見出し画像

シロクロ製靴のロゴはこんな想いでデザインしたよ。

専門のデザインナーではないですが
先日作った、シロクロ製靴のロゴについて
こんな想いでデザインしたよ。という
話しを語ってみます。

まず、ロゴを作るきっかけはというと、

今後、靴を販売していくにあたり、
靴の中敷、靴の箱等にも
印刷することが想定され、

元々使っていた、
「シロクロ製靴」と字面だけのロゴでは
主張が強すぎると感じて、
もっと記号的な、抽象的なロゴがいいなと
思ったから。

次に、ロゴ以前に
自分が作る靴とは、
靴作りに対する姿勢とは
どういったものかを考えます。
その中から出てきたキーワードが

・シンプル
・親しみ
・真面目さ
・デザイン性
・抽象的

の5つです。
(それぞれの事柄については、
 私がどういった想い、ねらいで
 靴を作っているのか別記事にて
 説明したいと思います)

そのキーワードを元に考えたのが
白と黒の長方形を合わせて
正方形になったロゴ。

この直線や等辺のところで
「真面目さ」を表現したのですが
親しみさのカケラもない。

次に、2つの長方形の縦横比を
変えてみました。

ひとつひとつの縦横比は
黄金比にしています。
黄金比によって「デザイン性」を
また全体の幅が広がり
「親しみ」も少し出た気がします。

しかし、
もう少し靴って分かるほうがいいかな
曲線を取り入れれば、
「親しみ」が表現できるかな。
ならば、靴の羽根の部分を参考に。

これだとちょっと情報が多すぎるな。
靴ですって主張が強いな。
もう少し「抽象的」に。
なんだったら、靴って分からなくて
いいかな。

という遍歴があって
このロゴに行き着きました。

まだまだ、
やっぱり靴に寄せようかとか、
曲線の大きさ、線の太さなど
ふと気になったときに
変えていくかもしれませんが
ひとまずはこのロゴで。

ロゴをデザインする本職の方からすれば、
ロゴとも呼べない代物かもしれませんし、
どこかで見たことのあるような
ロゴかもしれません。

けれども、作った本人は
思いのほか気に入っているロゴです。
皆さまに
少しずつでも浸透してくれたら嬉しいです。

早く商品となる靴を作って
印刷する機会を増やさねばと思っております。



◀︎◀︎ 前回の記事  |  次回の記事 ▶︎▶︎

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が「いいな」と思えたら、お気軽に
右下の♡マークを押してみて下さい。
(noteアカウントの無い方でも押せます。)
   伊藤孝|シロクロ製靴(奈良の小さな靴製作所)
▼ 自己紹介
  伊藤孝 / シロクロ製靴
______________________
▼ サイトマップ
  日々のこと / 私たちについて / 周囲の人々
  大阪でのこと / 道具について / 靴の豆知識
______________________
▼ シロクロ製靴 SNS
  Twitter / Instagram / Facebook

______________________



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?