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読んで面白かったnote

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感想を書かせていただいたもの以外にも、面白かったnoteをまとめさせていただきます。
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#ショートショート

『違法の冷蔵庫』

「君達にはこの新型冷蔵庫を大阪支社まで運んでもらう。運び方は自由。費用はこちらで負担する…

一億円の低カロリー

「あの人、急に金回りが良くなったけど、何か悪いことでもしたの?」 「カロリー、売ったんだ…

bow
2年前
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蟻塚

 高い、細い声が夜明けの寝室につうと引かれて、私たちの時間は終わる。窓のへりに穴をあけて…

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【掌編】誘拐保険

 嵐の夜だった。  何気なく窓の外を見ると、手すりのところに男がぶら下がっていた。いや、…

【ショートショート】必要な犠牲

「おめでとうございます。厳正なる抽選の結果、あなたは今回の実験クルーに選ばれました」 …

小原Q弥
3年前
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夫にはもっと運動して欲しい【ショートショート】【閲覧注意】【#121】

 夫の誕生日プレゼントは、話題になっていた家で運動することができるゲームソフトにした。最…

たけのこ
3年前
67

【小説】 住所

 妻は、僕のストーカーだった。  僕は三十代のころ、ラジオパーソナリティの仕事をしていて、その時から妻は僕のファンだった。何度も僕宛に、「結婚してください」と書かれた手紙を送ってきては、スタッフを困らせていた。僕は、声が個性的である以外はこれといって特徴のない、凡庸な人間であったので、そんな僕に熱心なファンがいることが不思議で、そして嬉しかった。  彼女は僕よりも一回りも年下で、手紙ではしきりに僕に、どこに住んでいるのかを尋ねていた。もちろんそんな手紙に応えられるはずもなく

【小説】 白粉彫りの女

 奥様の白い胸に、いざ、針を構えました。 「よろしゅうございますね」  ええ、と奥様は艶…

〖短編小説〗1月14日は「どんと焼き」

この短編は812文字、約2分で読めます。あなたの2分を頂ければ幸いです。 *** 「えー、明…

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『小豆』

 少しくらい空気が冷えていても、ここでは、匂いを感じる。  絵の具の匂いが、鼻の奥にある…

57

『常習』

 目覚ましが鳴る前にその気配で起きることは、大抵の人にとって経験があることだと僕は思うの…

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【短編】生活問題

 仕事を変えることになった。新卒採用されたが一年を待たなかった。今度は遠方だ。実家から引…

【短編】海辺の散歩

 ホテルに泊まった。由比ガ浜の。  朝、起きて、テラスに出た。  海が見えた。  着替えて…

【短編】紙片

 今までなかったことだが掛けようとした相手の番号が携帯電話のメモリから消えている。そんな筈はないがなんらかのきっかけでデータを消去してしまったのかもしれない。或いはそもそも番号を登録していなかったのかもしれない。  わたしは三二歳だったかもしれない。会社員だったかもしれない。男性だったかもしれない。自分のプロフィルさえ時おり不鮮明になる。ただ以前に恋人がいるときは別だったのだが。例えば恋人の目が年齢からくるわたしの服装への興味への減退をきびしく監視する。わたしの年収を見張る。