俺だって強くなりたくて…~加古川振り返り~
帰りの新幹線でこの文章を書いている。
この時間帯で新幹線に乗るつもりはさらさら無かった。当然だ。俺は個人戦に出ると決めたら毎度泣きの1回のつもりで出ることにしている。ノー勉で個人戦に出るようになった時が「将棋指し」として俺が死ぬ時だ。
加古川には2年前に出て、去年はパスした。自分の中で将棋に納得がいかなかったからだ。2年前出場した時もそれ相応の準備をしたし、1局目で倒したい相手に勝てた。準備したからだ。
今回の準備は自分の中ではそれを上回るほど自分を鍛えたつもりだ。なんせ俺