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【ケーススタディ】変形性膝関節症に対する運動療法の考え方・アプローチ

今回に関しては、実際に自分が診ているお客様の身体状況を元にこういうケースやこういう捉え方もできますよという様な視点でお伝えする様なコラムにできればと思います。

そのため、今回お伝えする内容が正解というわけではなく1つの捉え方として受け取って頂けると幸いです。

膝関節へのメカニカルストレスの軽減

そして、膝関節の局所的なアプローチをすることも前提として、今回はメカニカルストレスなど膝関節に生じている外部ストレスを軽減させていくことを目的とした内容をお伝えします。

クライアントの主訴について

クライアントの主訴について

実際に自分自身が診ているお客様なので、架空の想像ではなく実際にこの方に対してのアプローチを選択する必要性があります。


クラアントの主訴としては、、

左変形性膝関節症と診断されており、歩行をした際の左膝関節の痛みの改善と今以上の変形が進行しない様にしたい。

そういうことが主訴としてありました。


変形性膝関節症に対しても、片側だけ生じている方も少なくない状態であり、左右差であったり、右膝関節に痛みは出ないのに左膝関節だけなぜ痛みが生じるのかを考える必要性があります。


立位姿勢・動作の評価について

立位姿勢・動きの確認について

今回は、姿勢や動作の評価において様々な評価を行った中でも特徴的だった動きにピックアップしてお伝えしていきます。


骨盤後傾+骨盤後方回旋

立位姿勢において患側の骨盤後傾位になっており、動的な評価においても骨盤からの後方回旋テストを行った際に左側の方が圧倒的に振り返りがしやすく、骨盤右回旋は制限がある状態になっていました。

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