見出し画像

個性で選ばれるには働き方を変えればいい?あなたにフィットする仕事をつくろう

中野丈矢です。

僕はずっと人の可能性について追求してきました。

「人の可能性」という観点から「組織と人の能力は、どちらを優先にすべきか?」そんな風にいきなり質問されたら、あなたはどのように答えるでしょうか?

急に難しい質問が出てきました・・・・

もう少し具体的な質問に変えますね。

二つにまとめてみました。

(1)会社や組織にフィットするために能力を身につける
(2)自分の能力にフィットする仕事をつくり出す、ビジネスを立ち上げる


という二つの問いを並べてみたら、どちらを選ぶでしょうか?

歩むべき道は、「大衆と逆」にあり。


ごく一般的には、(1)を選ぶ人が多いのではないでしょうか。

すでに出来上がったビジネスモデルがあって、事業として成り立っている場合、「人は組織に従う」のが一般的だからです。

リーダー(社長)が生んだビジネスモデルに合わせてメンバー構成を決めていき、役割に合わせて社員をはめ込んでいきます。


例えば野球で例えるなら、監督(リーダー)が足の速い選手を1番に置くのか、それともホームランバッターを置くのかで、打順も変わってしまいます。

大リーガー大谷選手はチームでホームラン数はトップですが、打順は2番が多いわけで監督(リーダー)がホームランバッターを2番に置きたいタイプなら2番最強説を優先するわけですね。


会社も同じく、マネージャーを誰にするのかで会社の方向性も変わっていき、「社長の理念にフィットするタイプ」「自分の理念を追求するタイプ」のどちらを配置するのかで変わっていきます。

つまり、社員に与えられた役割を果たしていくことが前提になるため、与えられた役割にフィットできるように能力を身につけていくのが、【(1)会社や組織にフィットするために能力を身につける】という道すじです。

「違和感」は個性である


対する【(2)自分の能力にフィットする仕事をつくり出す、ビジネスを立ち上げる】というのは、自分主導の生き方です。

僕は起業して7年立ちますが、それまで相手主導で生きてきたことに違和感を感じてました。

「与えられた役割をこなすだけでは可能性は広がっていかない」と考えていたから、です。

可能性を拡げていくには、人が中心にあるべきとすら思っていました。

僕は3年ほど会社員をやってましたが、中心となるのは役割であって、決して人ではありませんでした。

やりがいのある仕事を選んだつもりが、機械のように働く日々を過ごしていたのを覚えています。

仕事の質よりも仕事の時間、つまり「いかに早く出社して、いかに遅く帰宅する」ことが会社にとって良いこと・・・・と当時の僕は自分に言い聞かせてましたが、今になっても全く理解できない価値観ですね。

また、起業して強く感じたのは「ビジネスとは生命体」であるということ。生命体だからこそ、常に変化してこそ繁栄につながるのではないでしょうか。

けれども、与えられた役割にフィットできる人から昇進・昇給への道が拓かれていき、個人の可能性とは関係のないところで一つ上のポジションへコマを進めることができることに「人は組織に従う」ことに違和感を感じてました。


そんなことからも、人の可能性を追求していけば、「個性」というものにフォーカスせざるを得なかったのです。

個性で選ばれるビジネスとは?


これまで自分の能力を組織にフィットすることで、社会生活にそれなりに適合できた人からすれば、「個性を活かして仕事したいけど、それじゃ役割が与えられないんじゃ?」と考えるのではないでしょうか。

ごもっとな答えだと思います。

組織にとって「個性は邪魔」だからで、いかに組織にフィットできるかどうかが最優先されているからです。

組織にとって「個性を活かす」というのは地図を持たずに出かけるようなもので、生命体だからこそ予測できない部分も多いはずです。

例えば、僕には2歳の息子がいるのですが、息子と街に出かければ何をやってくれるか分からない・・・本屋に行けば並んでる本を投げたり(傷が入った本は買って、読まなければ古本屋で売っています)、おもちゃ屋に行けば時間を忘れるくらい夢中になっています。

「こうやるんだよ」「やってはいけない」などと言っても、やりたいようにやってのけるのが2歳児。

個性を活かすには、まるで子供のようにやりたいようにやるのがベスト。

しかし、

・誰が
・誰のために
・どんな想いで
・どんな世界(ビジネス)をつくりたいか

という「主観」というのは、組織にフィットしてきた期間が長い人ほど答えづらいのではないでしょうか。

答えづらくても、手順を踏んでいけば「個性で選ばれるビジネス」はできるもので、これは僕のメルマガでは以前、お伝えしたかと思うのですが、

(1)創造によるビジョンをつくる
(2)共創によるコンセプトをつくる
(3)協業でビジネスモデルをつくる
(4)ビジネスモデルの実装

という手順を踏んでいくことで、「個性で選ばれるビジネス」へと近づいていけるのです。

ビジョン
  ↓
コンセプト
  ↓
ビジネスモデル
  ↓
ビジネス、経営

という順番で、個性で選ばれる状態へと近づいていくのが個性で選ばれるビジネス。

一人ではできず。一夜にしてならず。


特に、ビジョンやコンセプトをつくるというのは、とても根気のいる時間です。が、僕にとって「有意義な時間」です。だからこそ、やれてしまうのでしょう。

相手の方と、それも何度も「壁打ち」することで、それまでぼやけていたビジョンが薄っすらと姿を表してくれる瞬間が訪れてくれるのです。

「自分が考えてることは、大したことはない」と考えていても、何度も壁打ちすることで腑に落とせたコンセプトが出来上がっていくはずです。

選ばれるコンセプトが出来上がれば、ひとり目のユーザーと出会うのもそう遠くはない未来です。ひとり目のユーザーが見つかれば、複数のユーザーと出会えるのも遠くはない予定となるはずです。

「個性で選ばれるビジネス」というのは、自分にフィットするビジネスをつくり出すこと。

「大量行動・強靭な精神力」が当たり前とされてるビジネスの世界において、自分にフィットするビジネススタイルを確立していけば良いのです。

「こうあるべき」という古いパラダイムにフィットさせるよりも、自分にフィットするパラダイムを採用すれば良いわけです。

・仕事は1日3時間
・週4回
・場所は自宅のリビング

そんな環境でも自分にフィットしていれば、「個性で選ばれる」ということに他なりません。

↓メルマガやっています↓

(3秒で登録できます)


この記事が参加している募集

マーケティングの仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?