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体幹インナーマッスルを機能させる条件&臨床での解釈・考え方について!

今回は、体幹のインナーマッスルを機能させる条件について解説をしていきます。

「インナーマッスルを鍛える方法」など一般向けの雑誌や健康本などに書かれているケースも多いですが、ほとんどの方はインナーマッスルトレーニングをしてもトレーニングになってないことの方が多いです。


実際にインナーマッスルトレーニングをしようとしても、トレーニングにならないので、まずインナーマッスルを機能させるために必要な条件について解説していきます。


身体の9割はローカル筋

グローバル筋とローカル筋の関係

グローバル筋とローカル筋に分類することができます。

グローバル筋は腹直筋や脊柱起立筋。ローカル筋は多裂筋や腹横筋など。


こういった体の深層に近いのか、表層に近い筋肉なのかによってグローバル筋・ローカル筋という形で分類されますが、体にある筋肉のほとんどがローカル筋・インナーマッスルと言われています。

インナーマッスルは、体の深層にある筋肉のため背骨を1つ1つコントロールしたり、背骨をしっかり支持するような働きがあります。

そのため、背骨をコントロールするためには、背骨に近い部分に付着するローカル筋を働く状況になる必要性がありますし、背骨を1つ1つ上手くコントロールして動かせることはローカル筋を賦活させることにも繋がります。


インナーマッスルが鍛えられない理由

スウェイバック姿勢を例に解説

インナーマッスルトレーニングをしてもインナーマッスルトレーニングになっていない理由を解説をしていきます。

これから以下の内容や考え方・解釈の仕方がとても大切になってくるので、臨床でクライアントさんを診る時に参考にしてもらえればと思います。


例えばの話ですが…

スウェイバック姿勢は体幹ローカル筋である腹横筋や内腹斜筋などの機能が低下すると言われています。


姿勢と体幹筋群の関係性

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