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動作や姿勢に活かすための骨盤後傾の運動療法のコツ!

臨床的には、骨盤後傾は良くなくて、骨盤前傾方向への誘導が大事だというイメージがある方もいるかと思いますが、実際には骨盤後傾方向への動きを引き出すことができるのは非常に重要です。

骨盤も寛骨と仙骨から構成されいるわけなので、この関係性によって骨盤がカウンターニーテーション・ニューテーションという骨盤の位置が決まるわけです。


特に、臨床的には骨盤をカウンターニューテーションよりも骨盤をニューテーション方向に誘導していく機会の方が多く、骨盤のニューテーション方向に誘導するためには寛骨の後傾が必要になります。


その点も踏まえて、、

寛骨後傾を引き出すコツについて解説をしていきます。


骨盤のニューテーション

骨盤のニューテーションについて


骨盤のニューテーションやカウンターニューテーションは基本的には寛骨と仙骨の位置関係によって決まります。


仙骨を起こす様な方向に誘導することは運動療法でも取り入れる機会が多いかと思いますが、寛骨を後傾させるというイメージや寛骨に対してアプローチする機会はそんなに多くないのではないでしょうか?


実際に寛骨が後傾方向で安定するから、仙骨が前傾する方向への運動療法をした時に、仙骨が前傾して多裂筋などが機能するわけなので、仙骨だけを見るのではなく、寛骨に対してもアプローチが必要になってきます。


寛骨後傾のメカニズム

骨盤後傾のメカニズム


寛骨を後傾する際のメカニズムとしてですが、、

寛骨を後傾させる筋肉は様々ありますが、どこの筋肉を使って寛骨を後傾させるのかがカギになってきます。


ほとんどの良くない後傾の作り方としては、、


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