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「多裂筋」は運動療法でシンプルに鍛えれば良いわけじゃない話!

多裂筋は重要なんだけど…

多裂筋の運動療法や徒手療法ばかりしていても良くならないですよって話を機能解剖学的にお伝えするコラムにしていきます。


脊柱をコントロールする筋肉としては代表的な筋肉として「多裂筋」があります。この多裂筋に対して運動療法や徒手療法としてアプローチすることもあると思います。

そんな多裂筋のアプローチとして、多裂筋だけ考えていてはNGな理由についてもお伝えしていきます(^^)

多裂筋の運動療法は確かに重要

多裂筋の運動療法は重要


多裂筋は脊柱の動きの中でも屈曲以外の動きに作用して、背骨の微細な動きをコントロールする役割もありますし、骨盤をニューテーション方向に可動させて安定させる役割もあります。

多裂筋へのアプローチ実績

臨床においても、腰痛や脊柱の疾患、股関節疾患に対しても、多裂筋に対しての運動療法を行って症状が改善したケースも数多く経験するので、多裂筋の運動療法やアプローチは重要になってくることは間違いないと実感しています。

しかし、多裂筋が機能するためには条件があり、多裂筋だけをダイレクトにアプローチするだけではなく他の部位とのバランスだったりを考えて順序を意識して介入することも必要になってきます。

多裂筋の運動療法などアプローチをする前にはどういう機能が前提として必要になっていくかを以下で解説していきます。


多裂筋が機能するためのポイント

多裂筋が機能するための条件


結論から伝えると…

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