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さかなのすりみ

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たましいのこえ。
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あな。

あな。

noteをはじめてから2週間。

言い換えると、失ってからその時間が立っている。

苦しさを紛らすためのnote。

吐くように書き出して、救いの言葉を求めてクリエイターの作品を放浪した2週間。

同じく苦しみから生まれた作品に、思い出す言葉がある。

「心の穴からアートは生まれる」

確かな記憶がないので原文ママではないけれども、不完全な人間だからこそ作品が生まれる。

この気持ちに意味はある。

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わからない。

わからない。

ヒロアカのくだりで、SUPER BEAVERの聴いたことのない曲の紹介をしてもらう。

冒頭の歌詞が、

とはじまり、胸がうずく。

あの日、最後の日、大切な人は「あきらめる」生き方を教えてくれた。

執着してしまう生き方、期待してしまう生き方、捨てられない生き方、ゆえに、何年も同じ苦しみとそれ以上に周りに迷惑をかけてきた。

つまるところ他人軸に生きてきた。
今も。

9月17日。大切な人との最

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らーめん。

らーめん。

好きな食べ物。らーめん。

毎日食べても飽きない。
むしろ開拓が楽しい。

今となっては、自分を壊すために食べてる。

生きたくなくて、でも自分を傷つけることが怖くて。

唯一できるのが、食べないこと、ラーメンだけ食べること。

おいしい。

それ以上に寂しい。

ちらつく影。

無理。生きる意味なんてないよ。

きぼう。

きぼう。

生きることが苦しくて。

ひとりで楽しめる生き方を足掻いてきたけど、何するにしても楽しくない。

むしろ、周りの光景が目に入るたびに、もう自分には普通な人生なんて歩めないと、余計に落ち込む。

誰かとご飯食べれるって、おいしいや美しいを話せる人がいるって、という嫉妬。

自分の人生終わった、という絶望。

変われない自分への、怒り。

もう無理、限界という、悲しみ。

日に日によくない方向へ向かっ

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りある。

りある。

日に日に絶望の暗闇が増していく。

戻れない世界。

壊れていく世界。

一度落ちた穴から這い上がれないぐらいの孤独感、絶望感。

苦しい。

死ねない。

消えたい。

助けて。

死にたいに逃げてはいけないとわかりつつ、
でも救いのない現実に死にたい気持ちが爆発する。

その間にも何もかもよくない方向へ流れいく。

むり。

むりだよ。

ゆめ。

ゆめ。

今になって、もう5年も10年も会ってない人の夢をみる。

かつての親友。

夢はシェアハウスをしてる設定になっていた。

片付けるよ。

と汚い部屋をがさがさと片付けていく。

自分は疲れきって布団の上に倒れたまま動けない。

あー、恥ずかしいもん見られたらどうしよ。

そんな気持ちのまま片付けは進んでいく。

夢の中でも、もう何年会ってないんだろうと、今は何してるんだろうと気になり、声をかけたく

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ふれる。

ふれる。

よい言葉に出会うとよい、と教えてもらったことがある。

その時はしっくりこなかったけども、この数日やっとわかってきた。

noteの書きものを散策して、クリエイターたちの言葉にふれると、心に水が染み渡る感覚になる。

普段は本を読まないし、最近はYouTubeばっかりだったけれども、言葉とnoteというシンプルな媒体に動画や出版物以上の力があるとは。

言葉が劣ってるとかではなく、リッチな情報じゃ

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27。

27。

27歳も、あと3ヶ月。

来年の未来が真っ暗すぎて、
もう今年いっぱい生きて、いなくなればいいや。
そう思い立ってから1ヶ月。

肌寒くなったタイミングで、訪れた別れ。

いよいよ本当に、希望も生きる楽しみもなくなってはじめたnote。
寝ても眠れなくて、文字を書いて、吐き出すことで、冷静でいられる。

でも、それでも苦しくて、いろいろ壊しそう。

暗闇の中、かける音楽。
プレイリストを整理すると

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こんげん。

こんげん。

好きなかき氷の味。
好きな喫茶店のにおい。
昔見ていたテレビ番組。
無意識に出てしまう口癖。
人と話す時は絶対に手を止めて話を聴く、その価値観。

日常の中の、ちょっとした好みが同じだったあの人。

普段のくらしが苦しくなるのは、目の前にあるひとつひとつが思い出させてしまうからなのか。

マニアックなボードゲームをした楽しい時間。
鉄板のいじり。
はしごしたおいしいお店たち。

もう無理。
ここま

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だれ?

だれ?

依存先を増やしたほうがいいに決まってる。

でも。

もう全部壊してしまった。

ひとりで生きるしか道が残ってない。

もう会えない人にすがることでしか、夢を見ることしか、できないよ。

執着することで余計苦しくなってるのはわかる。

手放せたらどれだけ楽になれるか。

執着しているせいで未来が来ないのも理解できる。

二度と会えない人に依存すること。
よくないとわかってても依存すること。
依存が

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くうき。

くうき。

10月1日。気温31℃。

秋なのに暑さの戻りに、服に困る。

どれだけ消え去りたくても、日常の営みを積み重ねるしかなく、むしろそこに救われている側面もあり、逆に目に入る光景の輝きに自分の価値のなさを自覚する。

比べちゃうっていうのは、やっぱりそこに憧れや期待を諦められなくて、つまるところ、捨てられたらこんな苦しい生き方しなくてもと理屈はわかる。

でも、捨てようと何年も何年も何年も重ねた結果、

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いらない。

いらない。

邪魔。

うざい。

めんどい。

関わらないで。

どれだけ自分が迷惑な存在なのか、逆の立場だったらと思うとよくわかる。

必要とされてない自分。

むしろいなくなれと願われている。

それだけ相手に押しつけ、傷つけ、負担を与え、ひどいことをしてきた。

落ち込むものの反省をせず。

反省したつもりで繰り返し。

他人の信頼を裏切り、関係を壊したのは自分。

ひとりぼっちなのは当たり前。

みん

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さいごのひ。

さいごのひ。

しあわせ。

とある老舗の喫茶店でコーヒーを頼む。

目の前にあの人。
一番大切な人。

「この雰囲気いいよね」

外の世界とは違う、ゆっくりと時間の流れる店内。
揺れるたばこの煙。
流れるクラシック音楽。

「このコーヒーおいしい」

率直な感想。
おいしさを共有できて、さらにおいしくなるコーヒー。

「今日久々に暑いね」

たわいもない話。

楽しいひととき。

「ありがとう」

わかってた、

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さけび。

さけび。

もうむり。

しにたい。

きえたい。

何度もスマホを開き、検索画面に言葉を入力。

「サポートが必要ですか?」
「頼れる機関に相談しませんか?」

思い出す、あの人と過ごした時間、日々。

自分が最も心を心許せたあの人以外に、心を開くなんてもうできない。

悲しみと後悔と絶望があふれだす。

時計の音。

仕事の時間。

元気あるように、異変のないように、ばれないように振る舞う。

コーヒーと

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