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【ハムストリングスの考え方】ハムストリングスの伸張と短縮の意味合いと運動療法!


ハムストリングスはストレッチをする代表部位だと思っていて、一般の方でもとりあえずストレッチをするとしたらハムストリングスのストレッチをされている方は非常に多いです。

臨床場面でのアプローチとしても、股関節屈曲制限があったり、坐骨神経痛の方などに対してハムストリングスのストレッチングを行う場面ももしかしたらあるのかもしれないです。

反対に、フィットネスジムに行けば必ず置いてあるレッグカールを行うマシンに関してはハムストリングスを鍛えることができるマシンであります。

これらを通して、、

ハムストリングスは鍛えるべきなのか?
反対にストレッチを念入りにするべきなのか?

そういったテーマで解説するコラムにさせて頂こうと思います。


全ては目的によるという答え

ハムストリングスを鍛えるのと伸ばすのはどちらが良いのかという答えに対しては、その時と場合や目的によるというのが全てです。

ハムストリングスが身体にどういった影響を与えているのかを把握して、それに対して目的の動作や姿勢などを獲得するためにハムストリングスに対してはストレッチを入れた方が良いのか。反対に鍛えた方がいいのかが決まってきます。

ハムストリングスに対する介入に対して

ハムストリングスをストレッチするケースに関しては、ハムストリングスをストレッチすることによって、骨盤は前傾方向・膝関節は伸展方向に動きやすくなります。

反対に、ハムストリングスを鍛えたりトレーニングすることによって、骨盤は後傾方向・膝関節は屈曲方向に動きやすくなります。


当たり前の話ではありますが、、

ストレッチやトレーニングをすることで得られるメリットはあっても、反対に生じる可能性があるデメリットまで押さえておく必要性があります。

その辺りを踏まえて以下で解説をしていきます。

ハムストリングスを伸張する目的

ハムストリングスをストレッチする目的に関してですが、上記でもお伝えしたようにハムストリングスが伸張する様になると、「骨盤前傾方向・膝関節伸展方向」に動きやすくなります。

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