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血流整体をはじめる方の必読マガジン

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血流整体的「軽擦法」

血流整体的「軽擦法」

軽擦法とは、いわゆる摩擦療法で、一般的には施術の最初に挨拶程度に用いられる事が多く、あまり重要視されていません。

対して、血流整体において軽擦法には大変重要な役割があります。
血流整体では、手技と手技の隙間の手の移動には常に軽擦を使用します。
例えば、臀部の施術から大腿部の施術に移行する際も軽擦により掌をスライド移動させます。

血流整体では、施術中の掌の接地面の大きさや、接地方法に大きな意味を

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血流整体スクールの詳細

血流整体スクールの詳細

明らかな施術効果で他を引き離す!

不思議だと思いませんか?
他の整体院等で効果が出せない症状なども、当院では一度の施術で大きな効果を見せ、施術効果が1ヶ月以上長持ちする。なぜこのような結果につながるのかについては明確に理由があります。偶然やたまたまではなく、その方法があるのです。
その秘密は血流整体セミナーにて公開します!
血流整体スクールへの入会は血流整体セミナーの参加が必要となります。

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血流整体はもみ返しが起きない

血流整体はもみ返しが起きない

いわゆる「揉み返し」とは、施術後の不快な症状の総称で、一般的には筋繊維および筋膜の軽度損傷と考えられています。
手技療法等の施術で、外部からの物理的な刺激により筋膜組織等に微細なキズが付いたりした時に現れる炎症のことです。

【血流整体はなぜ、強い施術なのに揉み返しが起きないの?】
と、お客様からたびたび問われます。
答えは次の2つです。

①血流整体は、圧を掛けるポイントを点ではなく線や面でアプ

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浮腫(むくみ)の主な原因

浮腫(むくみ)の主な原因

心臓の機能障害により、静脈血を心臓に引き込む力が弱まり静脈血管内の水分量がうっ滞を起こす。それにより組織に染み出た水分の回収力が減少し、浮腫となる。

肝機能の障害によりアルブミンを合成機能が低下し、膠質浸透圧が低下する。これにより浮腫が生じる。

腎機能低下により水分の排泄量が低下し、浮腫となる。(ネフローゼ症候群)

リンパ管の障害により余分な組織の水分を回収する機能が低下し、浮腫が生じる。

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血流整体の立ち位置 「治療」ではなく「健康法」。

血流整体の立ち位置 「治療」ではなく「健康法」。

血流整体はさまざまな不調の状態に絶大な効果を発揮するという特徴があります。肩こり、首こり、頭痛、腰痛、疲労、その他にもあらゆる未病に有効な効果を発揮します。
血流整体は全身に隙間なく血流を満たすというとてもシンプルな施術内容で、基本的にはどのような症状にも「血流整体」という一つの手技を用いて施術を行います。
症状別にさまざまなテクニックを使い分ける「治療」的な要素は少なく、必要な部位に対し血流整体

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筋酸欠による広範囲の浮腫

筋酸欠による広範囲の浮腫

筋酸欠に伴って体に現れるのが、浮腫みです。これは、いわゆるデスクワーク等で足に起きる浮腫みとは少し違い、疲労(筋酸欠)により起こるもので、部分的というより体全体や広範囲に出現します。

筋酸欠による血行不良で、毛細血管の血流が悪くなった状態です。

毛細血管に豊富な流れがないために、血管の外でうっ滞している間質液(老廃物を含む)を血管内の流れに引き込むことが出来ずに、浮腫みとなっています。

血流

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血流があらゆる未病を救う!

血流があらゆる未病を救う!

肩こり、腰痛、頭痛の裏には血行不良が隠れています。また、便秘、冷え性、むくみ、イライラ、生理痛など、あらゆる未病の裏にも血流の不足が隠れています。血流は健康維持にとって基礎であり、酸素や栄養を全身に運び、不要な老廃物を回収する大切な機能です。沢山の血液が全身を満たしていればこそ複雑な体の機能は正常に働くことが出来ます。筋肉も血流が満たされてこそ柔軟さとパワーを備え、一方で血流が不十分な筋肉は萎縮や

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筋酸欠と血流整体

筋酸欠と血流整体

血流整体後に感じられる代表的な変化は疲労回復です。

日本疲労学会では、疲労は以下のような定義がされています。「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」とても難解なうえに的を得にくい表現です。

そこで、当院としては、この疲労を一言で「筋酸欠」と呼び、全身の血流悪化からあらゆるパフォーマンスが発揮出来ない状態として

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組織はなぜ酸欠を起こしてしまうのか。

組織はなぜ酸欠を起こしてしまうのか。

酸素は、呼吸により肺から血管に移動し、血流により全身の毛細血管、そして組織まで運ばれます。

その過程で血液の中の血漿成分(水分)は酸素や栄養成分と一緒に毛細血管に開いた隙間から外に漏れ出て、組織内(間質液)に滲入していきます。その時、酸素と栄養成分は組織内の細胞へ、細胞から出た二酸化炭素や老廃物は再び血管内へ戻っていきます。

しかし疲労により体が緊張状態にあると、血管は収縮し毛細血管での血流や

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血流整体とは?

血流整体とは?

血流整体の「血流」とは

血流整体が示す「血流」とは心臓から出て動脈、静脈を経てまた心臓に戻ってくるという大きな循環と、その先の、毛細血管、間質液、細胞を流れる微小循環を指しています。

微小循環

血流は、動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→静脈と流れています。
血管を流れる血液は血管内で何度も枝分かれを繰り返したあと、細動脈を経由して毛細血管までたどり着いたら、毛細血管の内皮細胞の隙間から、タンパ

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はじめに 自己紹介

はじめに 自己紹介

「血流整体」は私、須田慎介が20年以上の歳月をかけて紡ぎ出しました整体手技のことです。
私が代表を務めます、たまプラーザの整体院「Sin整体術」には血流整体を求めて毎日全国からお客様がいらしてくださいます。
毎月中旬に2か月先の予約受付を開始しますが、私、須田慎介の予約枠約120席が1時間以内に満席となります。

これほどの人気を集める血流整体ですが、成り立ちは私の感覚と経験と疑問から起こっていま

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