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ノーザンオカヤマのオモシロ人vol.1 / 久世を照らすワッショイさん(河野文雄さん)

こんにちは。衆楽舎の広報担当、Haruです。私たちは、独自の視点でノーザンオカヤマの魅力を発掘・発信しています。その魅力を『人』を通じてご紹介しようという連載「ノーザンオカヤマのオモシロ人」がスタートしました!パチパチパチパチ!

連載「ノーザンオカヤマのオモシロ人」 vol.1

衆楽舎が考える「オモシロ人」とは、”地元を面白くしたい!地域の人と楽しく繋がりたい!”と、何かを実践したり挑戦しようとしている人たちです。経歴、年齢、性別、そして在住歴も問いません。
ノーザンオカヤマには、そんなオモシロ人たちがた〜くさんいらっしゃるのですが、記念すべき第1回目はどなたにしよう?と思ったときに、まず一番にお顔が浮かんだのはこの方でした。

河野文雄さん(真庭市久世在住)

いつも明るく、元気。一緒にいると面白そう!とワクワクさせてくれるのが、真庭市久世に奥さまとお子さまとお住まいの河野文雄さん。エネルギーに溢れていて、行動力がある。そして素直で真っ直ぐといった印象です。真庭市と津山市と町は違えども衆楽舎とも積極的に交流してくださり、いつも刺激をいただいています。

真庭市とは
岡山県北部で中国山地のほぼ中央に位置しており、北は鳥取県に接し、東西に約30km、南北に約50km、総面積は約828k平方メートル、岡山県下で最も大きな自治体です。酪農が盛んな蒜山高原、泉質良好な湯原温泉、のれんの町並みで知られる勝山町並み保存地区など人気観光地が充実しています。農林業が盛んで、とりわけ良質なスギ・ヒノキを産出する林業は古くからこの地を支えており、現在では木質バイオマス産業の中心地としても有名です。

河野さんがお住まいの久世(くせ)には、JR西日本の姫新線が通る可愛らしい駅舎の久世駅があります。どうやらその辺りで会えるとのことで訪ねてみました。

JR姫新線「久世駅」
ローカル線好きには堪りません
駅舎の中もきゅんきゅんしますね。

河野さんが出迎えてくれたのは、久世駅の真ん前にある「エキマエノマエ」というスペースでした。ここからは、インタビュー形式でお伝えしていきます!

行動力とエネルギー溢れた人

Q)河野さんのご職業を教えてください。

①有限会社エコライフ商友 代表取締役、②合同会社ポートレイト 現社員(元代表社員)、③合同会社わっしょいボヘミアン 代表社員、です。

Q)わぁ、たくさん…!それぞれどういうことをされているのですか?

①のエコライフは、リサイクルバイオマス業(BDF、メタン発酵など)、一般廃棄物収集をしています。②のポートレイトは、家財整理、遺品整理。③のわっしょいボヘミアンは、空家の利活用に関する企画・運営をしています。

エキマエノマエができるまで

Q)どれも地域に貢献する大切なことばかりですね。どのような経緯でそう至ったのですか?

ここ真庭市久世出身なのですが、大学進学で岡山県を出てそのまま20年は県外で暮らしていました。2012年に帰郷を決め、家業であった廃棄物処理業に従事することに。そうした中で、地域の資源循環に寄与すべくバイオマス事業を推進するようになっていきました。

また、帰郷後すぐに直面したのが地域の空家問題です。そこで、2018年に空家問題解決の一つの入口となる「片づけ」の問題にフォーカスし、お片づけのポートレイトを立ち上げました。ちょっとした片づけのお手伝いから、終活サポート、お墓掃除代行、特殊清掃などを行なっています。

同じ時期に、久世駅前の空家に出会い、有効活用しようと地域の仲間たちと一緒にリノベーションに着手しました。そして、昨年2021年にコワーキングスペースやレンタルスペース、ショップなども併設した複合施設エキマエノマエをオープン。エキマエノマエの運営や今後の空家利活用に向けて「わっしょいボヘミアン」をスタートさせました。

勝山文化センターで開催された地域で活躍している若手の活動を自ら紹介するイベントにて、「エキマエノマエ」のリノベに関してプレゼンし、想いや仲間を紹介したそうです。

勝山文化センターでのプレゼンの様子

そして完成したエキマエノマエはこちら!⏬

空き家をリノベしたエキマエノマエは地元の集いの場所に
2階建ての構造になっています
レンタルスペースではイベントやお教室などが開かれるそう
コワーキングスペース
メディアからの注目も高く大活躍の河野さん
衆楽舎のBOSS北川も手作りベンチですっかりくつろいでました

河野さんから見たノーザンオカヤマ

Q)ノーザンオカヤマの魅力を一言で言うと?

人と自然。活気と余白。

Q)余白というのは?

活気と対になる意味ではなくて、その源泉です。都会から帰ってくると最初気になったんです「アレがない、ここが不便だ」と。でもそれこそが田舎の「余白」で、ぼやいているだけでは自分も周りも何も変わらない。「余白」に自分達なりの絵を描こうとすれば「活気」が生まれるって。地元の「まにワッショイ」で活動してて気づかせてもらいました。「課題」ではなく「余白」です。もはや「レインボーゾーン」と言ってます。それがごろごろ転がってます。笑

結果、活性してる人がごろごろ居ます。笑

あともちろん時間空間的な余裕の意味もあります。いつでもBBQ出来るとか。笑

Q)なるほどー、そう捉えると何もかも前向きに感じられますね。私たちにも勇気をもらえる言葉です。では、あえてノーザンオカヤマの短所を言うと…?

海がない。

Q)確かに笑。中国山地ですもんね。
では、初めて来た方に案内したい場所はどこですか?

割烹旅館おかもとです。何しろ店主の岡本さんが「人たらし」なので、飲みにいったら何かがおきる人間交差点なんです。

明治13年創業の『割烹旅館おかもと』
店主、岡本さんは地元の人気者

割烹旅館おかもと
地元にも旅人に愛される名店。1階は、昼はお食事処、夜は居酒屋で、1人でもふらっとお食事ができるそうです。2階のお座敷は旭川の河畔なので、ゆったりと景色を楽しめ、春は対岸の「久世トンネル桜」のライトアップが人気だそう。春はお花見会席、夏は鮎やうなぎ、秋は松茸、冬は久世鴨鍋など季節ごとメニューが魅力。
https://okamoto-maniwa.com

Q)うわー。人間交差点、気になります!次回絶対行きたい!
では、ノーザンオカヤマで一番好きな場所はどこですか?

夏の川(場所は秘密にさせてください!)。帰郷してきた友達家族達と夏を満喫できるんです。飛び込み場所も三段階。

Q)秘密の場所があるなんて素敵ですねー。勝手に映画のワンシーンのような景色を想像しています笑。その秘密の場所で、聞きたい1曲を教えてください。

電気グルーヴ『虹』。パーティーの終わりに聞きたい。

Q)最近もまた何か新しい活動をされていると聞いたのですが…?

3月13日に、真庭市久世の商店街の空家を活用したミニシアタービクトリーシアター:VictoryTheaterを仲間達とオープンしました。真庭市の山崎樹一郎監督(2022年「やまぶき」ロッテルダム映画祭出品)が中心となり、映画を通したカルチャーの発信場所となれるよう活動していきますので、ぜひチェックしてみてください。

Q)なんと!ミニシアター!気になる!もっと詳しく教えてくださいー!

ということで、一度ではご紹介しきれなかったので次回に続きます!気になるミニシアターについては次の回をお楽しみにー。


ノーザンオカヤマ セレクション

最後は、衆楽舎おなじみ音楽コーナー。先ほどご紹介いただいた河野さんお気に入りのナンバーを聴きながらお別れです。秘密の場所、夏の川でのパーティの終わりを想像しながらどうぞ!

電気グルーヴ『虹』

Apple MusicとSpotifyのリンクを貼っておきますので、お好みの方でお楽しみください♬


真庭市について、詳しく知りたい方はこちらのサイトをご参考に!

久世のエキマエノマエについてはこちら!

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!次回は真庭市久世にオープンしたミニシアターについて河野さんに詳しくお話を伺います。

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衆楽舎の広報担当、Haruでした。



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