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食・音楽・ファッションを自然体で愉しむ(bistro CACASHI 平山陽子さん)/ノーザンオカヤマのオモシロ人vol.4

こんにちは。衆楽舎のHaruです。お待たせしました!人気連載「ノーザンオカヤマのオモシロ人」のお時間です。さて、第4弾は….津山市の人気レストランからお届けします!

「ノーザンオカヤマのオモシロ人」とは、私たち衆楽舎が独自の視点でノーザンオカヤマの魅力を発掘・発信し、『人』を通じてその魅力を知っていただく連載です。衆楽舎が考える「オモシロ人」とは、”地元を面白くしたい!地域の人と楽しく繋がりたい!”と、何かを実践したり挑戦しようとしている人たち。経歴、年齢、性別、そして在住歴も問いません。初めてお読みになる方は、大好評のvol.1〜3もぜひシリーズでお読みくださいね。

vol.1 真庭市 河野文雄さん⏬

vol.2 津山市 須江健治さん⏬

vol.3 美咲町 宇佐見卓也さん⏬


連載「ノーザンオカヤマのオモシロ人」 vol.4

bistro CACASHI 平山さんご夫妻(津山市在住)その①

今回ご登場いただいたのは、津山市の大人気レストラン「bistro CACASHI」の平山さんご夫妻。私も初めて津山を訪れた時、「津山に行くならマストな店だよ!」と複数の方からお勧めされて、すぐに予約を入れてもらったお店です。

お店は、津山駅からまっすぐの今津屋橋で吉井川を渡ったすぐ近く。車がない方でも安心して行ける場所にありました。そして、一歩入ると、インテリアや佇まいがどこか北欧の雰囲気。ノーザンオカヤマって、北欧ライフスタイルと合うなと感じていたので、ドンピシャな印象に心踊りました!

古い建物をリノベした店舗
店内には北欧の照明や家具などスタイリングされています

ここは津山在住の平山さんご夫妻が2019年に始めた自然派ワインビストロ。夫の智幹(ともより)さんがオーナシェフ、妻の陽子さんがサービスを担当しています。オープン早々に評判のお店となり、遠方から目指して訪問するお客様もいれば、一杯だけワインをというご近所の方もいらっしゃる、津山を代表する人気店です。

まずは、平山さんご夫妻がどのような経緯で津山に住んでいるのか、聞いてみました!

Q)こちらで開業するまでの経緯をそれぞれ教えていただけますか?

[智幹さん]僕は大阪人なんです。大学卒業後、大阪でのサラリーマン生活を経て、東京で料理の道へ。北欧のノルウェーに渡り、在ノルウェー日本国大使館の公邸料理人をしながら現地のレストラ ンで研鑽を重ねました。 大使の任期満了と同時にそこのレストランから労働ビザを出してもらえることになり、一時帰国し津山に2年弱ほど住みましたが、当時のノルウェーの社会情勢からビザが下りず、 知り合いのオファーもあり東京でシェフとして働き、 2019年4月に津山へ移り住みました。

[陽子さん]私は津山市奥津川出身です。東京でメイクアップアーティストの元でアシスタントとしてファッションショーやファッション誌、 広告のお仕事に携わっていました。結婚を期に津山へ戻り、天満屋津山店・CLINIQUEコーナーで化粧品の販売をしていました。

なるほど!陽子さんの地元にご家族で戻られたのですね。智幹さんはノルウェーで料理人をされてたとのこと。だからお店から北欧の心地よい雰囲気が感じられたのですね。
読者の皆さん、お二人の経歴が興味深すぎますよね、、、!ということで、ここからはそれぞれにお話を伺うことにしました。

平山陽子さんにお話をうかがいました

Q)では、まずは津山ご出身の陽子さんから深掘りをさせていただきます😊
東京のファッション業界で働いていたとのことですが、趣味も多彩だそうですね。

[陽子さん]好きなものは、お酒と音楽。お酒と食事。ファッションも若い頃から好きです。 特にワインの酔いは横揺れで、私の好みの音楽にピッタリです( 笑)

Q)ビストロでのサービスのお仕事にピッタリですね!
例えば、音楽はどんなものを?

[陽子さん]主人とは音楽の趣味が8割程度ガッチリ合うので、友人を交えて20代の頃は国内のクラブや音楽イベントへよく行っていました。二十歳の頃はベルリンのイベントにも一緒に行きました。街全体で3日間に渡り行われる電子音楽のお祭りがあるんですよ。その他、ロンドンのクラブ巡りなども主人と一緒に遊びに行きました。

電子音楽で3日間!ベルリンならでは

でも、この様な音楽の話をすると誤解されやすいので、1つ説明させてください(笑)。夫婦共に【パリピ】ではないです(笑)!ただの音楽オタクということをお伝えしておきたいです。私達が知り合った頃、主人はまだ大学生でパソコンで音楽を作っている様なオタクでした。

Q)食についてはどうですか?

[陽子さん]28歳の頃、主人とデンマークのコペンハーゲンのレストランを食べ歩きました。写真は、コペンハーゲンの有名レストラン『noma(ノーマ)』のです。

智幹さん、今と雰囲気が違いますね^^

nomaといえば、ミシュラン星付きの上、英国のレストラン誌が選ぶ「世界ベストレストラン50」第1位に何度も輝いたデンマークのレストラン。地元食材にこだわり、その独創性や革新性によって『ノーマ、世界を変える料理』という映画にもなった有名店です。興味がある方はぜひ映画を見てみてくださいね。

Q)ファッションについては?

[陽子さん]津山市内では、院庄にあるセレクトショップ『Katarino』さんが好きです。 オシャレでカッコイイお品を紹介していただいています。

Q)津山で生まれ育ったとのことですが、いろんな経験をされた上で今思うノーザンオカヤマの魅力はなんでしょう?

[陽子さん]旧勝北町で津山市奥津川で生まれ育ち、約3年前に家族で戻ってきました。この辺りは、中国自動車道が便利です。

自宅玄関を開けると目の前に庭と畑があります。子ども達は虫捕り網をもって蝶々を追いかけたり、 畑仕事を手伝ってくれたりします。この光景はノーザンオカヤマでよく見る家の感じだと思います。 公園に行く予定を立てなくて済むって素晴らしい

理想的な遊び場ですね!

Q)初めて来た方に案内したい場所はありますか?

[陽子さん]「焼肉千恵」さんです。千恵のホルモンを混ぜて鉄板で焼くスタイルのお肉が焼き肉だと思って育ちました。その後、 大阪と東京に住みましたが、津山以上に満足いく焼き肉屋さんには出会えていません

写真は津山市観光サイトより

焼肉千恵
「津山で焼肉」といえば必ず名前があがる名店。お肉のクオリティが高い津山ですが、ここはその代表店で、いわゆる焼肉店というより鉄板焼きに近いお店です。津山のソウルリカーと呼ばれる「瓶チュー」を流行らせたお店との噂も。

Q)ノーザンオカヤマで一番好きな場所はどこですか?

[陽子さん]夕方に店へ出勤する道中の景色が好きです。夕暮れと街並みと音楽、たまに夕日。特にマルイ志戸部店の前を通過するくらいから始まる『Hi-tech Jazz』が宮川の橋の中間辺りで見える津山文化センターの建物と街並み、灯りはじめたオレンジ色の街灯とピッタリで、ほぼ毎日「くぅぅぅ〜、かっこいいぃ〜」ってニタニタしながら出勤しています。

Q)では、あえてノーザンオカヤマの短所を言うと...?

[陽子さん]公共の乗り物でのアクセスが不便です。

Q)これからの夢があれば教えてください。

[陽子さん]いくつになってもお酒と食事、音楽、 ファッションを愉しみたいです。そして、bistro CACASHI をノーザンオカヤマで愉しく遊べる場所の1つにしたいです。

この日も楽しい大人が集まり大賑わい
「私の憧れのご近所のお客様です。いつも凄くカッコイイんです!」(陽子さん)

いやあ、どうでしょう。陽子さん、かなりのオモシロ人でしたね!食・音楽・ファッションに自分スタイルを持ち、自然体で愉しむ生き方に憧れる方も多いのでは?bistro CACASHIがこれからどんな遊び場になっていくのか、とても楽しみです。

とても気の合うお二人。最高のパートナーですね!

シェフの智幹さんのお話は次回に!
智幹さんも相当なオモシロ人だと思いますよ😊


ノーザンオカヤマ セレクション

最後は、衆楽舎おなじみ音楽コーナー。陽子さんに、ノーザンオカヤマの大好きな場所で聴きたい曲を選んでもらいました。夜が始まる頃に聴くのにぴったり。電子音楽好きな陽子さんならではのセレクトにご注目ください〜。
Apple MusicとSpotifyのリンクを貼っておきますので、ぜひゆらゆらと。

Galaxy 2 Galaxy 『High Tech Jazz』


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最後までお読みいただきありがとうございました!次回もどうぞお楽しみに〜。
衆楽舎の広報担当、Haruでした。








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