで見るポイントを簡単にまとめてみたいと思います。

全身性エリテマトーデスの場合活動性

抗ds-DNA抗体

SLEに得意的な抗体で活動性がある場合は上昇するので、日々の検査では上昇してない事を確認する

補体C3・C4

C3基準値: 86~160mg/dl

C4基準値: 11.0~34.0mg

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腎臓病の食事療法

腎臓病の食事療法

食事療法の考え方特にステージ3~5における食事療法についての考え方について

腎機能障害が進行してきた場合には、蛋白制限、塩分制限、カリウム制限などの食事療法を行うことにより、腎機能障害の進行を抑え、慢性腎臓病の合併症を予防する

食事療法は、もとの疾患の種類、病状、腎機能によって異なる

間違った食事制限は、病状を悪化させることもありますので、内容に関しては、主治医に相談しながら行う事が大切

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ステロイドの副作用

ステロイドの副作用

ステロイドを長期服用する事になるので、ステロイドの副作用についてまとめてみます。

長期連用の弊害ステロイドは強い抗炎症作用と免疫抑制作用をあわせ持つ薬剤

このような二つの作用を同時に持つ薬剤はほかには存在しない

ステロイドは、糖代謝、脂質代謝、電解質代謝などにも影響を与えるほか、造血系、神経系、循環器系、消化器系、内分泌系、結合組織系などにも広く作用するため、長期連用はさまざまな弊害をもたら

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ステロイドについて

ステロイドについて

ステロイドの基本的な事についてまとめてみます。自分でも正しい理解をした上で用いる事が大切だと思います。

ステロイドとはステロイドは、本来は副腎で産生されるホルモン

体の中でコレステロールから合成される

副腎には外側の皮質と内側の髄質がありステロイドは、副腎皮質から作られるために副腎皮質ホルモンとも呼ばれるヒトではコルチゾールというホルモン。

このホルモンは体の恒常性を維持するのに大切で、体

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膠原病(SLE)と上手くつきあうポイント

膠原病(SLE)と上手くつきあうポイント

膠原病と上手くつきあうポイントをまとめてみます。あくまで私がまとめている内容なので参考までに。

日常管理SLEはあくまで薬でコントロールされているだけであり、ステロイドを勝手に減量すれば再燃してしまいます。すなわち、症状がないことと病気が治ったこととはイコールではない。

ステロイドが多いと食欲を増してしまうので、思いのままに食べていると太ってしまう。

ステロイドによって骨粗しょう症をおこす場

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全身性エリテマトーデスに見られる症状

全身性エリテマトーデスに見られる症状

全身症状全身倦怠感

易疲労感

発熱

局所症状頭

けいれんをおこす

うつ状態になる

脱毛



蝶型紅斑という発疹

口内炎

心臓

水がたまる

腎臓

障害がおこる

お腹

腹痛



赤い斑点がでる

指が白くなる



あざができる

ふしぶしが痛くなる

足がむくむ

全身の様々なところに症状があらわれる事がわかります。

全身性エリテマトーデスとは

全身性エリテマトーデスとは

全身性エリテマトーデス
全身性エリテマトーデスは、英語の病名Systemic Lupus Erythematosus の頭文字を取ってSLEともよばれています。

SLEは慢性の経過をたどる炎症性の病気で、症状はよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴。治療がうまくいくと、症状がなくなる、いわゆる寛解という状態に入るようです。

どんな人がなるか圧倒的に多いのは女性、妊娠出産で発病する事もあるよ

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