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No.59 シニア活躍 男性にエール
■最近シニアをテーマにした映画を2本観ました。一つは佐藤愛子さん原作を映画化した「90歳。何がめでたい」。草笛光子さん主演で、生きづらい世の中への怒りをストレートにエッセイにしたところ大反響があったというストーリーです。私は数年前に原作を読みましたが、当時書籍から佐藤さんのエネルギーを感じていました。映画ではベテラン女優の草笛さんから、佐藤さんそっくりのエネルギーを感じました。
もう一つの映画は
No.58 セカンドライフ お金の安心③
■前回100歳までの人生に必要なお金(不足の見通し額)は2,000万円という例をあげました。実際いくら必要かの金額は個人(世帯)ごとに違いますが、計算式は同じですのでご自分の場合に当てはめて試算してみて下さい。
見通しが不足状態になっても心配いりません。一番重要なのは人生に必要なお金をどのようにして準備するかです。人生設計の修正をすれば良いのです。
修正ポイントは大きく2つです。①60歳以降の
No.57 セカンドライフ お金の安心②
■今回はセカンドライフのお金の不安をどのように解決したら良いかがテーマです。
不安の一番の原因は、セカンドライフにどのくらいお金が必要かがわからないことです。また、根拠となる現在の家計の収支もはっきりわかっていないということはありませんか。
「わからない」が不安を大きくしている一番の原因と私は思っています。
それならばわかるために何をしたら良いか考えましょう。
①月度・年間の収入と支出を把握す
No.56 セカンドライフ お金の安心①
■会社員で50代後半になると、定年後のお金事情について不安になったりしませんか?
私も自分の貯蓄と年金だけで、100歳までお金が持つのだろうかと心配になる時期がありました。
50代半ばの時に会社で行った何かの研修で、定年後のキャッシュフロー表を作成する機会がありました。
当時は漠然と再雇用で65歳くらいまで働いて、その後のことはあまり考えていませんでした。
そのため65歳で仕事引退の設定で
No.55 加齢によって向上する能力
■再雇用の会社員の場合、加齢による能力の衰えに自信を無くされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに体力、視力(老眼)、記憶力(短期記憶)、処理スピードなどは私も加齢に伴い衰えを感じます。
しかし、国立長寿医療研究センターやハーバード大学の研究発表によると次の知的能力は加齢によって向上すると言われています。
1.知識力 2.言語力 3.空間推論力(既存の情報から未知の情報を予測) 4.
No.54 もう60歳 まだ60歳 あなたはどっち?
■60歳という年齢は個人によって受け止め方にすごい開きがあるなと最近感じます。
会社員の方は定年を迎え、同じ会社で再雇用という形で働き、職場では年長というケースも多いかもしれません。
そうすると本人は体力も知力も何も変わっていなくても、「もう60歳か」と年齢を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
一方70代、80代、更には90代で個人事業主という形でお仕事をされている方からみれば、6
No.53 投稿開始から1年 感謝!
■お陰さまで投稿開始から1年が経ちました。毎週飽きずにお読みいただき本当にありがとうございます。
毎回皆さんから送っていただく、感想や励まし、スタンプに私が元気をいただいている感じです。
1年前に「ミドルシニアのワクワク実現を応援したい」と始めた投稿でしたが、一番元気をいただいているのは私だったみたいです。
この1年「幸せってどういうこと?」「生きがい 働きがいって何?」「お金の不安はどうし
No.52 アクティブシニアの金言
■仕事の関係で50代~90代のアクティブシニア(女性店舗オーナー)9名にヒアリングする機会がありました。
48歳を底に年齢を重ねるほど幸福度は高くなるという「幸福感のU字型カーブ」と言われる調査データがありますが、実際にシニア世代と言われる方は幸せをどのように感じているか直接お話を聴きたいと思いヒアリングを行いました。
結果は予想以上に幸せを実感している方が多いということでした。仕事を続ける目
No.51 ミドルシニアこそキャリア自律
■「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2024」最優秀賞を弊社が受賞しました。受賞を記念してミドルシニアにとってのキャリア自律(キャリアオーナーシップ)について考えたいと思います。
キャリア自律とは、会社ではなく個人が自身の成長を考え、主体的にキャリア開発を行っていくことです。キャリアは会社の役職や立場ではありません。経験の蓄積です。
セカンドライフの準備として、複業を行うこともキャリア開
No.50 母の日に想うこと
■母の日にちなんで、私の93歳(昨日誕生日)の母について少しお話させていただきます。
母は93歳になりましたが、好奇心旺盛、若い人と同じことをしたいという気持ちが強いと息子ながら感じます。その要因は元来行動的な性格だったのかもしれませんが、長男の嫁という立場もあり仕事はしていましたが長年続いた姑の介護から解放されたのが65歳でした。
それからはお茶 お花 大正琴 ハーモニカなどやりたいことをい
No.49 ワークインライフという考え方
■ワークライフバランスという言葉は皆さんご存じだと思います。
仕事と生活のバランスが取れた状態のことを意味します。内閣府のホームページには「ワークライフバランス憲章」が紹介され、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならないと書かれています。
そのため働き過ぎを抑制する上で、「残業削減」「有給休暇取得」が日本の会社では叫ばれています。私も仕事と生活のバランスを考えることは
No.46 好きなこと
■今回は「好きなこと」についてお伝えしたいと思います。好きなことを仕事にできたらいいなと考える方は多いと思います。
ただ「好きなこと」と言っても人によっていろいろな解釈があります。私は「情熱を持って、夢中になるくらい興味・関心のあるテーマ」と定義しました。
好きなことのテーマは社内外、趣味など多方面に拡がりますが、時間を忘れるくらい夢中になれることが大切です。そして好きなことは、得意のように行
No.44 ボランティア初心者
■昨日地元社会福祉協議会主催の「移動サービス運転者講習」が無事修了しました。
「移動サービス」って何?と思われた方も多いと思います。説明しますと、地域で移動サービス利用の登録をしている高齢者や障がい者の方が病院へ通う際に、自宅から病院までの送迎を行うボランティア支援活動です。
研修は講義と車いすリフト車の操作2日、実車3日の計5日です。移動サービス利用者はほとんどが平日です。私は平日仕事があり
No.43 人生後半戦 フェーズ3 80代~
■今回は人生後半の行動戦略、フェーズ3です。80代~はセカンドライフの総括期です。
人生を楽しみながら家族や社会に感謝を伝えていきます。仕事は現役を終えても、学びやボランティア活動、地域社会とのつながりを持ち続けることで生きがいにつながると考えます。
家にばかりいるのも健康にも良くないです。私もリモート勤務で家で仕事をする日が続くと、運動不足で体の調子がよくありません。コロナの時に「高齢者は家