指したい相手

突然、将棋が楽しいと感じられるようになってしまった。
一体何故、どうして。
12歳くらいから奨励会を意識するようになって、それ以降「楽しい」という感情で将棋とは向き合ってこなかったのに、何故か今は楽しい。 
明らかに将棋からはもう離れてるし、定跡すらうろ覚えになってたり手癖で指したりしてしまうが、将棋にしろそれ以外のゲームでも(私の場合麻雀)強い相手と真剣に戦えることの幸せに気づいたからなのかな。まあ将棋のアマチュアは弱すぎると思ってるけどw(あーまたこういうこと書いちゃったね)

今日の記事の本題は、今の自分が指したい相手について。
沢山いる。同期で奨励会入ったメンツや、出世からは遅れて今も現役で苦しんでる弟。

みんなが自分を強くしてくれた。本当にありがとう。そして何より…


田中寅彦先生ともう一局、正座で真剣に指したい。

私の師匠であり、将棋の父である。
「プロの将棋の勉強」「プロの強くなりかた」を最初に教えてくれたのは、自分にとってはこの先生ただ一人だった。
何故か自分が奨励会の1級か初段になったくらいから指してくれなくなってしまったけれど(棋譜の添削はたまにしてもらってた)、2級の頃、クソガキだった自分が「どうせ振り飛車やったら楽勝だしたまには矢倉指してみるか」なんてナメたことしたらコテンパンどころか身ぐるみ全部剥がされたみたいな負け方して、もの凄く反省したことがある。その将棋だけじゃなく、先生と矢倉で指した将棋は僕は一度も勝たせて貰えていない(当たり前か)。



もしも、願いが叶うなら。
ちゃんと先生に教えて貰ったやり方で鍛え直して2手目84歩を指します。
矢倉でもう一番だけ、一番だけでいいです。
教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?