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企業研修の効果を高めるためにできること

企業主催または何社かまとまった集合研修などを担当することが多く、事前に何が課題で、どんなことを習得して欲しいか。など、かなり多くの時間を使って、打ち合わせをしたうえで、登壇させてもらっています。

研修1本(1日)とはいえ、担当者をはじめ、各所それぞれに知恵を絞り、予算を絞り出し、受講される方の負荷を減らしつつも何がベストかを検討しています。当たり前ではあるのですが、「効果的な研修」とは何か、ざっくり言えば「良い研修」って何だろう・・・と登壇するギリギリまで考えます。

受講された方にとって、
参加してよかった
来てよかった
実践してみたいことが見えてきた
今までやってきたことがこれで良かった!と確信を持てた
これまでモヤモヤしていたことが、すっきりした
現場に持ちかえって、みんなに共有したい
仕事の成果に繋がった
仕事がしやすくなった
仕事以外の場面でも活かすことができた
リフレッシュになった
やる気が出た

など、その場で終わりになることがないこと。少しでも役に立つことや何かどこかで思い出すようなヒントや引き出しになるように。ということを願っています。
それが、少なからず「良い研修」だと思いますし、依頼された企業側の(主催者の)満足になるはずです。

では、数時間(多くて数日)の研修の効果を最大限発揮するには!?

reflection(振り返り)をすることが1つの方法だと考えます。

研修を受講したご本人の振り返りはもちろんですが、よほどの優秀な方以外、研修というストレスから解放されたらほっとして終わり又は研修レポートや報告書などを書いて一区切りということが多いですよね。

研修依頼してくださる担当者の方に度々お伝えしていることは、直属の上司が「昨日(一昨日)の研修、どうだった?」「どんな内容だった?」など、興味を持って必ず一言聞いて欲しい。とお願いしています。

1日でおよそ70%ほど記憶は消えてしまう。ということを想定するとしたら、翌日(遅くとも次の出勤日)には、「どうだった?」ともう一度思い出すこと、言語化することで、多少効果は上がると考えます。


もし、この投稿をご覧いただいた方が、上司という立場でいらっしゃるのでしたら、ぜひ部下が研修や非日常の場面を経験する機会がありましたら、ヒアリングしてみてください。
そして、ご自身が研修なりワークの場に足を運ばれたのであれば、強制的にでも”誰か”に1分でも良いので「この前、こんな研修に行ったんだけれど、こんなことを聞いたんだ」ということをしてみませんか。

案外、研修時にはわかったつもりでも、言葉にしてみると、あれ?なんだっけ・・・??とか、うまく伝えられなかったりと言うことがあると思います。
優秀か否かじゃなく、そもそも人は忘れる生き物であることは皆同じ。
でも振り返りをする機会を設けることができるか否かは、自分次第(上司次第とも)

ぜひ、トライすることをお勧めします♪




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